もうすぐ卒業 | りぼんの日記

りぼんの日記

ある日夫が突然失踪。その原因は脳腫瘍(悪性リンパ腫)でした。わずか2ヶ月の闘病生活を経て2022年9月10日53歳でこの世を去りました。夫の闘病の記録と残された私と3人の娘の今を綴っていきます。

小6の三女はもうすぐ卒業式を迎えます。

昨年の6月に夫の脳腫瘍が見つかって以降

不登校になりました。




その時の様子はこちら



三女は夏休み中、

毎日クラブチームの練習に参加して

8月末の試合に向けて頑張っていました。

それ以降の様子を夫の状態に合わせて

時系列で綴っていきます。



8月14日

夫が退院してきて自宅療養となる。

その間は家で一緒に過ごせた。



8月19日

夫が激しい頭痛と嘔吐で不調となり

我が家は夫の看病で慌ただしくなった。

三女は後ろ髪を引かれながら練習に行き

帰ってくると心配そうにみんなの様子を見ていた



8月21日深夜

治らない頭痛と嘔吐で

いよいよ夫が動けなくなった為

救急車を呼んで再入院することに。

誰が付き添って行くかの話しになった時

三女が「行きたい!」と強く主張したが

深夜であった事と小学生の為、

病院側との対応が難しい事もあり

説得して家にいてもらう事に。



夫が再入院した後

私と長女が新型コロナに罹患している事が判明。

三女は濃厚接触者となった為

夏休み明けの始業式は登校出来ず。



濃厚接触者の療養期間が明けて

8月末の試合にはギリギリ間に合った為

コーチやチームメイトと共に参戦。

その頃、夫は緩和ケア病院への転院が決まり

準備を進めていた。

おそらくその転院が

最期になるだろうと言われた。



私は夫が生きている間に

何とか三女に会わせてやりたい一心で

転院する時は私と三女で付き添わせてほしいと

お願いして、双方の病院から何とか許可を取った



9月1日

三女が発熱。

受診の結果新型コロナと判明。

三女は付き添いが出来なくなり

ひどくガッカリしていた。



9月2日

夫が緩和ケア病院に転院。

私1人で付き添うことに。

昼間の面会、夜間の付き添いとも許可が出た為

家族が交代で付き添いをする事に。

三女は9月11日まで自宅療養期間の為

9月12日には面会に来て良いと病院から

許可をもらった。




9月8日

夫の状態が悪くなり鎮静剤を変薬。

このまま最期まで目を覚ます事はないと告げられ

「会わせたい人がいれば24時間以内に会わせてあげて下さい。」と言われた。

三女に伝えようかとうしようかかなり迷ったが

家族と相談して

三女にはその事を伝えないことにした。



9月9日

これまで病院にいる私に電話してきた事がなかった三女が「パパ今どうしてる?」と

電話してきた。



9月10日早朝

夫が死去。

9月11日で自宅療養期間が明けたら

すぐにお見舞いに行くつもりだったが

間に合わなかった。



始業式から一度も登校出来ず

夫が死去した為そのまま葬儀、告別式に突入。

その後は家族中ひどく落ち込んで

しばらく家から出られなかった。



9月9日のこと

夫の死後の三女のことなどは

別記事でアップしたいと思います。