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野生農園日誌

自然農法の農園「野生農園ザ☆ばん」の日々の記録
ホームページ
https://www.yaseinouentheban.com/

この世界もそろそろ終わるのかなと思うほどに雨が降り続いていましたが、本日は久々に太陽が顔を出しました。
雨の中でも虫は元気だったようで、カブが虫に食われてほぼ全滅。
毎年安定の大根も、今年は激しく食われてます。

特に虫が多いのか、日照不足で成長が遅れ、抵抗力が弱いのか…。

そして湿気に弱い小豆は、鞘を空けてみると、ことごとく腐るかカビが生えるかしています。

頑張れ野生農園!止まない雨はない!カビない小豆はある!

カラハリ狩猟民のサン人(かつてブッシュマンと呼ばれていましたが、侮蔑を含む呼称だとして現在はこちらの呼称が一般的)にとって今なお、スイカは貴重な水がめであり、栄養源です。

“池谷和信著(2014)『人間にとってスイカとは何か』臨川書店”によれば、カラハリ狩猟民に日常的に使われるスイカは、日本のスイカのように甘くはありませんが、果肉に灰を混ぜて水を取り出したり、料理や家畜の餌に使ったり、種を石鹸替わりに使ったりと、様々な用途で活用されます。「スイカがあれば人は生きていける」は、サンの村人の言葉だそうです。
生活様式の変化を余儀なくされた今のサン人にとっては、必ずしも現実的な言葉ではないのかもしれませんが、本来、豊かな自然があれば人は生きていけた筈なのに、我々はそこから遠い所に来てしまいました。

野生農園日誌スイカ編は、アフリカの野生スイカから始まり、数千年の時を経て、野生農園の畑で収穫されるまでの長い物語になる予定でしたが、スイカの季節終了につき強制終了。スイカの真実の物語、感動の最終回です。

このところ低温や台風による大雨が続いています。
スイカにとって過酷な気象条件の中、もうちょっとかなと思って置いていたら実は完熟していたスイカ、皮の成長が中の肥大成長に追いつけなかったスイカなどが、次々と割れてしまいました。

 

こうしてスイカの季節は、過ぎ去ろうとしています。

 

さようならスイカ。ありがとうスイカ。

名残惜しいですが、野生農園ザ☆ばんはスイカに別れを告げ、秋冬野菜の準備に取り掛かります。

虫食い痕から乳が出てきたり、赤いスイカだと思って割ってみたら黄色スイカだったり、収穫後も色々な試練の真っただ中のスイカですが、本日、相模原市の旧藤野町の廃校で開催される「森のスコーラ」でカットして販売します。とっても甘いけど甘すぎず、水気たっぷりでさわやか!と評判のスイカです!

 

森のスコーラとは?・・・・・

 

ほんとうの、おいしいもの ほんとうの、たのしいこと

「水、土、森のお話し会、藍染め、

お味噌つくり、木のスプーンつくり、

自然に囲まれた”学校”で生まれる食や遊び、

これからの行き方を学び、体験する楽しい1日」

・・・・・

 

です!よろしくお願いします。

ウリハムシ、キジ?、ネズミ?、その多色々な生き物達から大人気のスイカちゃん。

カラス除けの釣り糸を貼ったり、唐辛子エキスを染み込ませたネットで囲ったり、色々やりました。

果たして人間に周ってくるのかが危ぶまれていましたが、畑の生き物たちは、きちんと人間の分を取っておいてくれました。
8月10日前後から1~2㎏の小玉が約20個収穫できています。

この品種のスイカは本来大玉ですが、昨年は標準サイズが1㎏前後の超小玉。自家採種した種で育てた今年は、二回り大きく育っています。2㎏超はザ☆ばんの基準では、もはや大玉と言っても過言ではないレベルです。そして昨日はついに3㎏超の超大玉を収穫!全く肥料をやらなくても、こんなに立派に実ってくれるなんて有り難いことです。

 

『もし私たちが空想家のようだといわれるならば、救いがたい理想主義者だといわれるならば、出来もしないことを考えているといわれるならば、何千回でも答えよう。「その通りだ」と』…って、チェ・ゲバラも言うてはりましたな。


先日は藤野の「ビオ市」で、販売させて頂きました。
http://localinfo.sakura.ne.jp/vegetable/?cat=6

目標にしていた収穫数には遠く及びませんが、一昨年がほぼ無収穫、昨年は超小玉が10個程度しか収穫できなかったことを考えると、大変な収量アップ。このままでは、あと数年で地球がスイカに覆い尽くされてしまうかもしれません。