伊勢神宮3「新緑の御手洗場&杉の荘厳」 | 日中韓文化地めぐりのブログ

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新緑の御手洗場

 

 

 

さて、伊勢神宮・内宮のつづきですニコニコ

 

 

 

 第一鳥居をくぐれば、右手になだらかに降りていく坂道があります。

 

 

 

 

 

 

  ここに、五十鈴川の清流に触れることができる場所があるんですね。御手洗場と呼ばれます。

 

 こちらでもお清めできますが、正式には、先程の手水舎で行うのが正しいとか。

 しかし、この素晴らしい清流に触れれば、心が清められるのは間違いなし!

 
 

 

 

 

  それにしても、新緑の御手洗場は、本当に美しかったですねえ照れ

 朝の光が新緑を照らし、それが水面に鏡のように映し出されてましたkirakira*

 
 
 
 

 

 水の中にはたくさんの魚が魚 魚 魚 でも 緑や雲が反射してうまく撮れず^^;

 
 
 
 
 

 

 立ち去りがたい美しさを持っていた新緑の御手洗場・・・・そよ風が吹いて、実に気持ちのいい場所でしたね照れ

 

 

 

 

 

 

 

 さて、五十鈴川の清流に触れた後、進んでいきます。奥に見えるは第二鳥居

 

 

 

 

 

 

  第二鳥居を過ぎると、御饌殿&神楽殿(奥)があります。住吉大社では毎年御祈祷して巫女さんに舞ってもらってますけど(ここ数年はしてませんが)、神宮では経験ありません。

 お伊勢さんの御神楽も興味ありますね。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
杉並木の荘厳
 

 

 

さらに進んでいきます。

 

 

 

 

 

 

  ところで、神宮には まっすぐに高く伸びる見事な杉の大木が いくつも見られます。いわゆる神宮杉ですね。

 

 

 

 

 

 

 これら見事な杉を見れば、はるか太古の昔から存在するように思えますが、実は そうではないという意見があるようです。

 

 

 

 

 

 

 

 平安末以降、神宮は積極的に宗教活動を行って信者を伊勢に導こうとしたようですが、それに乗じて、本来高地や谷間にある杉並木を、低地の神宮境内に作り出そうとしたのではないか、というのですね。

 

 確かに、杉並木がこんな場所にあるのは、人が施業しないと維持できない、という意見は、正しいように思えます。

 

 
 
 
 
 
 なので、これらの杉は、神域を荘厳するために、先人たちによって意図的に植えられ、育てられたものに違いない、と。
 
 

 

 
 
 
 
 
 どんな宗教でも、信仰の中心となる場所においては、大なり小なり荘厳さをアピールするでしょう。
 それは、途方もない大きな建造物を造ったり、見事な内部空間を持った建物を立てたり、あるいは黄金に輝かせ、煌びやかに飾り立てたり・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 それが伊勢神宮では、建物そのものではなく、杉並木であった・・・・・・
 
 「これら杉の木々は、先人たちによる荘厳さの演出なのか・・・・実にすばらしい演出だ・・・・」とか、妄想しながら神域を歩きましたねw
 
 
 
 
 
 まあ、その真偽はともかく、その他の巨木や、参道の美しい玉砂利などと相まって、本当に荘厳な雰囲気が作り出されてるのは確かでしょう。
 そしてそれは、非常に日本らしいというか、木の文化の国にふさわしい荘厳さであるように思えたのでした。
 
 
 
 
 
 
 内宮正宮前に到着。天照大御神が祀られています。
 
 
つづく(・・・・って、ちょっとのらりくらり書きすぎですね^^; 姫路城続きはいつになることやら汗