清算終了 | りぼんの日記

りぼんの日記

ある日夫が突然失踪。その原因は脳腫瘍(悪性リンパ腫)でした。わずか2ヶ月の闘病生活を経て2022年9月10日53歳でこの世を去りました。夫の闘病の記録と残された私と3人の娘の今を綴っていきます。

先日、弁護士から電話がかかってきた。





「ご主人の相続財産の清算が全て終わりました。

近いうちにお預かりした通帳や書類などをお返しします。」




とのこと。





我が家は諸般の事情により

夫の相続放棄をしたため

清算人と呼ばれる弁護士が付き

夫の財産を片付けていただいた。






放棄の手続きをしたのは

夫が亡くなって3ヶ月以内のこと。





清算人の弁護士が付いたのは

夫が亡くなって1年後





そこから終わるまでさらに9か月ほど

で全ての手続きが終了。






相続の内容によってはもっと日数が

かかると思うが我が家は2年ほどで終了した。







そして今日、再度弁護士から

お預かりした物一式を郵送したとの

連絡があった。





預けた書類、通帳、実印、携帯、免許証などが

返って来る予定。






手元に来たら

家に置いていた書類も合わせて

いるものといらないものを仕分けて

携帯と実印は残しておいて

免許証は返納する予定。






今やっている確定拠出年金の手続きが終われば

夫の相続に関することは全て終わりとなる

はず。






私達にとって夫の病気もこんなに早い死も

本当に突然のことだった。

何の疑いもなく、予兆もなく

日常生活を営んでいて

毎日必死に頑張って働いていた夫。

老後のことも終活のことも

まだもう少し先のことだと

きっと思っていただろう。






何もかも全て残したまま

突然日常生活がひっくり返り

夫の身辺整理を

私が1人でしなければいけないことや

けっこうグチャグチャな金銭管理だったことに

かなり腹が立ったが

夫が病気で意思疎通が出来なくなってしまっては

もうどうしようもなかった…





夫が病気になって余命宣告を受けたとき

「私が最期まで面倒を見る」

と決めたので今はその通り進めている。







あともう少し残っているけど

最後までやり切るから

終わったら何かご褒美ちょうだいよ!

パパ❣️