さて、伊勢神宮・内宮のつづきです
第一鳥居をくぐれば、右手になだらかに降りていく坂道があります。
ここに、五十鈴川の清流に触れることができる場所があるんですね。御手洗場と呼ばれます。
こちらでもお清めできますが、正式には、先程の手水舎で行うのが正しいとか。
しかし、この素晴らしい清流に触れれば、心が清められるのは間違いなし!
それにしても、新緑の御手洗場は、本当に美しかったですねえ
朝の光が新緑を照らし、それが水面に鏡のように映し出されてました
水の中にはたくさんの魚が でも 緑や雲が反射してうまく撮れず^^;
立ち去りがたい美しさを持っていた新緑の御手洗場・・・・そよ風が吹いて、実に気持ちのいい場所でしたね
さて、五十鈴川の清流に触れた後、進んでいきます。奥に見えるは第二鳥居。
第二鳥居を過ぎると、御饌殿&神楽殿(奥)があります。住吉大社では毎年御祈祷して巫女さんに舞ってもらってますけど(ここ数年はしてませんが)、神宮では経験ありません。
お伊勢さんの御神楽も興味ありますね。
さらに進んでいきます。
ところで、神宮には まっすぐに高く伸びる見事な杉の大木が いくつも見られます。いわゆる神宮杉ですね。
これら見事な杉を見れば、はるか太古の昔から存在するように思えますが、実は そうではないという意見があるようです。
平安末以降、神宮は積極的に宗教活動を行って信者を伊勢に導こうとしたようですが、それに乗じて、本来高地や谷間にある杉並木を、低地の神宮境内に作り出そうとしたのではないか、というのですね。
確かに、杉並木がこんな場所にあるのは、人が施業しないと維持できない、という意見は、正しいように思えます。