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野生農園日誌

自然農法の農園「野生農園ザ☆ばん」の日々の記録
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https://www.yaseinouentheban.com/

先月からボチボチやる宣言したものの、毎月色々あるのでコピペを駆使して4コマ描きました。

4月は種芋植えたり、木彫ったり、サツマイモチップス作ったり、いつの間にか終了。

そして今日はあそこをマダニに噛まれたり、それと関係なくあそこが炎症起こして痛かったり痒かったり、あそこ受難の日のため文章を書く余裕がなく、先日SNSの投稿をコピペして4月の日誌代わりにします!あそこがどこかはあなたが決めて下さい。

 

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ポテトチップスのラベルにはチェ・ゲバラ、キクイモチップスのラベルにはマサソイト酋長に登場してもらったので、サツマイモチップスにも誰か、一部の権力者が支配する世界に異を唱えた人に登場してもらおうと、メキシコのゲリラ組織サパティスタの人に登場して頂きました。

サパティスタは、差別や貧困の解消を目指す、メキシコ先住民の農民を中心とした組織。反グローバリゼーションの象徴的な存在でした。かつては武装闘争も辞さない方針でしたが、政府から武力鎮圧を受け、その後対話路線に転じて国際的にも高い評価を得ています。昨年メキシコを旅した際、メキシコシティ中心部の公園にサパティスタ30周年を記念したパネルが展示してあるのを見て、かつてテロ組織のように扱われていた団体の活動が認められたのかと感慨深かったです。

従来のStudio Hoff 森永 潤一郎 さんのサツマイモと神獣(?)のデザインはワンポイントとして残し、森永さんのハイセンスなイラストと、野生農園ザ☆ばん係長補佐のどす黒い情念のイラストとがコラボした得体のしれないラベルになりました。

ラベルが完成した後、大学時代からの友人の訃報が届きました。彼は学生時代、20年生まれる時代を間違えたような活動家でした。

こんなマニアックなチップスを買ってくれる人がいるのかどうか疑問ですが、サパティスタの存在も知ってた元活動家の彼なら、このラベルも面白がってくれそうなので、あの世に行く時にはお土産に持って行こうと思います。

 

 

最近はyoutube紙芝居を始めた係長補佐。

 

 

他にも色々忙しくて、ますますブログの更新が滞り、4コマ漫画家引退も頭をよぎりましたが、特に誰かから求められて描いてるわけでもないので無理せずぼちぼち続けます。
3月は冬が逆戻りし、藤野では繰り返し雪が積もったりみぞれが降ったりしてましたが、ようやく一旦冬が終わったように見えた、春分を過ぎたあたりから、ジャガイモの植え付けを開始しました。

 

食糧危機、大災害、経済崩壊と、不穏な噂が囁かれる中、いよいよ現実のものになりつつあるのが食糧危機。
備蓄米流出後も相変わらず米価の高騰は続いています。JAが価格が下がることを怖れ、備蓄米を市場に供給しないからだとか、そもそもの生産量が足りないからだとか、色々な意見があります。
いずれにせよ、米価が上がっても農家は儲かるどころか、資機材の高騰でますます苦しくなっており、稲作農家が今後も高齢化でリタイアしていく流れは避けられません。長期的に見れば、本当に米はますます貴重品になっていくかもしれませんね。
穀類は収穫しただけでは食べられず、その後乾燥、脱穀、籾摺り、製粉など様々な工程が必要となります。
また、水田だと常に水を湛えておく必要がありますし、適した用地を確保するのも簡単ではありません。
その点イモ類は、穀物と同様、エネルギー源になる炭水化物を多く含むにも関わらず、畑で簡単にできるし、掘り出せばすぐに食べられます。
 

