昨年9月の撮り鉄旅行で、熊本電気鉄道の“青ガエル”こと5100形のストーキング(笑)をしてきたところですが、熊本電気鉄道よりついに最終運用日とその後の処遇について発表されました。
http://www.kumamotodentetsu.co.jp/news/20160108853.html
5100形モハ5101A 打越~坪井川公園間にて2015年9月13日撮影
発表内容によると、最終運用日は2月14日(日)で、引退後は熊本電気鉄道によって北熊本駅にて保存するとのことです。そのため、運用されることはなくなりますが、イベントなどでの公開を考えているようです。熊本電気鉄道5100形、いわゆる元東京急行電鉄5000系(初代)は、鉄道車両の発達史の中において欠かすことのできない車両ですので、解体を逃れたのが何よりです。ただ、徹底的な軽量化を突き進めて設計された車両だけに、廃車車両とはいえ適切なメンテナンスは不可欠であり、良好な状態での保存を望みたいところであります。東京急行電鉄でのトップナンバーであるデハ5001のように、せっかく東急グループ内の上田交通(現・上田電鉄)に譲渡・廃車後里帰りさせながらも車体半分程度のみの哀れな姿で渋谷駅前に晒されているような事態は避けられたいものであります(あれはあれで待ち合せスポットとかになっているのかもしれませんが、あの電車の功績を称えるのにはあまりにも・・・)。
2月14日までに…残念ながら行けそうにもないです(涙)