伊勢神宮2「内宮へ & 宇治橋」、&3周年 | 日中韓文化地めぐりのブログ

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ブログ3周年

 

 振り返ってみたら、3周年過ぎてました。2014年5月10日から書き始めたんですね。忘れてましたw

 最初は他サイトで書いたものを転用してただけで、アメブロを長く続ける意図は無かったんですけどね。それが、いつの間にか3年も。

 これもひとえに、読んで下さる皆様のおかげです。ありがとうございますm(_ _ )m

 

 

 因みに、この1年間で最も感動した文化地・文化財は何か? それは、為因寺宝篋印塔か、日干しレンガモスクのトルファン・エミンモスクか、礼拝を見れた納屋戸清真寺か・・・・・

 

 いや、それらを超えるものが、こないだのGW旅であったのです!ビックリ

 それはまた後で書きたいと思います^^

 

 

 

 

 

 

 

 

伊勢神宮2(内宮へ)

 

 

 
  さて、外宮の無料駐車場に車を停めたまま、バスで内宮に向かいました。
 料金は430円・・・・高いあせる
 
 
 
 
 
 
 まずは朝の腹ごしらえから。外宮でだいぶ歩いたのでエネルギー補給しないと。
 
 
 
 
 
 
 
 
 食べたのは伊勢うどん。太めの麺で、ややもっちり。もっちりはそれほど好きじゃないけど、すきっ腹なので美味しかったですねえ^^
 
 
 
 
 
 
 
 
 そして内宮(皇大神宮)にやってきました。時間は午前8時前。人の出もさすがに多いです^^;
 しかし、この鳥居を見たら、気持ちが高まってきましたね!
 
 
 
 
 
 
 逆光だったので、鳥居を反対側から1枚 カメラ  橋の両側にあるこれらの鳥居の柱は、内宮外宮両正殿の棟持柱をリサイクルしたもの。
 とてもありがたい柱です。
 
 そして、20年後には、さらに別の場所で使われるのですね。
 
 
 
 
 そのうちの1つが、こちら。東海道関宿 東の追分の鳥居(亀山市)。
 2代前の正殿の棟持柱を使ってるわけですね。
 
 
 
 
 
 
  さて、鳥居をくぐり、宇治橋 を渡りましょう。自分は日本の橋では、この内宮にある宇治橋と風日祈宮橋が一番好きでして。 
 だから、ゆっくりゆっくり、一歩一歩かみしめて渡りましたw
 因みに、神宮の橋も社殿と同じく定期的に造り替えられます。
 
(写真は入口方向を向いて撮ってます。これ以外の写真はどれも人だらけなので、この写真を選びました^^;)
 
 
 
 
 
 
 
 
 下に流れるは五十鈴川。本当に美しい川ですねえkirakira*
 
 
 
 
 
 一方、反対側(上流側)には木除杭が立てられています。これは、川の増水時、流木などによって橋が傷つけられることを防ぐためのもの。
 

 

 

 

 

 

 

 さて、橋を渡って進んでいきましょう。辺りは神苑と呼ばれ美しく整備された庭園が広がってます。

 江戸時代はこの辺にも民家や土産物屋などが並んでいたとのこと。今では想像できません。

 
 

 

 

 

 

 

 手前から、美しく輝いた玉砂利、神苑の木々、そして山(鼓ヶ岳)。

 それぞれが近景、中景、遠景となって、見事な景観を作り出してましたね。

 

 

 

 

 

 

 

神苑を抜け、火除橋へ。

 

 

 

 

 

 

 

 火除橋を渡れば、右手に手水舎があります。こちらでお清め。

 

 

 

 

 

 

気持ちが引き締まる瞬間です。

 

 

 

 

 

 

 

  そして、いよいよ第一鳥居をくぐります。かつては、ここからが神域への入口だったとか。

 
 さて、ちょっと長くなったので、以下は次回ということで。
 
 
 
 
 
 
宇治橋(興味のない人はスルーして下さい)
 
 
 
 
 宇治橋 をもう少し。橋の長さは101.8m、幅は8.4m、3本立て13組、合計39本のケヤキの柱が立てられています。
 オール木造の柱としては、日本屈指の規模を誇るでしょう。
 
 この橋の橋脚部分を見れば、これはもう建築好きには たまりませんw 
 
 
 
 
ズームアップ
 
 面白いのは、柱同士を貫で繋がず、柱の両側から長押を打って連結していることですね。
 そしてさらに筋交い方杖を入れ、剛性を高めてます。
 
 宇治橋自体は鎌倉時代の創建だそうですが、その時代には既には存在しています。そして長押よりも貫の方が強いので、普通は貫を使うのですが、なぜ長押にしたのでしょうかはてなマーク
 
 
 
 
 
 で柱同士を連結するのが普通。写真は厳島神社反橋(重文、1557年頃)。
 
 
 
 
 
 
 橋の敷板には、長さ421cm、幅が約30cm、厚さも15cmある立派なヒノキ材が使われ、計616枚張られてます。
 ただ、年間約400万人も通るために、造り替え前には約6cmもすり減るとかびっくり
 
 敷板の張り付けには、敷板同士を高度に密着させる船大工の技法が使われているとの事。
 興味のある人は、「すり合わせ」、「木殺し」、などを検索してくださいw
 
 
 
 

 

 

 

 もう1つ、宇治橋を渡り始めて左側の2番目の擬宝珠に注目ビックリマーク

 この中には橋の安全を祈って饗土橋姫神社の萬度麻(まんどぬさ)が収められているそうで。


 この擬宝珠(ぎぼし)に触れて帰ると、また参拝に訪れる事ができるそうなので、お見逃しなく(^∇^)

 
 

 

 
 
 いやしかし、建築好きでなくても、この宇治橋はハッとさせるものがあると思います^^ 
 全長約102mのこの立派な木造橋は、よく風景に溶け込むからですね照れ
 
 次に来るときは、人が少ない時に、いろいろ撮ってみたいと思いました。
 
おしまい