転院先決定 | りぼんの日記

りぼんの日記

ある日夫が突然失踪。その原因は脳腫瘍(悪性リンパ腫)でした。わずか2ヶ月の闘病生活を経て2022年9月10日53歳でこの世を去りました。夫の闘病の記録と残された私と3人の娘の今を綴っていきます。


夫の闘病記を書くために

始めたブログでしたが
夫が急逝した為

闘病記を書けなくなっていました。



夫の死から半年が過ぎ

私の心の整理をつける為

夫の闘病の記録を残す為

少しずつ記録しようと思います。



思い出すのが辛い事あり

日によって思い出す事も異なるため

順を追って毎日書く事ができません。

今後は不定期にアップしていきますので

気長に読んでいただけると幸いです。



また、アップ後に修正、加筆する事が
あります。
ご了承ください。





2022年8月末

「転院先が決まりました。
○○市の緩和ケア専門病院です。」
と担当看護師から連絡があった。

「そして早急にあちらの病院に
行ってきてください。
どなたか行ける親族さんはありますか?」
と尋ねられた。

義母(夫の母)は高齢で足が不自由な為
行けれない。
義姉は仕事が忙しくて調整が難しいと
以前から聞いていたので頼めない。
長女と私はコロナの自宅療養中で
すぐには動けない。
次女は大学と部活が忙しくて
都合がつけにくい。


「私は自宅療養期間が9月1日までなので
それを待ってほしい。」

と伝えたが

「それは待てません。
この中だと夫のお姉さんが1番動けそうだと
思うので会社に直接連絡します。」

と言われてビックリ!

「私たちの関係や立場もあるし、義姉はとても忙しいと聞いているのでそれはちょっと…」

と言うも

「いいえ。待てませんので連絡します!」

とずいぶん強引な発言。

看護師は私との電話を終えると即刻
義姉の会社に連絡したよう。
しばらくして義姉から連絡があり

「看護師がどうしても行って!って言うし
可愛い弟の為やから
仕方なく時間を取って行ってくるけど、
私も役職についてて立場上、私事で勝手に身動きは取れない。直属の上司が抗がん剤治療しながら勤務しているので、私がいないといけないことが多くて休みが取りにくいのに、あの看護師はものすごく強引な態度で連絡してきた!
なんなんあの人…」
と少々ご立腹の様子…


私は冷汗💦タラタラ
身を小さくして
「すみません…コロナになったばっかりに…
申し訳ありませんがよろしくお願いします。」
と平謝り🙇‍♀️。


こちらのことはお構いなしに
病院の都合で強引に事を進める看護師の対応に
やっぱりこの病院は
うちの夫を早く追い出したいんや…
としか思えなかった。


がんセンターからすれば
治療できなくなった末期ガンの患者は
違うステージへ行った方がいいと思うのだろうし
その方向へ進めるのは当然のことなのだろう。


しかも病院にとって
うちの夫は迷惑な患者だから
早くなんとかしたいという態度がみえみえで
もう辟易…


夫の気持ちとか体調とか
私たち家族のこととか
何とも思っていないかのような対応は
本当に腹が立って悔しくてやり切れないえーん


がんセンターに言いたいことは
たーっくさんあるけど
それよりも今は夫を早く転院させたい!
一刻も早くここから出してやりたい!

でも
転院先の病院は聞いたことのない病院名…
どんな病院なんだろう?


私は転院先の病院を調べたりして
転院の準備を始めました。