DDRはゲームセンターに行けばどこにでも置いてあるというわけではありません。
まず音ゲー自体が設置されていない、プライズ機やプリクラがメインのゲームセンターも多いですしね。
さらに言えば音ゲーが設置されているゲームセンターの中でもDDR設置店舗は限られています。
筐体がでかいもんね。仕方ないね。
ではDDRが確実に設置されているゲームセンターを探すにはどうすれば良いかというと、
簡単ですね。
インターネット検索です。
DDR 設置店舗 検索
ちょろいちょろい。
…ん????
というわけで、この記事では筐体の種類や筐体間格差について解説していきたいと思います。
また、初心者がDDRを始めるにあたってどのような筐体、環境がおすすめか、という点も(個人的な見解ではありますが)書いていきたいと思います。
?「どうして同じ「DDR」なのに2種類に分かれているのか?」
プレイ出来る楽曲やモードに差があるからです。
?「どうして4種類の筐体が3:1に分けられているのか?」
3種類の筐体は中身が同じで、1種類の筐体だけが特殊だからです。
全ての筐体についての細かい解説は暦浅の私には出来ないので、他のサイトを参照してください。
ここでは通称とざっくりとした特徴、プレイ出来る内容の差を紹介します。
旧筐体(ブラウン管筐体)
稼働当初の筐体です。
他の筐体に比べて画面が小さく、画面下のボタンも決定ボタンと左右ボタンのみです。
X筐体
ブラウン管筐体の次の筐体です。
DDR Xが稼働した時に出た筐体なのでX筐体と呼ばれています。
黒いボディと左右の光る柱が特徴。
旧筐体と比べると画面が大きくなったのと、画面下のボタンに上下ボタンが増えました。
白筐体
すっきりとした見た目で現代的なデザイン。
画面の大きさや操作性はX筐体とあまり変わりません。
ボタンの大きさが少し小さくなったくらいかな。
ここまでの3つの筐体が、設置店舗検索で「DanceDanceRevolution」を検索した時に見つけられる筐体です。
外見や仕様は多少違いますが、この3種類の筐体でプレイ出来る楽曲やモードには差がありません。
では、ここからは設置店舗検索で既に差別化されている
DanceDanceRevolution 20th anniversary model
通称「金筐体」
について。
その名の通り、ゲーム稼働20周年を記念して作られた筐体です。
全面金色という凄いデザイン。
圧 倒 的 存 在 感
白筐体から更に画面が大きくなり、それまではやや傾斜がつけられていた画面が地面に対して完全に垂直になりました。
また、それまでは上下左右の選択ボタンの中央にあった決定ボタンが何故か仲間外れの位置に移動されています。
さて、この筐体が他の3つの筐体と差別化されている理由とは。
①レジェンドライセンス楽曲の20th anniversary mixがプレイ出来る
DDRでかつてプレイできた超名曲とされる版権洋楽曲の現代風アレンジ版が金筐体限定収録されています。
あの「アイヤイヤー」で有名なbutterflyとか。
めっちゃ曲が良いので是非プレイして頂きたいです。
②コースモードがプレイ出来る
コース毎に決められた楽曲をノンストップで4曲続けてプレイするモードが金筐体限定で存在しています。
ただし、100円玉でのプレイ(コインプレー)ではコースモードを選ぶことは出来ません。
詳しくは後日、e-Amusement PASSについての記事に記載します。
③段位認定モードがある
金筐体限定コースモードの中に段位認定モードがあります。
現在は他のコースと違いノンストップではなく一曲毎に60秒の休憩を挟む仕様です。本当によかった。
課題曲を4曲完走出来れば段位に合格出来ますが、段位が上がれば上がるほど修羅のゲームとなります。
こちらもコースモードですのでコインプレーでは選ぶことが出来ません。
段位認定についても、ゆくゆく詳しく解説したいと思っています。
④ゴールデンリーグが開催される
約1ヶ月毎に2週間の期間で金筐体限定で開催されるイベントで、プレイヤーはイベント終了時にゴールドランク、シルバーランク、ブロンズランクに分けられます。
ランクが高くなると、上級段位の受験資格とリーグ限定楽曲が貰えます。
リーグ、と名付けられているので何かを競う上級者向けイベントのような印象がありますが、実際はひたすら沢山プレイすれば良いだけです。
期間中の累計スコアがランク分け基準になりますので、こちらもe-Amusement PASSが必須になります。
以上4つの限定要素で金筐体は他の筐体とは違う扱いとなっています。
遊べる楽曲やモードが多いということで、やり込んでいる人の中では圧倒的に金筐体が人気です。
あとは、中〜上級者視点では「判定タイミングに差がある」というのもあります。
実際私自身も金筐体の方が良いスコアが出やすいので限定楽曲やモードを選ばない時でもほぼずっと金筐体でプレイしています。
とはいえ、以前から慣れ親しんでいた筐体の方が馴染んでいたり、近隣のゲームセンターに金筐体が無かったり、メンテナンスやパネルの具合の好みなどの理由で金筐体ではない筐体を好んでいる上級者の方々もいらっしゃりますので、
一概に金筐体ばかりが盛況していて金筐体の無いゲームセンターが不人気になっているわけではありません。
旧筐体でもしっかりメンテナンスをしているために上級者が大勢集まる店舗だってあります。
さて、以上を踏まえて、
初心者におすすめの筐体、環境について。
DDR初心者がまず感じる壁として、「上級者がプレイしている中で初心者の自分がプレイしていいのか」というのがあります。
これに関しては、上級者がいても気にせずプレイしていい、です。
同じようにお金を払ってプレイしているのですから全く問題はありません。
とは言うものの、上級者ばかりの環境で自分だけが初心者、という状況はやはり気恥ずかしくなってしまうのもわかります。
実際、私自身の話をしますと、中級者になった今は始めたばかりの人を見かけると「プレイヤー人口が増えるぞ!やった!がんばれー!」という気持ちになるので周囲を気にせずに頑張って欲しいと思うのですが、
始めたばかりの時は周囲を気にしてしまい、出来るだけ人の集まらないゲームセンターを見つけて細々とやっていました。
そういった点を踏まえて、今、DDR初心者に圧倒的におすすめの筐体は
「金筐体設置店舗」の「金筐体以外」の筐体
です。
金筐体に上級者が何人も並んでいるのに対して隣のX筐体は閑古鳥が鳴いている、というのはラウンドワン等でよく目にする光景です。
そしてその空いている筐体で低難易度に挑戦する初心者さんも最近はよく目にするようになりました。
筐体前に立つハードルの低さで言ったら、やはりそのような空いている筐体が一番です。
地域によって設置数、設置状況に差はありますし、選択肢が一択しかない人もいれば多数ある人もいますので、これはあくまでも選択肢が多数ある人向けのおすすめ、ということになりますし、私のおすすめに該当する筐体が近場にないからといって諦める必要はありません。
もちろん、金筐体以外も設置されている店舗で初心者が金筐体でプレイすることも何の問題もありません。
むしろレジェンド楽曲めっちゃ良いので是非プレイしてください。
私のおすすめは、ハードルを下げるための一つの提案としてお受け取りください。
というわけで、設置店舗検索から自分が行きやすそうな店舗を見つけたら、実際に行ってみましょう。
その3に続きます。