妙義山トレーニング 後編 | 山法師のブログ

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日日是好日


悟りとは、失ったとき初めて気づくものの価値を 失う前に気づく事

午後2時 腕がパンパン…
縦走するには体力、時間とも足りない…
トラバースに時間がかかり過ぎました…
足がふわつき、サクサク歩けなくなってしまっている…
腕力を使い過ぎたのは高所に対する不安感があったからか…
名残惜しいですが少し引き返し、下山出来る分岐点まで戻りました。

エスケープルートかと思いきや…
この急勾配が高低差で100㍍程続きました…
浮き砂で滑りやすく…
掴んだ岩がスッポリ抜けたり…
ザイルは所々切れかかっています…


大砲岩までの分岐点まで降りてくると
エスケープルートかと思っていたルートは立ち入り禁止区域でした(;^_^A
観光案内のホームページにはここまで書いてなかったんですが~
ズルズルと降りてくるなら出来ましたが、登るのは技術以前に危険だと思います。

天狗のびよら


胎内くぐり…

断崖絶壁の岩の塔での胎内くぐり…
『良い感じ』に風も吹きはじめ~
ある意味生まれ変われそうでした(;^_^A
胎内くぐりからの風景

ドドン~と崖です(〃ω〃)

ここに来て山の感覚が戻りました。
『猿の足』がなかったんだ(>_<)

沖縄剛柔流の稽古法でもある『足指の感覚』
たとえ靴を履いていても猿の足のように木の枝を掴むような感覚で地面を観じると安定感が格段に向上します。

恐怖心を沈めようと横隔膜を下げる呼吸法をしても直ぐ戻ってしまい道中ペースが上げれませんでしたが…
この足裏(個人的に手の内ならぬ足の内)があると呼吸法をすんなりと體が受け入れてくれる…
不思議なモノです…。
時間にかなり余裕が出来たので、
もう少し日が傾くまで
『站椿(たんとう)』…
站は動かないもの
椿は深く突き刺すもの
という意味があります。

この場ならではの…
自然への警戒感MAXな感じ…『無極』
手の内がまるで違います…
無いはずのものが有るかの様に感じます


elementの呼吸+舞手

型稽古 
ナイハンチ、セイサン、観空舞手

4時近くになったのでそろそろ下山。
第四石門
一応ばけたんテスト。
グリーン。normalエリアでした。

続いて第三石門。


第二石門。
ヨーダに逢えそうな気がしてきます(o^^o)

巨塔のような第一石門。
圧巻です。
ばけたんテスト。青!当然でしょうか。
16時20分。無事下山。
ドライブインで記念の登山バッチをゲット(〃ω〃)
中之獄神社に御礼のお参りをして
夕日に照らされる妙義山を日が暮れるまで眺めました…
山の後の夕焼けは格別です!

読んで頂き有り難う御座いました┏○ペコッ