ヘタレ車掌の戯言 -18ページ目

ヘタレ車掌の戯言

毎日惰性だけで生きているヘタレ車掌の日常です。

5008F

クモハ5008-モハ5009-サハ5504-モハ5239-モハ5254-クハ5604(モハ5239-モハ5254は山陽5030系5030系

1986年7月に3両固定編成(クモハ5008-モハ5009-クハ5604)で導入された山陽電車山陽5000系5000系の5編成目です。

 

山陽5008 西代駅 19911007

山陽電車山陽5000系5000系クモハ5008の山陽姫路行き特急 西代駅にて1991年10月7日撮影

 

山陽5008 久寿川~今津間20090322

山陽電車山陽5000系5000系クモハ5008の梅田行き直通特急 阪神電車本線久寿川駅にて2009年3月22日撮影

 


山陽電車山陽5000系5000系クモハ5008の梅田行き直通特急 大塩~的形間にて2016年1月30日撮影

 

山陽5008&5010 東二見検車区 20171028①

山陽電車山陽5000系5000系“110周年記念号クモハ5008㊧と山陽5000系5000系“Meet Colors!台湾号クモハ5010㊨ 東二見検車区にて2017年10月28日撮影

 

山陽5008 須磨浦公園~山陽塩屋間 20171110

山陽電車山陽5000系5000系“110周年記念号クモハ5008の梅田行き直通特急 須磨浦公園~山陽塩屋間にて2017年11月10日撮影

 

山陽5008 尾上の松~高砂間 20171111②

山陽電車山陽5000系5000系“110周年記念号クモハ5008の梅田行き直通特急 尾上の松~高砂間にて2017年11月11日撮影

 


山陽電車山陽5000系5000系クハ5604の山陽姫路行き直通特急 香櫨園駅にて2016年1月29日撮影

1991年にサハ5504(1990年6月導入…当初はほぼ同時期に導入された5020Fに組込み)を組込んで4両固定編成化されています。このサハ5504は台 車が円筒案内式から軸梁式(KW-94)に変更された他、扉間の座席が自動転換可能な転換クロスシートを採用しています。その後2000年10月に山陽5030系5030系モハ5239-モハ5254を組込んで6両固定編成化されています。

山陽5030系5030系モハ5239-モハ5254組込みに前後して阪神電車の列車種類選別装置や非常連結に備えた連結器アダプタ搭載などが実施され、この改造に併せて、前面貫通扉に設置されていた渡り板は避難はしご装着に対応したステップに交換されています。その後、2009年以降の定期検査でモハ5009のパンタグラフを下枠交差型(PK-80)に交換、2012年頃から前面下部のスカートが切り欠きの大きいものに交換、阪神電車本線での混雑緩和対策として、2014年以降にクモハ5008の固定クロスシートがロングシート化されています。

この編成は、2005年にテレビNHK大河ドラマ“義経”関連で“源平の戦い”のラッピングが、2017年に“山陽電車110周年・須磨浦ロープウェイ60周年”のラッピングが実施されています。

 

5010F

クモハ5010-モハ5011-サハ5505-モハ5241-モハ5255-クハ5605(モハ5241-モハ5255は山陽5030系5030系

1986年7月に3両固定編成(クモハ5010-モハ5011-クハ5605)で導入された山陽電車山陽5000系5000系の6編成目です。

 

山陽5010 杭瀬~大物間 200605

山陽電車山陽5000系5000系クモハ5010の梅田行き直通特急 阪神電車本線杭瀬駅にて2006年5月撮影

 

山陽5010 久寿川~今津間 20081023

山陽電車山陽5000系5000系クモハ5010の梅田行き直通特急 阪神電車本線久寿川駅にて2008年10月23日撮影

 

山陽5008&5010 東二見検車区 20171028②

山陽電車山陽5000系5000系“110周年記念号クモハ5008㊧と山陽5000系5000系“Meet Colors!台湾号クモハ5010㊨ 東二見検車区にて2017年10月28日撮影

 

山陽5010 須磨浦公園~山陽塩屋間 20171111③
山陽電車山陽5000系5000系“Meet Colors!台湾号クモハ5010の梅田行き直通特急 須磨浦公園~山陽塩屋間にて2017年11月11日撮影
 

