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野生農園日誌

自然農法の農園「野生農園ザ☆ばん」の日々の記録
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気が付けば12月中旬。この調子だと、気が付けば命のお仕舞はすぐ来るでしょう。大切に生きましょう!
今さら11月の報告ですが、その時を一生懸命生きてきた結果です。

9月上旬にまいた大根やカブは暑さや虫でやられちゃいましたが、中旬にまいたものは何とか生き延び順調に生育中。
ツル首カボチャやケツメイシ(エビスグサ)、イモ類なども色々収穫。

そして前回報告した食用ホオズキ、11月に入ってようやく少しずつ熟し始めました。


・・・と思いきや、いきなり寒くなって半分死滅。その後霜が降りると、全滅。

完熟から枯れるまで一瞬でした。そのため、まだ大量の未熟な青い実が残ってます。

ちゃんと熟したのは5%くらいでしょうか。
販売した金額は2~3000円。草に負けたり発芽しなかったりで、上手く育ったのは5分の1くらい。
ちゃんと全部育って全部熟して売れたとしたら30万円くらいか。御殿は建ちませんが、悪くないお小遣いです。しかし、もう少しきちんと手入れして生存率を上げたとしても、来年もこの気候だとちゃんと熟させるのは難しいか?
補佐の残りの人生から考えて、時間をかけても成果が出ないことは、もうあまりしたくありません。、
そういうわけで徐々に放置プレイで育つものを中心にしてきてる野生農園ですが、来年のホオズキをどうするか要検討です。

今年は何故か、掘り残したジャガイモから子イモが育って秋ジャガが出来ました。
この地域は山間地で寒く、秋ジャガが生育できる期間は短いので、栽培してませんでしたが、今年はたまたまいい種芋を掘り残しちゃったのか、今年の気候がよかったのか。
一塊ごっそりいいイモが出来てた個所があるので、前者の要因もありそうですが、暑い時期が長く続いたことも大きそうです。
来年秋ジャガに挑戦し、秋までしか作ってない「救いがたい理想主義者のためのポテトチップス」を冬に作るのもいいのですが、やっぱりここも、補佐の人生の残り時間を考えると、あれこれやり過ぎない方がよさそう。わざわざ植えるのではなく、夏にたくさん出来たら敢えて掘り残しておくのがいいかもしれません。

さて以前お伝えした、当農園のホームページで使用しているwix社の続報です。
wix社に、ガザの占領政策を批判した社員を解雇したり、ハマスの残虐性を強調する、ハマスを装った偽サイトを掲載し続けるなどの行為があったので、それについての見解を尋ねました。
しかし返信はなく、それを否定する気もないようなので、wix社との契約を解除することにしました!・・・したんですが、うっかり自動更新されてたことに気付かず、気が付けば2年分のお金を引かれてしまってました。
自動更新された翌日、サイトの停止と返金の依頼をしてますが、これにもまだ返信がありません。wix社もうっかりしてるんでしょうか?
というわけで、オンラインショップがまだ動いてますが、うっかり買い物しないようお願いします。

10月は雨と、どんより曇りばっかりでした。
秋の初めの酷暑と虫からの攻撃を辛うじて耐え忍び、なんとか生き延びた少数精鋭の大根やカブですが、今度は日照不足の影響もあってかまだまだ勢いが弱いです。。
暑さで虫、長雨でカビなどの生き物たちは元気になりますが、野菜や人間にとっては過酷な環境。
実は人間である係長補佐も、夏から秋にかけて謎のオデキや皮膚のカイカイに悩まされてました。

そして原因は不明ですが、今年は食用ホオズキが緑色のまま、全然黄色く熟して色づいてくれません。
以前育てていた大玉の食用ホオズキは、暑さに弱くて夏の間は実をつけず、寒さにも弱くてようやく熟し始める頃になると枯れてしまうという虚弱体質。
そこで、大玉よりも熟すのが早く、暑さ寒さにも幾らか強い小玉の食用ホオズキに変えたことで、何とか収穫できるようになり、量産を目論んでいた所で、謎の成熟拒否問題発生。

食用ホオズキは青春時代末期の係長補佐のように、成熟を拒否しているのでしょうか。
就職活動していた当時読んでいたのが、沢木耕太郎が20代の頃、ユーラシア大陸を路線バスで横断した旅を綴った「深夜特急」。
もう内容は殆ど忘れてしまいましたが、就職活動している時に読む本じゃないです。
30年近く前に読んだきりで、断片的な記憶しか残ってませんが、沢木さんが旅先で出会った若者が、別れ際にバスを指差して言った言葉「From youth to death」が強く印象に残っています。環境破壊や戦争に繋がっている殆どの仕事に興味が持てず、幾らか興味を持てた会社から送られてくるのは不採用通知ばかりで、就職活動に嫌気が差していた当時の自分の心情にフィットしていたのでしょう。そんなバスはこっちから乗車拒否してやるぜと、就職活動をやめました。しかし、ホオズキは熟したところで就職するわけではないので、熟さないのは心理的な問題ではないと思われます。

