リラックマ号を追いかけて・・・そにょ⑥ | ヘタレ車掌の戯言

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毎日惰性だけで生きているヘタレ車掌の日常です。

前回記事の続きです。

 

阪急 7118 十三駅 20160319十三駅から7000系7118の阪急宝塚行き急行に乗車して、雲雀丘花屋敷駅で下車します。

ここから川西能勢口駅方向に歩いた踏切でカメラ撮り鉄開始です。ここは午前の上り列車が順光ですが、快晴とかでなければ下り列車も撮れますよ。但し、後の方は入らないですが・・・

 

それでは撮影順に・・・

 

阪急9110 雲雀丘花屋敷~川西能勢口間 20160319①

9000系9110の雲雀丘花屋敷行き普通

花見のシーズンを迎える頃だったこともあってさくらのヘッドマーク付きでしたが、3月19日の時点ではまだまだ花見には早過ぎましたね(笑)。

 

阪急9105 雲雀丘花屋敷~川西能勢口間 20160319

9000系9105の阪急宝塚行き急行

続く急行も9000系でした。日中の宝塚本線は、阪急梅田駅~阪急宝塚駅間運転の急行と、阪急梅田駅~雲雀丘花屋敷駅間運転の普通が運行されているのですが、普通は下りの阪急梅田駅・上りの雲雀丘花屋敷駅を先発急行のの後に発車し、後続急行より前に終着駅に到着するパターンなので、急行が先行の普通を追い抜くことはありません。急行は豊中駅~阪急宝塚駅間各駅停車となり、日中の雲雀丘花屋敷駅~阪急宝塚駅間は急行のみの運転となります。

 

阪急6001 川西能勢口~雲雀丘花屋敷間 20160319

6000系6001の阪急梅田行き普通

一見、トップナンバーのように見えて実はトップナンバーではないC#6001×8ですが、実は6000系で最初に導入された編成です。そのからくりは後ほど・・・

 

阪急1104 雲雀丘花屋敷~川西能勢口間 20160319②

1000系1104の雲雀丘花屋敷行き普通

さくらのヘッドマーク付きのこの編成、昨年の夏休みシーズンはリラックマ号でした。

 

阪急7018 川西能勢口~雲雀丘花屋敷間 20160319①

7000系7018の阪急梅田行き急行

宝塚線の7000系は、総じて神戸線より新しめな編成が多いためか、大規模工事やリニューアル工事は未施工の編成ばかりです。

 

阪急7118&9107 雲花~川能間 20160319①

7000系7118の阪急梅田行き急行㊧と9000系9107の阪急宝塚行き急行

 

阪急8005 川西能勢口~雲雀丘花屋敷間 20160319①

8000系8005の阪急梅田行き急行

 

阪急9010 川西能勢口~雲雀丘花屋敷間 2016.3019②

9000系9010の阪急梅田行き普通

さくらといえば星空ブルートレイン?新幹線山陽・九州新幹線?年代によってどちらをイメージするか分かれそうですね。

 

阪急1003 川西能勢口~雲雀丘花屋敷間 20160319②

1000系1004の阪急梅田行き普通

 

阪急6008 川西能勢口~雲雀丘花屋敷間 20160319②

6000系6008の阪急梅田行き普通

前面窓下の手すりが転落防止外幌対応となってるのは、中間組込みになる編成替の予兆?

 

阪急5134 川西能勢口~雲雀丘花屋敷間 20160319

5100系5134の回送

宝塚線の5100系は基本的に8両編成に組成され、宝塚本線での運用となっていますが、そのうち一部編成は4両編成に分割して箕面線運用に充当することが可能となっています。この回送は箕面線車両交換のための運転です。本来、この5134はC#5132×8の中間に組み込まれている車両ですが、箕面線用の4両編成の定期検査などが絡むとC#5134×4となって箕面線運用に充当されます。前面窓下の手すりが左右とも2つずつあるのは中間組込時に転落防止外幌を装着するためのものです(通常は左右とも貫通扉寄りのみ)。

 

阪急8104 雲雀丘花屋敷~川西能勢口間 20160319

8000系8104の雲雀丘花屋敷行き普通

 

阪急6100 雲雀丘花屋敷~川西能勢口間 20160319②

6000系6100の雲雀丘花屋敷行き普通

6000系のトップナンバー編成です。が、6000系で最初に導入された編成ではなく、C#6001×8が導入された翌年の1977年に導入されています(但し中間付随車の6560と6570は1976年導入で当初はC#6001×8に組込み、1977年に6561と6571を6560を新造して6570の代わりに組込み、外された6560と6570は新造車と組み合わせて新たにC#6000×8を組成)。

なぜカッコ書きのようなややこしいコトをしたのか?と疑問がでてきますが、これは阪急電車としてアルミ車体を採用するにあたって、とりあえず試験的に中間付随車をアルミ製として普通鋼製の編成に組込み、追って翌1977年にアルミ製の6両と普通鋼製の2両を導入してアルミ製のC#6000×8と普通鋼製のC#6001×8にまとめられています。マルーンカラーにこだわる阪急電車ですから、車体の素材がアルミになっても無塗装になるワケもなく、従来通りマルーンに塗装されているため、素人目には普通鋼製とアルミ製の見分けはつきません。が、よく観察してみると、扉部分での外板と側扉の段差や屋根のカーブに差異があります。6000系としてはアルミ製となったのはC#6000×8のみで、そのほかは全て普通鋼製となりました。2002年の編成替えで宝塚方2両目の中間電動車6600が普通鋼製の6614と差し替えられて休車となり、アルミ車体の劣化具合などの調査が実施されることになるのですが、状態が想定以上の悪さだったことからリニューアル工事などの更新工事はなされず2011年に6000系としては初めての廃車になっています。この編成は現在も更新工事の類は未施工で、両先頭の連結器が増解結運用に向かない自動連結器のままなので、5100系に続いての廃車対象になっているかも知れません。

 

阪急9004 川西能勢口~雲雀丘花屋敷間 20160319②

9000系9004の阪急梅田行き急行

 

阪急1001 川西能勢口~雲雀丘花屋敷間 20160319

1000系1001の阪急梅田行き普通

 

阪急6113 雲雀丘花屋敷~川西能勢口間 20160319①

6000系6113の雲雀丘花屋敷行き普通

この編成はかつて、神戸線で活躍していました。

阪急6113 須磨浦公園~山陽須磨間 19940223①

神戸線時代に山陽電車へ乗入れていた6000系6113の須磨浦公園行き普通

須磨浦公園~山陽須磨間にて1994年2月23日撮影

 

阪急1003 川西能勢口~雲雀丘花屋敷間 20160319②

1000系1003の阪急梅田行き急行

側面に何やら描かれているのがわかるでしょうか?

この編成は、昨年11月から宝塚線沿線のPRの一環として手塚治虫氏の漫画作品などのイラストが描かれています。当初は愛称なしでしたが、今年3月から“宝夢(ゆめ)号”と命名され、ヘッドマークも掲出されています。ただ、せっかくのイラストもこの撮り方では・・・(;^_^A

 

阪急6000 川西能勢口~雲雀丘花屋敷間 20160319②

6000系6000の阪急梅田行き普通

 

このあと、川西能勢口駅方向へ移動します(次回以降に続きます)。