兎橋神社(石川県小松市浜田町イ233)
御祭神
莵橋大神
建御名方命(タケミナカタ命)
建御名方命
建御雷神(タケミカヅチ命) 経津主神 (フツヌシ命)とともに日本三軍神の一柱として祀られます。
戦国武将の武田信玄も崇拝していた神様です。
総本社は御柱祭で有名な長野の諏訪大社で、諏訪神社は全国に約1万社以上あるといわれます。
莵橋神社の創建は古代にさかのぼり、慶雲元年(七〇四年)とも、それ以前とも伝えら歴史のある神社です。
能美郡菟橋(うはし)郷に鎮座されたことが名前の由来となっていて、地元の人々からはお諏訪さんと呼ばれ親しまれている神社です。
建御名方命(タケミナカタ命)
「古事記」の出雲の国譲りの場面で、天照大御神(アマテラス大神)の刺客として出雲に送り込まれた武甕槌命(タケミカヅチ命)に、出雲側のタケミナカタ命が威勢よく一騎打ちを仕掛けます。しかし、あっけなく一瞬で敗れてしまい、その後信濃(今の長野県)まで逃れ、「この地に留まり静かにする」を条件に命を助けてもらいます。
このエピソードは「日本書紀」や「出雲風土記」には記載されていません。
大和朝廷の威厳を示すために強調されたエピソードといえます。
武田信玄は「古事記」を読んでいなかったのでしょう。
40種類以上のおみくじがあります。
御神木の松
金毘羅神社
白山神社
少彦名神社
天神地祗神霊社
稲荷神社
石持ち神事
磐持ち石
玉菟詣
叶えたい願いに合わせて玉菟の色を選び、 本社の境内に納める事で願いが成就するといわれています。
莵橋神社の『菟』は、因幡の白兎神話から良縁成就の御利益、跳躍する姿は運気上昇、長い耳は情報を収集して商売繁盛、高い繁殖力は子孫繁栄、家運隆盛、安産祈願、穏やかな見た目からは家内安全、そして逃げ足が速く「兎」が「免」に似てることから難を免れる厄災厄除けと、古来より兎は、多くの文化や信仰体系において縁起の良い象徴とされています。
兎は春に活動的になることから、新しい始まりや再生の象徴ともされています。
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