山陽5010 尾上の松~高砂間 20171111

山陽電車山陽5000系5000系“Meet Colors!台湾号クモハ5010の梅田行き直通特急 尾上の松~高砂間にて2017年11月11日撮影 

 

 

山陽5605 八家~的形間 20160522

山陽電車山陽5000系5000系クハ5605の山陽姫路行き直通特急 八家~的形間にて2016年5月22日撮影 

 

山陽5605 山陽塩屋~須磨浦公園間 20171110①
山陽電車山陽5000系5000系“Meet Colors!台湾号クハ5605の山陽姫路行き直通特急 山陽塩屋~須磨浦公園間にて2017年11月10日撮影

 

山陽5605 滝の茶屋~山陽塩屋間 20171110
山陽電車山陽5000系5000系“Meet Colors!台湾号クハ5605の山陽姫路行き直通特急  滝の茶屋駅にて2017年11月10日撮影

1991年にサハ5505(1990年6月導入…当初はほぼ同時期に導入された5022Fに組込み)を組込んで4両固定編成化されています。このサハ5505は台 車が円筒案内式から軸梁式(KW-94)に変更された他、、扉間の座席が自動転換可能な転換クロスシートを採用しています。その後2000年11月に山陽5030系5030系モハ5241-モハ5255を組込んで6両固定編成化されています。

山陽5030系5030系モハ5241-モハ5255組込みに前後して阪神電車の列車種類選別装置や非常連結に備えた連結器アダプタ搭載などが実施され、この改造に併せて、前面貫通扉に設置されていた渡り板は避難はしご装着に対応したステップに交換されています。また、これに前後して側面表示幕がLED表示に改造されています。その後、2009年以降の定期検査でモハ5011のパンタグラフを下枠交差型(PK-80)に交換、2012年頃から前面下部のスカートが切り欠きの大きいものに交換、阪神電車本線での混雑緩和対策として、2014年以降にクモハ5010の固定クロスシートがロングシート化されています。

この編成は2005年に阪神タイガース優勝記念ラッピングが、2017年からMeet Colors!台湾号として、台湾台湾の観光スポットや名産品などをあしらったラッピングが施されています。

 

5012F

クモハ5012-モハ5013-サハ5506-モハ5206-モハ5207-クハ5606

1986年8月に3両固定編成(クモハ5012-モハ5013-クハ5606)で導入された山陽電車山陽5000系5000系の7編成目で、この編成ではボルスタレス台 車(KW-73・KW-74…軸箱支持は軸梁式)を試用しています。

 

山陽5012 杭瀬~大物間 200605

山陽電車山陽5000系5000系クモハ5012の梅田行き直通特急  阪神電車本線杭瀬駅にて2006年5月撮影

 


山陽電車山陽5000系5000系クモハ5012の回送 大塩~的形間にて2016年1月30日撮影

 

山陽5012 須磨浦公園~山陽塩屋間 20171111②

山陽電車山陽5000系5000系クモハ5012の梅田行き直通特急 須磨浦公園~山陽塩屋間にて2017年11月11日撮影

 

山陽5606 須磨浦公園~山陽須磨間 19940223

山陽電車山陽5000系5000系クハ5606の山陽姫路行き特急 須磨浦公園~山陽須磨間にて1994年2月23日撮影

 

山陽5606 高砂~尾上の松間 20160522

山陽電車山陽5000系5000系クハ5606の山陽姫路行き直通特急 高砂~尾上の松間にて2016年5月22日撮影

 

