まだ先の話ではありますが、フレームのさび落としが終わったら、元の手順で組み立てるのが普通ですよね。
しかし、エンジンを積んでから下にもぐってクラッチ、ミッションを組む自信が無い。
軽トラのそれは軽かったので、腹の上にのせてという芸当ができたのですが…
さすがにランクルのミッションで、それをやったら死んじゃうかも。(ワンオペですからねえ)
ということで、エンジンとミッションを組んで、丸ごと車体に積む計画にします。
そのためには、ベルハウジングの取り付け穴を使っている現状のエンジンスタンドではミッションの組み付けができません。
なので、車載時と同じようなスタンドを作らなくては。
ランクルは駆動系のレイアウト上、エンジンが左にオフセットされて積まれているので、左右のエンジンマウント高さ、角度も違います
マウント高さはシリンダーブロック底基準で測定。(多少違っても問題はない)
角度はM10ボルトを通して可変式で、左右の幅はアルミフレームのTスロでスライドさせることにより可変させます。(組み立て式にしとけば、終わったときに小さくしまえるし)
命名、万能エンジンスタンド2号!(そのまんま)
材料はホームセンターで買ってきたアングル(1m×2)
その他、棚の下で眠っていた角パイプ(サビてる)と、アルミフレームの切れ端2個。
昔ながらの交流溶接機で組み立てます。
左右の支柱ができました。
この二つをつなぐのがTスロ付きアルミフレーム。
幅は、とりあえずこのくらいで仮止め。
クレーンで吊ったままスタンドを付けて、調整。
オイルパンを木で支えつつ降ろしました。
潰れないかドキドキしましたが、一応自立してる。
(ちなみに木が無くても大丈夫でしたが、念のため)
さあ、ココで大問題。どうやってガレージの中に移動するか。
やっぱり足は必要です
いちいちエンジンクレーン出すのもめんどうだし、中途半端なキャスター付けたら、即つぶれるくらい重いし…どうしよ。
そうだエンジンスタンド1号の車輪使おう
台車風に乗せただけでは不安定なので、ありあわせの鉄板でボルト止め。(一か所のみ)
反対側は計算上半分以下の重量なので持ち上げられるかも…と思いきや、びくともしない
しょうがない、ナイロンの自由キャスターを1個追加で3輪車に。
ブサイクに尻上がりですけど、気にしない。動けばよし。
とりあえず、無事に定位置まで帰還できました。
無残にも足が無くなった1号は、ばらしてしばらくの間お休みいただきます。お疲れ様
さあ、次はフロントの足回りですかね。
デフや、リーフスプリング、ステアリングギヤボックス、リンケージ…
今のところ、ボスキャラはリーフスプリングあたりでしょうか。
まだまだ、サビとの戦いは続きますねえ。
ではまた。