七尾市には「スサノウ命」の妻「くしいなだ姫」を祀る神社が2社あります。
久志伊奈太伎比咩神社
石川県七尾市国分町ラ1
久志伊奈太伎比咩神社
石川県七尾市下町シ1-7
御祭神
久志伊奈太伎比咩(くしいなだ姫)
「素盞嗚命(スサノウ命)」の妻で、古事記では、「櫛名田比賣」 日本書紀では、「奇稲田姫」と表記されています。
出雲国で暴れる八つの頭と尾を持つ大蛇「ヤマタノオロチ」に生贄にされるところを「スサノウ命」によって助けられます。
その後、二人は夫婦となり幸せに暮らしたと記されています。
八岐大蛇伝説
「八岐大蛇伝説」の元の伝承については様々な説があります。
●スサノウが侵略者を退治した伝承
「古事記」には「高志之八俣遠呂智」 高志(北陸)のヤマタノオロチと書かれており、「北陸の国にいる、八つに分かれた頭と尾を持つ巨大な蛇」という意味になります。
出雲は定期的に、北陸のヤマタ地方を拠点とするオロチ(悪い奴らの例え)に侵略され略奪されていました。その一族をスサノウが破ったことが神話として伝わったとされます。
※そこからヤマタイコク(邪馬台国)は福井だったという説を唱える方もいます。
●スサノウが伝えた
製鉄技術(たたら製鉄)の伝承
製鉄で大量の木を伐採するため、大雨による川の氾濫がおこります。
また、砂鉄を採取する作業(鉄穴流し)により川が汚れ、麓の田に大きな被害が出ていました。
スサノウは山に植林し、川の灌漑工事を行い、被害を治めたという伝承。
オロチの尾から「天叢雲剣」という剣 ※後の「草薙剣」(三種の神器のひとつ)を得た。との表記は、素晴らしい製鉄技術を手に入れたという意味と考えられています。
院内勅使塚古墳
横穴式石室墳(長辺23m、短辺21.8m、高さ3.7m)構造から明日香村の石舞台古墳の縮小版ともいわれています。
7世紀前半ごろの築造で、中能登一帯を治めていた「能登国造能登臣氏」一族の墳墓であったと思われます。
日本最古のおにぎり
「道の駅 織姫の里なかのと」には、弥生時代中期から後期にかけてのものと考えられる「日本最古のおにぎり」のレプリカが展示されています。
現物は石川県埋蔵文化センターに保管されています。
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