山陽電車山陽5000系5000系クハ5606の山陽姫路行き直通特急 香櫨園駅にて2016年1月29日撮影

1990年にボルスタレス台 車(KW-73・KW74)を5018Fの通常のボルスタ付き円筒案内式台車(KW-35・KW-36A)に交換しています。外されたボルスタレス台 車は5018Fで使用されることになりますが、そちらも程なくしてボルスタ付き軸梁式台車(KWKW-93・KW-94)に再交換されています。山陽電車としては急曲線通過性能の観点からボルスタレス台 車はなじまないと判断したようで、以降、現在に至るまでボルスタレス台 車の採用はありません。追って1990年12月にサハ5506を組込んで4両固定編成化されています。このサハ5505は台 車が円筒案内式から軸梁式(KW-94)に変更された他、、扉間の座席が自動転換可能な転換クロスシートを採用しています。その後1995年6月にモハ5206-モハ5207を組込んで6両固定編成化されています。この時組込まれたモハ5206-モハ5207は側窓の一部が固定化されていて、車端部は扉側が、扉間は中央部が大きな固定窓となっており、車端部の連結側と扉間の扉側が上段下降・下段固定の2段式となっています(窓柱は無着色のアルミ地)。 1998年2月の直通特急運転開始に備えて阪神電車の列車種類選別装置や非常連結に備えた連結器アダプタ搭載などが実施され、この改造に併せて、前面貫通扉に設置されていた渡り板は避難はしご装着に対応したステップに交換されています。その後、2007年以降の定期検査でパンタグラフを下枠交差型(PK-80)に交換、2012年頃から前面下部のスカートが切り欠きの大きいものに交換、阪神電車本線での混雑緩和対策として、2014年以降にクモハ5012の固定クロスシートがロングシート化されています。

 

5012F(→後に5018F)が装備していたKW-73・KW74ボルスタレス台 車(台 車枠と空気ばねのみ) 東二見検車区にて1994年2月23日撮影
 
ここまでが1986年導入の編成となります。次回は1988年導入の5014F以降です。
 
 
 

 

 

5002F

クモハ5002-モハ5003-サハ5501-クハ5601

1986年6月に3両固定編成(クモハ5002-モハ5003-クハ5601)で導入された山陽電車山陽5000系5000系の2編成目です。5000F同様の仕様ですが、窓柱は無塗装のアルミ地肌です。山陽電車では、車号が“1”ではなく“0”から付番されていることと、クモハ5000形とモハ5000形が偶数奇数の連番である一方で、クハ5600形とサハ5500形はそれぞれ5600と5500から付番されているので、山陽5000系5000系ではトップナンバー編成を除いて編成両端の車号末尾が一致しません(ただし、クモハ5000形の車号が2つずつ進むのに対して、クハ5600形は1つずつしか進まないので、クハ5600形の末尾2桁の倍数がクモハ5000形の末尾2桁になるになるという法則性があります。山陽5030系5030系では編成両端がクハ5630形で、大阪方が偶数、姫路方が奇数の連番になります)。

 

山陽5002 須磨浦公園~山陽塩屋間 20171111②

山陽電車山陽5000系5000系クモハ5002の東須磨行き普通 須磨浦公園~山陽塩屋間にて2017年11月11日撮影

 

山陽5601 高砂~尾上の松間 20160522

山陽山陽5000系5000系クハ5601の山陽姫路行き普通 高砂~尾上の松間にて2016年5月22日撮影

5000Fと同様の経緯で、1988年5月にサハ5501を組込んで現在の4両固定編成になっています。1998年の阪神電車本線梅田駅まで直通の直通特急運転開始に際しては阪神電車の列車種類選別装置や非常連結に備えた連結器アダプタ搭載などの改造は5000F同様に実施され、この改造に併せて、前面貫通扉に設置されていた渡り板は避難はしご装着に対応したステップに交換されています。その後、2007年以降の定期検査でひし形のパンタグラフが下枠交差型(PK-80)に交換、2012年頃から前面下部のスカートが切り欠きの大きいものに交換されています。この編成は、一時期側面表示幕がLED表示となっていましたが、現在は字幕式に戻っています。5000Fとともに、山陽5000系5000系初の4両固定編成となった2編成が、現在も4両固定編成で残っているのは偶然でしょうか?(笑)。

 

5004F

クモハ5004-モハ5005-サハ5502-モハ5235-モハ5252-クハ5602(モハ5235-モハ5252は山陽5030系5030系

1986年6月に3両固定編成(クモハ5004-モハ5005-クハ5602)で導入された山陽電車山陽5000系5000系の3編成目です。

 

山陽5004 久寿川~今津間 20081017

山陽電車山陽5000系5000系クモハ5004の梅田行き直通特急 阪神電車本線久寿川駅にて2008年10月17日撮影

 