ジャガイモは日本の高温多湿の夏、湿気の少ない冷暗所が無いと腐らせてしまうこともあるし、サツマイモやサトイモは寒さで傷んでしまうので、意外と保存は難しいのですが、それは穀類も同様。
新大陸からジャガイモが伝えられた後、ヨーロッパでは人口が急増しました。しかし、原産地の南米のように多種多様なジャガイモを植えるやり方ではなく、単一の種類に限定して栽培していた結果、アイルランドでは19世紀半ば、ジャガイモに伝染病が蔓延して飢饉が発生。100万人を超える餓死者を出したと言われています。

そんなわけで、今年は例年だと畑にばら撒いて捨ててしまうような去年のクズ芋も、無いよりましだろうと、いっぱいジャガイモを、それも複数の種類を植えておきました。

ビビ係長も、よく畑を掘って小動物を探してます。アカネズミをくわえて引っ張り出しましたが、食べようともせず、噛みもせずに動かなくなったネズミを畑に放置。補佐は食おうかどうしようか逡巡しましたが、外傷がなかったので、もしかしたら仮死状態なのかとその場に置いていきました。翌日に行くといなくなってたので、他の動物に食われたか、生き返ったのか・・・。

中学生の頃だったでしょうか。レンタルビデオで「ネバー・クライ・ウルフ」という映画を借りて観たことがあります。
その頃家にビデオがあったかどうかも定かでなく、どこで観たかも記憶があやふやですが、生物学者を主役にしたドキュメンタリー風の作品で、オオカミがネズミ喰ってたという話だったことだけ覚えてます。この作品ではネズミが主食だったという話だったけど、原作はノンフィクション風の小説なので、本当にネズミを主食に生きてるデカいオオカミがいるかどうかは知りません。まあ主食にしてるかどうかはともかく、キツネもよくネズミを食ってますし、イヌ科なら当然ネズミは食うでしょう。人間だってネズミを食用にしてる文化も少なくないし、畑に住んでるアカネズミなら家にいるドブネズミやクマネズミよりも病原菌を運ぶリスクも少なく安全。ビビ係長も係長補佐もいよいよ食い物がなくなれば、躊躇せずにネズミも食べることと思います。

昨年に続き、今年もニンニクにつく虫(ネギオオアラメハムシ)は少なめ。
少々野菜売ったところで、大して稼げやしないし、自給プラスαくらいがいいかと、ニンニクの栽培量も減らしました。
虫が減ったのは、ニンニクが減ったからなのか、ニンニクへの執着が薄れてきたからなのか。
執着を手放すことで野菜が育ってくれるとしたら、これが福岡正信氏のいう無為自然なのかもしれません。知らんけど。

2月もキクイモ掘ってばっかり。
そしてキクイモが野生農園ザ☆ばんの所に届くまでのストーリーを動画にしようと紙芝居作ってたのですが、横道にそれて収集付かなくなったり、未経験の動画編集がうまくいかなかったりで保留中。出来たらお知らせします。とりあえず、いつもの4コマ漫画だけお届け。

丈夫でどこでも育つキクイモですが、やはりササやオオブタクサと競合する場所では根塊の数も少なく、サイズも小さいものが多いです。それでも出来てくれるだけありがたいのですが、量を取るにはたくさん掘る必要があるので、不作だとそれだけ収穫が大変になります。高畝に整備した部分から、いつの間にか勝手に生えてきたやつは豊作ですが、もう茎が枯れて折れちゃってるので、どこにいるのか分かりません。

そして、来週の土曜日は冬の間冬眠してた「野生の楽校~食べられる森づくり~」を3/15(土)再開します。


不穏な社会情勢や、異常気象、食糧品の価格高騰などなど、先行き不安な人もいるかもしれませんが、自然の中には本来、食べられる物や薬になる物など、我々の命を支えてくれるものがたくさんあります。いざとなったら野生に返ろう、野生に返っても生きていける森が溢れる世界にしようというコンセプトで、色んな植物を食べたり、森を整備したりしています。

