営業の良し悪しは話上手は80点、聞き上手は100点と言われている。
理由は簡単です。
人はほとんどの人が喋りたい人で、話すと気分が良くなり、
また会いたいと思うものです。
先日、ある会社の部長が相談に来た。
半年前に営業として転職してきた40代の男性が電話のアポイントは
とれるのですがいまだに成約が1件もない。
それで同行して観察して思ったのは
彼は一方的にこちらの話ばかりしていて話が思わぬ方向に行って
しまっていると言うことでした。
彼の命式を見るとそう悪くものない、
人あたりの良い営業向きな人でもあったが
ただ生日に「絶」があったのでこれが気になった。
「絶」は魂が浮遊している状態の人と私は言っている。
ある意味、感覚人間ですから天才肌です。
お人好し過ぎて軽率な傾向があり、人に騙される事もある。
粘り強さに欠け気分屋のところがあるので、物事を進める場合は熟慮して
計画を立てることが必要です。
ある意味、頭の回転が良すぎて相手が1の話をしているうちに
自分は3位な話に飛んでしまう、
どんどん飛んでしまうから話がずれるのです。
それで
相手は「あなたは話を聞いていない」なんて
最後は言われてしまうのです。
全員がそうだとは言わないがそんな傾向がある。
ではそんな部下をもったらどうするか?
そもそも人当たりの良い性格だから営業向きなのでチョットの
妄想癖を直せばいい。
たぶんインプットもアウトプットも右脳を使っている人と思われるので
それを左脳的に変えれれば少しづつ変われる。
やり方は
手の指の組み方で右の親指が一番上になるように組だけです。
それで段々と感覚的から実務的にとらえることが出来ます。
意識して組み方を変えるだけで話し方も捉え方も変わるのです。