山陽5602 八家~的形間 20160522

山陽電車山陽5000系5000系クハ5602の山陽姫路行き直通特急 八家~的形間にて2016年5月22日撮影

1989年5月にサハ5502を組込んで4両固定編成化、2000年4月に山陽5030系5030系モハ5235-モハ5252を組込んで6両固定編成化されています。ここで組込まれたのが山陽5000系5000系ではなくVVVF制御の山陽5030系5030系なのは、2000系廃車・2300系電装解除に伴う発生品を用いた主電動機のやりくりが難しくなったのと、今更直流電動機車を新造するのも得策でないという判断もあったのではないかと推測されます。山陽5030系5030系については5630F・5632Fの記事で改めて記述する予定なので、ここでは軽く触れるにとどめておきます。外観的には当初よりパンタグラフが下枠交差型(PK-80)を採用したこと、冷房装置の形状が変わったこと、側窓形状が変わったこと(山陽5000系5000系の全側窓が上段下降・下段固定の2段式に対し、車端部は扉側、扉間は中央部が大きな固定窓)、山陽5030系5030系同士の連結部には転落防止外幌が当初より設置(後に全連結部に設置)などの特徴が見受けられます。車内は編成単位で1997年に導入された山陽5030系5030系5630F・5632F同様、座席は扉間2列-1列の転換クロスシート、車端部ロングシートの構成になっていますが、5630F・5632Fと異なり浜側1列-山側2列の配置となっています。また、連結面の貫通扉は戸袋が浜側に統一され、戸袋ではない山側の窓が若干小さくなっています。床下機器はVVVF制御なので当然山陽5000系5000系とは異なる他、台 車も軸梁式のKW-93Aとなっています。なお、山陽5030系5030系5630F・5632Fで新たに採用された車内LED表示器や通話型の非常通報装置は山陽5000系5000系が未対応なので準備工事にとどめられている他、側面表示器は字幕式(山陽5000系5000系からの流用品)となっています。山陽5030系5030系モハ5235-モハ5252組込みはは2001年3月の直通特急増発に対応するものだったので、当然これに前後して阪神電車の列車種類選別装置や非常連結に備えた連結器アダプタ搭載などが実施され、この改造に併せて、前面貫通扉に設置されていた渡り板は避難はしご装着に対応したステップに交換されています。その後、2007年以降の定期検査でモハ5005のパンタグラフを下枠交差型(PK-80)に交換、2012年に前面下部のスカートが切り欠きの大きいものに交換、阪神電車本線での混雑緩和対策として、2014年以降にクモハ5004の固定クロスシートがロングシート化されています。

現在この編成は神戸市の川崎重工で目下リニューアル工事を実施中とのことですが、カラーリングや編成・機器構成、一部車号なども変化しているようです。

 

5006F

クモハ5006-モハ5007-サハ5503-モハ5237-モハ5253-クハ5603(モハ5237-モハ5253は山陽5030系5030系

1986年7月に3両固定編成(クモハ5006-モハ5007-クハ5603)で導入された山陽電車山陽5000系5000系の4編成目です。

 

山陽5006 杭瀬~大物間 200605

山陽電車山陽5000系5000系クモハ5006の梅田行き直通特急 阪神電車本線杭瀬駅にて2006年5月撮影

 

山陽5006 須磨浦公園~山陽塩屋間 20171111

山陽電車山陽5000系5000系クモハ5006の梅田行き直通特急 須磨浦公園~山陽塩屋間にて2017年11月11日撮影

 

山陽5603&5610 東二見工場 19940223

山陽電車山陽5000系5000系クハ5603㊧と山陽5030系5000系クハ5610 東二見工場にて1994年2月23日撮影

この当時の5006Fはまだ4両固定編成で、クハ5603の後ろはサハ5503でした。

 

山陽5603 阪神神戸三宮駅 20171028

山陽電車山陽5000系5000系クハ5603の山陽姫路行き直通特急 阪神電車本線阪神神戸三宮駅にて2017年10月28日撮影

1989年5月にサハ5503を組込んで4両固定編成化、2000年10月に山陽5030系5030系モハ5237-モハ5253を組込んで6両固定編成化されています。

山陽5030系5030系モハ5237-モハ5253組込みに前後して阪神電車の列車種類選別装置や非常連結に備えた連結器アダプタ搭載などが実施され、この改造に併せて、前面貫通扉に設置されていた渡り板は避難はしご装着に対応したステップに交換されています。その後、2007年以降の定期検査でモハ5007のパンタグラフを下枠交差型(PK-80)に交換、2012年頃から前面下部のスカートが切り欠きの大きいものに交換、阪神電車本線での混雑緩和対策として、2014年以降にクモハ5006の固定クロスシートがロングシート化されています。