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「野生の楽校~食べられる森づくり~」
これまでのようにササを刈って空気の通り道を作ったり、炭を埋めて微生物の住める環境を整えて森が元気になるお手伝い。
そして今回は果樹の苗木を植える予定。
草木もそろそろ活動を始め、食べられる野草もだんだん増えていきます。
植物のことなら何でも知ってる葉っぱー池竹さんのレクチャーを受けながら、野草を天ぷらにして食べましょう。
⁡高校生以下無料なので、是非お子さんもご一緒に!
⁡⁡
●講座内容:
⁡①空気と水の流れに着目した森林整備
森の下を覆うササ藪を刈って
空気を通したり、
林床から生えてきたけど
ササに覆われて息絶え絶えの樹を
救出したりする作業を行います。

木の見分け方、危険な植物やキノコに
ついて、森についての知識も、
植物おじさんの葉っぱー池竹さんに
たくさん教えてもらえます。

⁡②植樹
果樹の苗木を植える予定です。

③野草天ぷら作り
今は野草が美味しい季節。
⁡植物について学びながら天ぷらにして
食べてみましょう。
●野草食講師:
・葉っぱー池竹さん:食べられる植物に
詳しい植物おじさん。

⁡◎日時:3/15(土) 10:00~16:00(途中参加、退出自由)
※小雨決行荒天中止

◎集合場所: 牧郷ラボ(旧牧郷小学校)
相模原市緑区牧野7029

※中央本線「藤野駅」まで送迎もします。
ご相談ください。
※ナビでは、「牧郷体育館」で検索すると
出る場合もあります。
※駐車スペースたくさんあり

◎持ち物:(あれば)ノコ鎌・剪定ノコ・剪定ハサミ

◎服装:汚れてもいい服装
(長袖・長ズボン)、軍手、
長靴や歩きやすい靴

※黒い服はハチを寄せやすいのでお避け下さい

◎参加費:
2000円(保険代、天ぷら材料費含む 苗木代はドネーション大歓迎)
高校生以下無料、学生半額
400円までよろづ支払可、リピーターの方は参加費300円割引
◎お申し込み・お問い合せ
このブログの「プロフィール」の「メッセージ」からお問い合せ下さい

あっという間に2月ももう中旬。生まれた時からずっと人生の残り時間は短くなり続けてますが、年々残り時間を意識するようになり、やりたくないことに割く時間はないという思いが強くなってます。

こうして確定申告はいつも後回しになってるんですが、畑も寒い時期は辛いのでやりたくありません。そもそも不耕起だと冬の間殆どやることはありません。

そんなわけで年が明けてからキクイモ掘りには毎週通ってますが、それ以外の畑仕事はほぼお休みしてました。
キクイモを掘りに行くと、ついでに畑に残した出来損ないの野菜達も収穫してきます。

以前も書きましたが、昨秋いつまでもつづいた高温のため、例年通りに種をまいた冬野菜は高温でやられたり虫に食われたりし、遅くに蒔いた蒔いた冬野菜は、十分成長しないまま冬に突入。
畑にはラディッシュみたいなカブがたくさん残ってました。
霜でやられてスカスカだろうと思いきや、食べてみたところ、意外とシャキシャキと歯ごたえがよく、思ったよりも美味しいではありませんか。
もちろん霜が降りる前の方が美味しかったですが、自家用ならこれでOK。そんなわけで、この冬は結球しなかった白菜や極小凍みカブ、極細凍み大根などを主に食ってました。
異常気象や石油の高騰などもあり、野菜も米もどんどん値上がりしてますが、いずれ皆自分で食べ物を作る時代に戻っていくのかもしれません。

近年は気温の上昇が続いていますが、2030年頃にはミニ氷河期に突入するのではないかという説もありました。
最近の夏の異常な高温は辛いし、急激な気温の上昇は生態系への悪影響も大きいですが、氷河期は更に辛い。
仮に、本来なら氷河期になる所が人為の影響で抑止されているとしたら、必ずしも悪いことばかりとは言えないのかもしれません。

さて、以前に書いたようにwix社が、イスラエルのパレスチナ占領政策を批判した社員を解雇したこと等への抗議として、ホームページを引越し中。URLは変わってませんが、 友達に作ってもらったサイトお洒落度は激減。
ショップも復活しましたが、商品の重さに応じて配送料を変えるような細かい設定は出来ず、少量だとちょっと高くついてしまいます。でも、たくさん買って頂くとお得になる設定にしたので、今後ともよろしくお願い致します!

