31/100 偽りの言葉。本音の言葉。 | ひろこ徒然なるままに〜笑いながら生きていく偉業を書き記す〜

ひろこ徒然なるままに〜笑いながら生きていく偉業を書き記す〜

9年前の自分自身で書いたFacebook過去投稿に学ぶこと、気付くこと、癒されることの多さに驚いた。今度はブログに書き記しておくことにした。このブログは未来の私への贈り物。タイムカプセルブログである。

神原ひろこのブログ

1977年生まれ。薬剤師。facebookで薬剤師芸人を名乗る。主婦であり3人兄弟のお母さん。SNS上でロコちゃんと呼ばれている神原ひろこがロコフェス(6/5開催予定)というイベントを作って行く過程を書いている。

 


100日の会、31日目。



⬇️こちらの続きです。







花森かえちゃんのインタビュー、

ロコフェスの世界観を

引き出してもらうつもりが、

なぜか、子育ての話になった。

『一番辛かった競争』の話、



地域のお祭りで、阿波踊りの練習をしに、

お寺へ通った、あれは、3歳?4歳?

長男は阿波踊りに興味はなかったんだろうな。

みんなの列からすぐ脱走する😂

あの頃の私は、『みんなと同じ』に

こだわってたなぁ。 


彼は阿波踊りよりも、

お友達と遊びたかっただけ。

お友達がいるから参加してただけ。

だから、練習に飽きると脱走する😂

だけど私はみんなと同じように

練習をしてほしかった。




⬇️キャンプ中、バーベキューする横で

喧嘩を始めるご兄弟😂

兄弟揃って大変だったわ🤣






お寺の敷地から出てはいけない、

そう言われているのに、

お寺の外に出て、猛ダッシュで逃走する。   

私はなんのために お寺に通わせてたのか。



周りのお友達と同じこと、

みんながやってることをやらせたかった😂

お祭りの阿波踊り、

私が憧れてたからやらせたかった🤣

みんなみたいに、お祭りに出て欲しかった。

エゴエゴエゴエゴエゴ😂





ダッシュでお寺から脱走する長男を

追いかけようとする私に、真顔で、

『ねぇ、なんで、〇〇くんは、

そうなっちゃうの?なんで?』

と、聞いてくるママ友がいた😳



そんなの、私が聞きたいよ。

知らないよ。なんでなのよ。

あの頃の私は、今とは全然違う

受け取り方をする人だったので、



真顔でそんなことを聞かれて、

勝手に傷ついた。

『なんで〇〇くんは、そうなっちゃうの?』

の、うしろに、




『親の躾が悪いからだよね。

母親のあなたが悪いからだよね。

なんでそうなっちゃうの?

あなた、自分が悪いってわかってる?』

 