この編成は2003年にテレビNHK大河ドラマ“武蔵 MUSASHI”関連で“播磨の武蔵”のラッピングが実施されています

 

次回は5008F以降です。

 

 

 

前回記事で触れたように、今回から山陽電車山陽5000系5000系各編成について書いていきます。

 

山陽電車山陽5000系5000系はつりかけ駆動の旧型車を一掃するために1986年から導入された車両です。車体は山陽3000系(アルミ)3050系に続く川崎重工が開発した新工法アルミ製車体(大型押出型材を多用した構造)です。1964年から導入された山陽3000系(アルミ初期車)3000系から続く丸みの目立つ形状から直線的な形状にフルモデルチェンジされましたが、前面窓のパノラミックウインドウや、国鉄の近郊型電車みたいな高運転台構造、運転士側のみ前後方向に拡大された乗務員室などに山陽3000系(アルミ初期車)3000系からの系譜が感じられます。車内は山陽3000系(アルミ)3050系同様、FRP成型品を多用した内装となりましたが、扉間の座席には山陽電車としては約15年ぶりのクロスシートを採用しています。そのクロスシートは、中央扉を境にそれぞれ車端側を向いた集団離反型の固定クロスシートを採用し、茶系の座席の色とロマンスシートを掛け合わせたマロンシートカーとの愛称が付けられていました。性能面では、国鉄マーク(JNR)国鉄JR東日本205系山手線205系で実用化した界磁添加励磁制御を採用し、山陽3000系(アルミ初期車)3000系山陽3000系(アルミ)3050系と同じ形式の主電動機を用いていながら回生ブレーキを使用可能としています。ブレーキ方式はこれまた山陽電車初の全電気指令式のHRDA-1を採用し、これに伴って運転台も従来方式の縦軸回転式の主幹制御器(マスコン)とブレーキ弁から、マスコン・ブレーキ操作とも横軸型前後操作のデスク型となっています。屋上の冷房装置は山陽3000系(アルミ)3050系の分散型から集中型(1986年の時点で山陽3000系(旧塗装・登場時)3000系冷房改造車の中間電動車にのみ採用)に変更された一方で、パンタグラフは冷房装置の集中型への変更によってスペースに余裕ができたことから山陽3000系(アルミ)3050系のような下枠交差型ではなくひし形のパンタグラフ(PK-55)に戻っています(廃車発生品の有効活用)。旧型車代替が導入当初の目的であったため、編成は3両固定編成で、普通専用でした。台 車は山陽3000系(アルミ)3050系アルミ車と同系の円筒案内式KW-35B・KW36-Bを採用していますが、増備途上で軸梁式への変更や試験的なボルスタレス式採用もありました。それでは各編成を見ていきましょう(笑)。

 

 

5000F

クモハ5000-モハ5001-サハ5500-クハ5600

1986年6月に3両固定編成(クモハ5000-モハ5001-クハ5600)で導入された山陽電車山陽5000系5000系のトップナンバー編成です。前面貫通扉周囲は幌取付座なし、前面帯は側面より太めで斜めカットなし、側面窓は先頭車車掌側側面乗務員室直近の戸袋窓を除いて2段窓となっています。2段窓は上段のみフリーストップ下降式で、下段は固定です。この編成のみ窓柱が黒くなっています。

 

