失敗するリスクを恐れていては・・何もできない。 その1 | 不安解消プロデューサー 紗亘右京 「じっとしないで半歩前においでよ!」

不安解消プロデューサー 紗亘右京 「じっとしないで半歩前においでよ!」

人生は予測のつかないものであり、なかなか思い通りには行かないものです。前向きになれば自然と勇気がわいて、ちょっと勇気を出すだけで幸運は向こうからやって来ます。開運は意外に簡単に手に入ります。さあGET!

失敗する不安を恐れていては

何も進まないものです。

 

経営者にとって

違う場所で商売を始めることは辛いです。

 

特にうまく行っているときの移転は

今の顧客が来てくれるかどうかが心配になるものです。

 

私は過去に何度かそんな経験をしました。

 

申し訳ないが、

支店の閉鎖は案外スパッとできたものの

自分がいる場所に限って不安が過りました。

 

札幌と青山に店があった頃

リーマンショックが2008年に起こります。

 

直後は、なんの影響も感じなかったのですが

翌年になると

じわじわと影響が出て売上が急激に落ち始めました。

 

売上が落ちても人件費・家賃の固定費は変わらないので

毎月の月末が怖かったのを覚えています。

 

本来なら店舗契約は

半年前に退店の申し出をしなければならないのですが

迷って迷って判断できずにいました。

 

2010年の春

「もうダメだ」という気になり、

家賃が半分になる店舗に移りました。

 

店舗の見栄えも悪く、

移っても売上が増えるわけでもなかった。ただ

支払い減って少しは楽になったことを思い出しました。

 

変わるということは

「辛い」ことかもしれません。

 

でも今思うと、

その時の判断は間違っていたと思うと思った時期もありました。

 

しかし、その店舗は無理やり好きになろうと思った場所ですが

以外にも「幸せ」だったと思うようになったのです。

 

本来の自分の意向にそぐわない場所でも、

その場所での販売を受け入れて喜んでくれる人も多くいました。

 

それを感じると「私の居場所なんだな~」

って思うようになったからです。

 

占い的に見ると

何かを失う/変わる時期に移転をしているのです。

 

でも、その時は医者の不養生とでも言うのか

自分の占いでは判断しませんでした。

 

そして2011年に入り、事業をはじめて19年目を迎えるときでした。

景気が戻りそうだなと実感しつつ、ちょと肩の荷が下りたときに

3.11の地震が起きます。

 

その時、あと一年、

創業20年の区切りのケリをつけいようと思ったものでした。

 

                              続く