不思議なことにホオズキを育てている二か所の畑の内、殆どまいた種が発芽しないまま消えてしまった方の畑では、生き残った僅かなホオズキの実が熟しています。
二つの畑の目立つ違いは日照条件。熟している畑の方が、周囲のスギ林に遮られて日陰になる時間が少し長くなります。
その日照時間の僅かな違いによる地温の差が、熟度の違いに繋がったということかもしれません。
それだけ今年の暑さは小玉の食用ホオズキにとっても過酷だったということなのでしょうか。だとすると、これから気温が下がって実が色付いてくれるでしょうか。
現在は既に11月。今の私はその後の経緯を知っているのですが、これは10月の報告なので、答えはまた次回。

10月上旬には「野生の楽校~食べられる森づくり~」で、野草天ぷらを実施。
今年はツル植物が旺盛に繁茂していましたが、中でも激しく伸びていたカナムグラを大量に天ぷらにしました。
次回は12/8、ドングリを食べる予定。
詳細は追ってまたお伝えします。

沸騰しそうな暑さの8月でしたが、9月に入っても酷暑が続き、日中は35℃超えの日も…。
昨年も今年同様、9月に入っても暑さが続き、これまでほとんど失敗のなかった大根が半減してしまいました。
大根の生育適温は20~25℃。連日30℃超えではなかなか発芽しないわ、発芽してもなかなか大きくならないわ、高温だと虫も活発に動いてて葉っぱが食われてしまうわで、まともに育つのが難しいです。
しかしあまり遅くまいても、この地域は冬が来るのも早いので、大きくならない内に寒くなってしまいます。
リスク分散で何回にも分け、ちょっとずつまければよいのですが、時間も限られているし雨の日もあるので、まける時にある程度集中してまくしかありません。


そんなわけで、今年も前半にまいた大根は、壊滅的な被害を受け、虫のために種まきしたような結果に。

これまでは8月末~9月上旬に種をまけば普通に育ってくれたのですが、これまでの暦通りでは栽培が難しくなってます。
色々やり方を変えてく必要がありそうですね。猛暑日の続いていた9月下旬、秋分の日を過ぎたところで、今度は唐突に寒さがやってきました。あまり遅くにまいた大根はやはり育たないかもしれません。
一方、いつまでも暑かったお陰で遅くに蒔いて、もう手遅れかなと思ったオクラが、9月になって結実し始め、勢いを増しました。


横から生えてるのはネコジャラシ(エノコログサ)と薬草茶になるエビスグサ(ケツメイシ)。ネコジャラシはもちろん、エビスグサも意図的に混植したのではなく、去年のこぼれ種から勝手に育ったやつですが、うまいこと共生してます。

 


アライグマに食われる前に出来たスイカ、ドライになってオンラインショップで販売中です。
こちらもよろしくお願いします!
しかし、オンラインショップに使用している「wix」。前にもここで書いたようにイスラエルの企業です。
パレスチナ農民を支援し、パレスチナ人とイスラエル人の協働という理想の下で作られたオリーブオイルを使った商品「救いがたい理想主義者のためのポテトチップス」を敢えてここで販売するのもいいかなと思っていたのですが、イスラエルに批判的な書き込みをした従業員を解雇したとのこと。
Wix」がハマスを支持するウェブサイトの削除を進める&反イスラエル的発言をした従業員を解雇したことも判明
wixにも問い合わせし、詳しく状況調べてまたご報告します。

夏の間に再び勢いづいてきたササを刈って空気の通り道を作り、炭を埋めて微生物の住める環境を整えて、森が呼吸できるように手助けし、晩秋から苗を植える準備をしていきます。

更に、植物のことなら何でも知ってる葉っぱー池竹さんのレクチャーを受けながら、野草を天ぷらにして食べましょう。
⁡高校生以下無料なので、是非お子さんもご一緒に!
⁡⁡
●講座内容:
⁡①空気と水の流れに着目した森林整備
森の下を覆うササ藪を刈って
空気を通したり、
林床から生えてきたけど
ササに覆われて息絶え絶えの樹を
救出したりする作業を行います。

