弁護士さんと応対した時の事 | りぼんの日記

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ある日夫が突然失踪。その原因は脳腫瘍(悪性リンパ腫)でした。わずか2ヶ月の闘病生活を経て2022年9月10日53歳でこの世を去りました。夫の闘病の記録と残された私と3人の娘の今を綴っていきます。

夫の相続の件で弁護士と話しをした時のこと



事務的な事をひと通り話した後



お話ししたくないかも知れませんが

聞かせてもらってもいいですか?


ご主人が亡くなられたのはご病気ですか?


に始まって亡くなった時の事を

一問一答形式で

根掘り葉掘り聞こうとされた。



何の病気だったんですか?

いつ頃分かったんですか?

長く治療されたんですか?



などなど…



傷口をえぐられるような氣がしてしまって

瞬間的に



嫌だ‼️



と思った私は

夫の病気発覚から亡くなるまでを

かいつまんで一気に話してやりました。

(ちょっと立腹してしまったもので…)



夫の病気の経過はホントは

あまり話したくないが

話さなければいけない場合もあるので

聞かれることについては

まあまあ仕方がないと思ったけど




何よりも不快だったのは




一つ答える毎に




「それは大変でしたね…」

「それはみなさんビックリされたでしょうね…」

「ご家族の皆さんで頑張って

看病されたんですね…」



などと言葉を選びながら

労いや寄り添いの言葉をかけられたこと。




弁護士さんに悪意はありません。

傷付けるつもりも全くなく

寄り添って下さろうとしたのだと思います。




ただ、その行為を

私が勝手に

私の傷口に塩を塗られてるみたい

と受け取ってしまった…



初めて会った方にそこまで突っ込んで

言葉にしてほしくなかった…



言われるたびに夫の闘病生活を思い出して

辛くなってしまった…



初めてお会いした方にしては

ちょっと丁寧すぎてしつこく感じてしまった…





私のグリーフは

深い深い心の傷は

とってもややこしいのです。




ごめんなさい…





夫の病気経過を一気に話した後

「事務的に話していただいた方が

私はありがたいです。」

と伝えました。




さすが頭の良い弁護士さん



その後は事務的に話して下さいました。




残された遺族には

相続に対しても色んな思いがあります。



弁護士さんも氣を遣われると思いますが

私は事務的にお話しいただける方が

ありがたいと感じました。




相続のことが片付くまであと少し…



それが終わったら一区切り…




もう心配することなく

完全に新しい生活の方を向いて歩いていける…




パパ…

頑張るから応援してね…





弁護士さん

よろしくお願いします。