2Bエンジンの補器類を組み立てる | 機械の修理大好き

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壊れた機械は自分で直して使う(バイク、車、自転車、家電等)。ダムやヒコーキも大好き。バドミントンも気が付けば30年、あと何年できるやら。

ヘッドとオイルパン以外は分解せず、サビ取りと塗装。

 

外した部品は洗浄して磨いたり加工してきたので、エンジン関係はほぼ全て手を入れました。

 

本当は良い機会なので全てばらしたかったのですが、調子が良いものはいじってはいけないという鉄則に従って我慢しました。

 

オイル交換は3000km毎で現在10万km。

 

30万kmまで楽勝という記事があったのも、こうした理由です。

 

まずはインマニのガスケット。

 

1番から4番までつながってます。

 

 

つながっているのはライン生産で組み立てる都合であって、ワタシには邪魔でしかない。

 

 

切ってバラバラにします。

 

 

一発で位置が決まらないのは当たり前ですが、邪魔なものが表に出ないのでスッキリします。

 

 

インマニ取り付け終了。

 

オイルのディップゲージも共締めです。

 

 

剥がしやすいようにオイルを塗ったガスケットを置いて…

 

 

ベンチュリーを取り付けます。

 

 

仮に入れてあったノズルを抜いて、アンチシーズ材を塗ってから締め付け。

 

(多分、もう二度と外さないとは思いますが)

 

 

燃料のリターンパイプを取り付けます。

 

 

続いてウォーターポンプは新品…しか出なかった。

 

本当はベアリングとメカニカルシールだけ交換したかったのですが。

 

 

ガスケットはメタルになってましたが、とりあえずコピーして形を残しておきます。

 

 

ガスケットを合わせて

 

 

ボルトは5本。

 

 

ヒーターのリターンはステンのホースニップルの加工品。

 

鉄製の純正部品が出るけど、こっちのほうが安い。

 

 

エンジンらしくなってきたかな。

 

 

フューエルポンプとオイルラインを取り付け。

 

 

デリバリーパイプ、フューエルエレメント、ホースを取り付け。

 

 

バキュームホースをつなぎます。

 

 

フューエルラインのバンジョーボルトのガスケット。

 

樹脂製のため、クリープしてはみ出してますゲロー

 

 

同寸法の汎用アルミワッシャーをモノタロウで用意しておきました。

 

 

エレメント側。

 

 

ポンプ側も交換。

 

 

サーモスタットハウジングとバイパスホース。

 

ヤバ、ホースクランプ忘れたガーン(こんだけ短いとホースだけ外せない)

 

 

ホースは貧乏臭く再使用なので、クランプも同じ位置に合わせて締め付け。

 

 

オイルクーラーケースのガスケット。

 

 

改造してバイパスパイプを追加したオイルクーラーケースを組付け。

 

 

オイルフィルターブラケットを組付けました。

 

 

バイパスパイプは真っすぐでしたが、オイルフィルターを避けて迂回させました。

 

試作も含めて3本目の正直ですてへぺろ

 

外して磨くのは時間がかかりますが、組み立て時間の早いこと早いこと。

 

 

これでエンジンは、ほぼ完成です。

 

ではまた。