木の見分け方、危険な植物やキノコに
ついて、ナラ枯れについてなど
森についての知識も、
植物おじさんの葉っぱー池竹さんに
たくさん教えてもらえます。

⁡②野草茶作り
雑草と呼ばれる草にも、お茶にすると
美味しい草、身体を整える作用のある
草など色々あります。
そんな野草を煮出して飲んでみます。

③野草天ぷら作り
今は野草が美味しい季節。
⁡植物について学びながら天ぷらにして
食べてみましょう。
●講師:
・葉っぱー池竹さん:食べられる植物に
詳しい植物おじさん。

⁡◎日時:10/6(日) 9:30~16:30
午前の部:9:30〜12:30
午後の部:13:30~16:30
※小雨決行荒天中止

◎集合場所: 牧郷ラボ(旧牧郷小学校)
相模原市緑区牧野7029

※中央本線「藤野駅」まで送迎もします。
ご相談ください。
※ナビでは、「牧郷体育館」で検索すると
出る場合もあります。
※駐車スペースたくさんあり

◎持ち物:(あれば)ノコ鎌・剪定ノコ・剪定ハサミ

◎服装:汚れてもいい服装
(長袖・長ズボン)、軍手、長靴や歩きやすい靴

※黒い服はハチを寄せやすいのでお避け下さい

◎参加費:
午前の部・午後の部各1600円(保険代含む)
通しでご参加の場合は2300円
高校生以下無料、学生半額
300円までよろづ(藤野の地域通貨)支払可、リピーターの方は参加費300円割引

◎お申し込み、お問い合わせ:野生農園ザ☆ばん お問い合わせ までメッセージをお送り下さい。

8月は、死ぬほど暑く、9月になっても暑いけどまだ生きてます。
酷暑の中で、生きてる命も死んじゃった命も、みんなよく頑張りました。
さて、この暑さの中でスイカはどうなったでしょう?
暑さで枯れてしまったものもありましたが、生き残ったスイカは頑張って、例年より10日くらい早めに実をつけてくれました。
例年だと、ピークはお盆の頃になるのですが、今年は7月から出来始め、着果数では8月上旬がピークでした。
初期には小さい実が多かったのですが、8月に入ってからは大きいものも増え始め、8月中旬に過去最大の4.4キロの大玉!
元々固定種の黒小玉だったのですが、何代も自家採種している内に近くのスイカと交雑して、色が薄くて縞があるものやら大玉やら、色々出来るようになりました。


アーナック部長と並ぶと、その大きさがよく分かります。部長はチワワより少し大きく、グレートデーンより少し小さい程度のサイズです。しかし、このスイカが今季最後の大物となりました。

去年から収穫が近づいたスイカを土嚢袋に入れるようにしたのですが、この作戦が功を奏し、アライグマを防げていました。
でも8月中旬、ついに土嚢袋が怖くないことがバレてしまったようで、土嚢袋に入れたスイカがみんな引っ張り出され、食べられてしまったのです。
考えてみれば「別に死なないから我慢すればいいや」と、電柵すら学習して気にしなくなったアライグマです。
勇気と学習能力、そしてスイカへの執着には凄まじいものがあります。土嚢袋なんて、朝飯前でしょう。一年もよく持ち応えました。

おかげで、一回限りの出演予定だった謎の覆面レスラー、イーロンマスクさんも再登場するはめになってしまいました。
今、係長補佐がいる世界が、過去に戻ってやり直している世界線かどうかは、補佐のみが知るところです。
そんなことより、未来に目を向けますと、電柵もダメ、土嚢袋もダメとなると、来年からのスイカはどうしたものか。
きっとどうにかなるでしょう。どうにかならず、たとえ野生農園ザ☆ばんのスイカが絶えても、今年は色んな人に種をあげたので、きっと誰かがスイカを未来に繋いでいくことでしょう。

そういうわけで、もしかしたら今期が最後になるかもしれないドライスイカ、野生農園ザ☆ばんの
オンインショップで販売してます!

原産地、米国の先住民はアライグマとどう付き合っていたのでしょうか?
白人が来る前にはスイカはなかったでしょうけれど、トウモロコシなどは食われてたと思われます。
調べてみると、こんな動画が!
アライグマのダンス
インディアンの笛で、インディアンに伝わる曲を吹き、野生のアライグマを呼び寄せてます。
もしかしたら、現代人が失ってしまった知恵を使って野生動物とも付き合っていたのかもしれませんね。
遠くに行ってもらう曲を吹いたとか、笛でおびき寄せて食べちゃったとか(アライグマの肉は美味しいらしいです)。