ナビィの恋
監督:中江裕司
沖縄本島から少し離れたところにある粟国島(あぐにじま)。都会で暮らす奈々子(西田尚美)が帰省する。さらに同じ船で白のスーツの紳士、旅の青年が島へやって来た。
タイトル『ナビィの恋』
出演陣をみれば(多くは粟国や沖縄の方だが)恋をするのは西田尚美さんで、彼女がナビィなんだろうな、
という予想がつく。
しかし違う。
ナビィは西田さんのおばあのこと。
島のしきたり故に引き離された二人の、60年の時を越えた恋。
見てておじいの気持ちが痛かった。すべて分かっているおじい。
沖縄のジミヘンことおじい役の登川誠仁さんは、琉球民謡の歌・三線のプロらしい。切ない演技が胸を打った。
ナビィを巡る三角関係と、奈々子を巡る三角関係。
この先どーなるんだろうか、なんて。
粟国島ならではの映像や、琉球民謡、三線が鳴り響く
沖縄版ミュージカル映画。
みんなで歌って踊って、
ナンクルナイサーな感じがしてスゴく好き。
ソラニン
監督:三木孝博
原作:浅野いにお
フリーターを続けながらもバンドでの成功を目指す青年と、彼を支える彼女の話。
『本当に幸せ?』
幸せだろ。何言ってんだよ。わけわからんよ。
ってゆうか甘いよ。甘えすぎだよものすごくイライラした。
基本的なストーリーは20字くらいで言える。
観ていてけっこうな苦痛だった。
あおいちゃんが演奏してるシーンを観て、セカンドギターの音が聴こえた気がする…。気のせいだろうか。
現実にガールズバンドでスリーピースで、
カッコよく演奏して唄ってるチャットモンチーはすごいなーと思った。
とんでもない飛躍。
その後は、とか。
その曲にはそんなに気持ち入ってるんだっけか、とか。
原作は面白いのかな…。
アイデン&ティティー観たくなったな。
パコと魔法の絵本
監督:中島哲也
とある病院に入院するパコとオオヌキ、彼らを取り巻く個性的な人々の話。
正直な話、観る前のイメージは『チャーリーと~』や『ハリポタ』的なファンタジー。基本的には子供向けで…云々…なんだろうな。という程度。
薦められなければ一生観なかったであろう作品。
あのアニメーションといい色づかいといい雰囲気といい……THE 毛嫌い。
イメージはあっさり覆された。
子供向けなんかじゃない、むしろ大人のほうがわかるんじゃないか。
ひとことで言うならオモチャ箱。笑えて泣けて笑えて。
コメディ的な要素を阿部サダヲが引っ張っていく。彼の好き嫌いでこの映画の評価が分かれてしまうかも。
役所さん、上川さんには感服。
CGとアニメーションの入り交じる世界。セット・衣装の色づかい。
この話をこういう表現の仕方をする監督、日本にいるんだーと思った。
純粋な気持ちで
観るべし。
