初めて書くけれど、じつは乳がんになってドーンと落ちたメンタルが再び浮上しはじめた時、自分の中でひとつの目標をたててました。
"がん友さん100人とつながりたい''
親戚のおばががんで天国へ引っ越す時、彼女は毎日がん友さんとの逢瀬を楽しみに楽しみに、病床で手帳片手に予定立てていたんです。
あまり仲良くない親や、
ビミョ〜な親戚よりも、
がん友さんとの約束最優先。
いや、そもそも親ですら
出禁にしてた時もあり(笑)。
とにかくその時々でストレスのある対人関係はなんだろうが遠慮なくシャットアウトする体勢。
親戚の私は当然
シャットアウトされた側。
当時の私は若くもあり、なんて冷たいのだろう、さいごくらいみんなに会ってくれたらいいのに、とスネて思ったのだけど、
否。
自分がなってみて納得。
がんならなんでもいい、
がんを経験した人には
わかってもらえる、
そう言い切ったおばの思いが
ストンと腑に落ちたのでした。
ビミョ〜な縁者より
近くのがん友さん。
近しい血縁もすでに少ない私は、
自分の旅立ちの時はビミョ〜な親戚よりもがん友さんと毎日会いたいし、
がん友さんの旅立ちの時は、私でよければそばにいたいし、
支え合いとか寄り添い合いとか言うとハードル上がってアレルギーでちゃうけど、
資格とか免許とかなくても、
そばにいるだけで充分な処方箋もあるし、
支える枝は多いほど折れないし、
あ?
何を書いてるんだか着地点がわからなくなりそうだわ(笑)。
とにかく、わたしにとってがん友さんは、支えであり未来であり、同時に大切ながん友さんにとってもそうありたいと、思い続けた3年目の春。
ももいちは、わたしにとってはじめの一歩の入り口でした。
一期一会という言葉の意味。
改めて気づかされ、
大好きな言葉の1つになりました。
どうもありがとう。