若狭姫神社
福井県小浜市遠敷65-41
現在は「若狭彦神社 下社」と公称されていますが、地域住民からは古来の呼び名で「若狭姫神社」と呼ばれています。
若狭彦神社(上社)
若狭姫神社(下社)
若狭一宮は上社と下社の総称ですが、上社を「若狭彦神社」、下社を「若狭姫神社」と呼んでいます。
若狭姫神社は、721年に創建されたといわれています。
若狭彦神社は、714年に鵜ノ瀬白石という地に創られましたが、715年に現在の地に遷ったとされています。
鵜ノ瀬 白石神社
若狭彦神社の遥拝所
御祭神
若狭彦神 彦火火出見尊(山幸彦)
若狭姫神 豊玉姫命
この2柱は夫婦になります。
共に海上安全、海幸大漁の守護神として信仰されています。
若狭姫神(豊玉姫命)
初代神武天皇の祖母になります。子を産む際、産屋にこもった豊玉姫は絶対に覗かないよう夫の山幸彦に言いますが、山幸彦がこっそり覗いてしまいます。すると豊玉姫は龍に姿を変えており、覗き見られたことを恥じた豊玉姫は海に去ってしまいます。
「日本書紀の一書」によれば、残された子(初代神武天皇の父)を養うために、豊玉姫は妹を山幸彦のもとに派遣し大切に育てられたと書かれています。
拝殿
境内に巨大な千年杉が鎮座しています。
本殿南の拝所
乳神さま
銀杏の大木で下から見ると豊満な乳房の如き乳根が垂れ下がって見えます。
古来、母乳の少ない人が願いをかけると豊かな母乳に授かると伝えられています。
招霊の木
古来より神霊の招請に用いられた木です。京都御所より拝受されました。
男女陽石
様々な石灯篭が見られます
日枝神社 御祭神 大山咋神
中宮神社 御祭神 玉依姫
御朱印
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