と、言われているような感覚になって、

一人で勝手に落ち込みまくってた😂

そして、そんな自由な長男だったから、

私以外の大人に、怒られたりすることも、

たびたびあった。




私はそれが嫌で仕方なかった。

自分が怒られている気分になるから😭

長男を『ちゃんと』させられない、

私が責められて怒られてる気分になって、




親の私が見てなくて、ごめんなさいって

謝ることになるのが、すごく嫌だった。

それが本当に苦痛で仕方がなかった。

だから先手を打って、

長男を率先して怒るのだ。




だから私はいつのまにか、

長男の行動、一つ一つに、

いちいち怒るようになった。

他人に怒られるくらいだったら

私が怒ってやる。私が一番に怒ってやる。




本音では、怒りたくなかった。

長男の行動について、本音の私は、

そりゃ、そうなっちゃうよね。

そりゃ飽きるよね。

じっとしろと言われても、

じっとなんて、できないよね。




わかるわかる、て、思ってる癖に、

それでも私は長男を怒りまくった。

長男を誰よりも怒ることで、

長男を守り、私自身を守ってるつもりだった。

本音で生きていなかった。




今回、かえちゃんのインタビューで、

その時の私の感情がハッキリ蘇った。

私は怒りたくなんてなかった。

本音と建前の、建前を優先して、

怒りたくないのに、怒りまくってた。




それが、悲しくて苦しくて、

私は自分で自分を傷つけてたし、

私は長男を傷つけまくっていた。

本音で生きられなかったあの頃は、

自分を傷つけ、長男を傷つけていた。




私の本当の願いは、

長男が自由に、感じたままに、

生きて行くことだったはずなのに、

私は、周りのルールや、

周りからの評価を気にして、




徹底的に長男を怒って矯正しようとしていた。

本当は私自身も、自由に感じたまま、

生きていたかった癖に、自分自身も、

それを矯正して生きていたから。

そのまんま、長男とのやりとりという、

現実の中に投影されていた。



私の好きな本のひとつ、

【ほんとうは、なくていいもの】

著者の斎名智子さんも

この本の中に書いてくれてる。

本音は人を傷つけない






傷つけるのは、偽りの言葉であり、

自分を傷つけるのは、誰でもない。

自分である。

他人の言葉に傷つけられるのではない。

自分の受け取り方で、自分を傷つける。



他人と比較する世界で生きていると、

『建前』がたくさん生まれる。

いらない競争がたくさん生まれる。



みんなが当たり前にできていることが

できない自分、できない長男。

みんなと同じにできないことへの

劣等感が生まれ、落ち込む。




必死でできているフリをする。

できているフリをさせる。

できないことに、焦る、怒る。

傷つき、傷つける。




長男は、大人がびっくりするようなことを

平気で言ってみたり、

平気で聞いてみたりする子だった。

大人は驚く。大人は怒る。



それは、大人の中にある、

固定観念や思い込みや、

凝り固まった感情や、拗れた感情を

ぶち壊すような言葉だったりするから。




彼は小学校高学年の時に、

私に尋ねて来た。

『母さんは、

何が楽しくて生きてるの?』



ハッとさせられた。

自分の楽しいが、なんなのか、

わからない自分に気付かされた。

つまらなそうに生きてる私に

長男はとてもガッカリしていた。




子どもが大人になりたいって思えなくなる、

未来に絶望するような、そんな大人に、

いつのまにか、私はなっていた😳



長男の言葉をきっかけに、今のような

イベントクリエイターの私へと

私は成長していくことになるのだが、



その過程で出会ったのが、

シンガーソングライターTAKERUだった。

TAKERUの生い立ち、

TAKERUママ、レイチェルさんの

子育てでの体験話を聞くイベントと出会った。

それがレイチェルのあのねである。






そのイベントに出会ったのは、

私の中の、私に繋がるためだったのだな、

それを、今回の

金森かえちゃんとのインタビューで、

再確認することになった。




あの日の私の涙に繋がっていた。

昨年の藤原真澄さん主催のイベント、

生まれてきてくれてありがとう

あの日流した涙がきっかけで、

ロコフェスは生まれました。





大トリのTAKERUの歌に、あの日、

涙が止まらなかったのは、

あの頃の私の想いに繋がったから。

本音で生きられなくて、

あんなに長男を傷つけて、

こんなに自分を傷つけてた。




TAKERUは魂に響く歌を歌って

人を喜ばせて生きている。

10歳の時に、母、レイチェルさんに

『僕は歌で人を幸せにする』と、

宣言をして、今を生きている。




TAKERU自身も本音で生きられない時代を、

自死まで考えるほどに傷つきながら

成長して来たシンガーソングライター。

母が大好きだから、母を傷つけたくなくて、

言葉を発することをやめた小学校時代。



本音を言えないくらいなら 

言葉を失う方がマシだったのかもしれない。

今、TAKERUとレイチェルさんは、

歌とお話のイベントを

再び始動している😊












そして昨年の

生まれてきてくれてありがとう

あの日、私は、自分の中の、

何にそんなに響いて泣いていたのか、

あの日は正直わからなかったのだけど、

今回の花森かえちゃんのインタビューで、

感情が蘇ることで、思い出せた。



生まれてきてくれてありがとう

今年は10回目を迎えます😊














それでロコフェスがなぜ生まれたのか?

それは次のブログで書こうかな。

気付いたら、こんなに長くなっていた😂