山陽5000 須磨浦公園~山陽塩屋間 20171110

山陽電車山陽5000系5000系クモハ5000の阪急神戸三宮行き普通 須磨浦公園~山陽塩屋間にて2017年11月10日撮影

3両固定編成では特急運用に就くことはなく(当時の特急は4両編成)、導入当初は普通専用でしたが、山陽5000系5000系特急運用を期待する声に応えるべく、1988年5月にサハ5500を組込んで現在の4両固定編成になっています。1998年の阪神電車本線梅田駅まで直通の直通特急運転開始に際しては阪神電車の列車種類選別装置や非常連結に備えた連結器アダプタ搭載などの改造が実施されていますが、これらは通常4両編成の5000Fと5002Fについても6両固定編成の不測の事態に対応するため、使用不能編成から中間車を流用して6両固定編成化の上直通特急に充当される可能性があることから、6両固定編成同様に改造が実施されています。この改造に併せて、前面貫通扉に設置されていた渡り板は避難はしご装着に対応したステップに交換されています。その後、2007年以降の定期検査でひし形のパンタグラフが下枠交差型(PK-80)に交換、2012年頃から前面下部のスカートが切り欠きの大きいものに交換されています。この編成は、側面表示幕がLED表示に改造されています(従来の表示幕装置は5030系の5000系組み込み車に転用)。

 

山陽5000&2000 東二見検車区 19900425②

山陽電車山陽5000系5000系クモハ5000㊧と2000系クモハ2000㊨ 東二見検車区にて1990年4月25日撮影

上の2017年撮影のクモハ5000とはスカートの形状が異なる他、貫通扉のステップが渡り板になっているなどの差異があります。ちらりと見える赤い円のシンボルマークも懐かしいです。

 

山陽5600 山陽塩屋駅 20171110

山陽電車山陽5000系5000系クハ5600の山陽姫路行き普通 山陽塩屋駅にて2017年11月10日撮影

 

次回は5002Fです。

 

 

 

 

 

実は去年11月の山陽電車撮り鉄以降、遠征らしい遠征をしていません(笑)。その撮り鉄記事を書き終えてから、次に何を書こうか考えていて、ふと思ったのが山陽電車5000系の各編成(5030系も含めて14編成)についてとりあえず写真が揃うのでないかと画像フォルダを眺めながら気が付きまして、しばらくこれでネタを埋めていこうかと思っていますので、よろしければお付き合いください(笑)。

山陽5000&2000 東二見検車区 19900425②

山陽電車山陽5000系5000系クモハ5000㊧と2000系クモハ2000㊨ 東二見検車区にて1990年4月25日撮影

トップナンバー並びです。クモハ2000は廃車後もしばらく残っていましたが、直通特急増発に伴う所用車両増の影響(留置車両の増加)で、残念ながら解体されてしまいました。この当時はギリギリ現役でしたが、極力運用しないようにしていたそうです。クモハ5000はクレヨン号という沿線児童の絵画を車内に掲出した編成になっていました。

 

山陽5603&5610 東二見工場 19940223

山陽電車山陽5000系5000系クハ5603㊧と山陽5030系5000系クハ5610 東二見工場にて1994年2月23日撮影

1986年から導入された山陽5000系5000系は、その導入時期による個体差が見られ、それらについてもわかる範囲で記述していきたいと思います。1986年導入のクハ5603と1990年導入のクハ5610の外観上の違いに注目。

 

山陽5020 久寿川~今津間 20090322

山陽電車山陽5000系明石ラッピング車5000系“時のまちあかし号”クモハ5020の梅田行き直通特急

1998年からは阪神電車本線梅田駅への直通によって念願の大阪進出が実現しました。今年は直通特急20周年になります。

 

各編成については次回以降に・・・

 

先月は京王電鉄京王線・相模原線で引退迫る東京都営地下鉄都営10-000形 8次車10-000形のストーキングしていたのですが、カメラカメラがちょいちょいおかしくなるので、てっきり寒さによる誤動作かな?とも思っていたのですが、実はレンズ側に原因がありまして、本体と接続する部分(マウント)に欠損が原因で度々接点部の接触不良が発生していました。

で、購入した店の修理窓口で修理を相談したわけですが、本日無事に修理されて戻ってきました。

 

そんな訳で近々引退する地元の東京メトロ6000系地下鉄車両(35編成+3両が既に2編成のみなっているそうです)を撮りに行くべさと思っていたのですが、明日は公休出勤、明後日は天気がよろしくない雨という情報も・・・

 

さてどうしたものかと😢

 

運用最終日の東京都営地下鉄都営10-000形 8次車10-000形の10-289の橋本行き区間急行 明大前駅にて2018年2月11日撮影

翌2月12日には早くも解体搬出のために所属の大島検修場から京王電鉄若葉台車両基地に帰らぬ旅に就きました。