野生農園ザ☆ばん

あけましておめでとうございます!
もう2025年だそうです。毎年月日の流れる早さにびっくりしますが、昨年12月の報告がまだなので振り返ります。

12月は寒くなりました。末端冷え性の係長補佐が朝原付で40分ほど走行した所、指先が泣くほど痛くて、あっという間に霜焼けになってしまいました。
そんな日が続くと、カブや大根たちも凍ってしまいます。
大根は9月10日以前にまいた種はほぼ全滅。20日以降にまいたやつはイマイチ大きくなってなかったのでギリギリまで大きくなるのを待とうと思ってましたが、ある程度大きくなって地表に頭が出てるやつは凍っちゃうので収穫。

補佐がヨガ修行して時空の超越に成功した世界線でも、結局過去の補佐に未来のことを伝えるのは不可能だということが分かったので、ヨガ修行はしないことにしました。
というわけで、今年の冬野菜はどうするか考え中。
畑のやり方も色々考え中です。最近は6月~9月まで酷暑や長雨。12月~2月まで酷寒。夏の暑さが酷い上、その期間が延びて、気持ちよく畑仕事のできる日って本当に少なくなりました。
人為によるものなのか、宇宙的なサイクルによるものなのかは分かりませんが、それに合わせて暮らし方も農事暦も、栽培する物も見直していく必要があるのかもしれませんね。
色々変えることが出てくるにしても、地域の環境に適応して進化してきた人間の身体はそう簡単には変わりません。
古来からお漬物を食べてきた日本人の腸には、やっぱり植物性の乳酸菌が必要。

食品衛生法の改正で漬物の製造が保健所の許可制になり、昨年からそれが全ての生産者に厳格に適用されることになったので、多くの直売所や道の駅から、お漬物が消えたそうです。
そのきっかけになったと言われているのが、白菜の浅漬けで食中毒死が発生したことだとされていますが、浅漬けはそもそも発酵していないので、保存性の高い食品ではありません。
全く違う食品なのに、それに合わせて漬物全部を作れなくするのはどうかと思うのですが、この法改正(と言えるのがどうか疑問ですが)の結果、農家の手作りのお漬物などを購入することは難しくなりました。
スーパー等で販売している漬け物は、添加物まみれの上、発酵していない味付けしただけのものが多いため、本物の漬物を食べるには自分で漬けるしかありません。

というわけで、収穫した野菜は、お漬物作りのワークショップで使用しました。
今は人気者になってあちこちで引っ張り蛸の「漬物人」中川仁君から数年前に直伝された「縄文漬け」です!

今年はアヤしい話を含め、色んなことが起こりそうだという言説が巷に溢れ、ワクワクしたり、ビクビクしたりしてる人たちがいますが、いつだって一寸先は闇!
野生農園は何があろうとなかろうと、色々面白いことやってきたいと思ってるので、今年もよろしくお願いします!
おみくじ引いてみたら、「はなされし かごの ことりの とりどりに たのしみ おほき はるの のべかな」と、野生化を目指す野生農園にふさわしいご神託を頂きました。

でもカゴの中で雛の頃から飼ってた鳥を野に放すと高確率で死んじゃうし、生き延びたら生き延びたで、外来種を野に放すと生態系の攪乱になるのでやめてね~。写真は野生農園ザ☆ばんの社員旅行で伊豆を訪れたアーナック部長。