三国神社(福井県坂井市三国町山王6)
北陸三大祭のひとつである三国祭が行われる神社で、御祭神の継体天皇は、「歴代ではじめて地方の出身者が天皇に即位する」という異例の経歴の持ち主です。
また、三国町は、夏に北陸最大ともいわれる花火大会も開催される活気のある地域でもあります。
継体天皇について
日本書紀には、第25代武烈天皇に子供がなく、大和政権の王統が途絶えそうになります。慌てた大連らは越前の国に第15代 応神天皇の五世孫である男大迹王(ヲホトノ王)を見つけだします。
越前まで迎えに行き、固辞するヲホトノ王を説得して第26代天皇として即位させたとあります。
その異例の経歴から真実は、越前の豪族による新王朝の設立であったのか?等々様々な憶測が出てきて「謎の大王」と呼ばれています。
継体天皇像(足羽神社)
御祭神
大山咋命(山王権現)
継体天皇
天文9年 湊の住人の板津清兵衛が高柳から流れてきた御神体を拾上げ正智院に奉納しました。御祭神は先に流れ来た御神体の大山咋命(山王権現)で、明治5年水門宮の御神体・継体天皇を合祀したとあります。
ケヤキ大樹
樹齢は約600年といわれています。
鳥居
神社楼門(随身門)
拝殿
本殿
木立神社
御祭神は福井藩の名君松平慶永です。
八幡神社
御祭神は応神天皇で、このあたりは鍛冶職が多かく、そのため弓矢の神の応神天皇が守護神として崇敬されたとのことです。
稲荷神社
厩戸神社
事代主神社
元山王宮跡
大山咋命がこの地に流れ着き、後に山王宮を創建したとのことです。
神馬堂
神輿堂
三国祭
北陸三大祭の一つで福井県指定無形民俗文化財です。5月15日かの宮開式から5月21日の後日祭まで執り行われる格式ある神事です。
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