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野生農園日誌

自然農法の農園「野生農園ザ☆ばん」の日々の記録
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藤野はすっかり冬です。

もう大分前から、吐く息は白いし、しょっちゅう霜は降りてるし、係長補佐は霜焼けになるしで、野菜の成長する時期は終わってしまいました。

そんな中でもニンニク達は元気に育ってくれています。写真は試しにビニールマルチしてみたニンニク。頑張って過酷な冬を乗り越えてほしいものです。

 

ニンニクの中には、上の漫画のような悲劇に見舞われた兄弟もいました。しかし、今は土に植えられて息を吹き返し、係長補佐に恩返しする時を待っています。

 空梅雨に夏から秋の長雨に、野菜にとっては今年も過酷な年でした。でも、今年育たず消えて行った野菜たちも、来年は生まれ変わって、きっと立派に育ってくれることでしょう。来世も野菜に生まれるとは限らないけどなー!

カラカラの梅雨、梅雨みたいな夏の後、しばらく暑い秋が続いていましたが、秋らしい秋晴れも殆どないまま、またしても雨の無間地獄!

この国の行く末を憂えて天も泣いているのでありましょうか!でも大丈夫!
野菜にとっては過酷な日々が続きますが、みなさん頑張ってます。

ニンニクは元気に発芽して成育中。

 

そして、秋はイチゴの植え替えシーズン。イチゴはランナーと呼ばれるツルを伸ばして、子株、孫株、ひ孫株・・・と増えていきますが、親株は収量が落ちてくるので、孫以降の苗を植え替えて育てます。
イチゴが新天地で順調に育ってくれれば、次の初夏にはこんな光景が見られるかもしれません。

気がつけば夏は終わり、9月も中旬。

早いもので、今年ももうすぐおしまいです。皆さん、よいお年をお迎え下さい。

 

さて、ここ藤野は、7月は空梅雨、8月は日が照らず雨ばかりという不可解な夏で、夏野菜は大苦戦しました。

ひとつの旅の終わりは、新しい旅の始まりでもあります。夏の終わった今、野生農園の畑はどうなっているのでしょう?

ス、ス、ス、スイカ?
スイカやミニトマトやズッキーニやオクラ、夏野菜たちが今頃頑張ってます。

特に写真のスイカは、播いてすらいないのですが、勝手に生えてきて勝手に育ってくれました。

小玉の筈ですが、今年収穫したスイカの中では最大です。

一番右:小玉スイカ、中央:大玉スイカ、左端:大玉スイカ、後ろ:呪いをかけられて猫の姿に変えられた係長補佐

 

そして、ミニトマトは新しいやり方(下記の4コマ漫画参照)に挑戦。
いい感じに実がついてくれてます。

九州では豪雨でしたが、この地域は、5~7月にかけて雨不足。おかげで何度も苗が枯れたり、種を撒いても発芽しなかったり・・・。

そんなこんなで他の野菜のお世話に追われている内に、スイカちゃんはどうお過ごしだったのでしょうか?


昨年は殆どスイカだけにエネルギーを捧げ「奇跡の」ならぬ「執念の」スイカを実らせましたが、今年は何度も他の作物の苗を植え直したり種を撒き直したりしている内に、時もエネルギーも流れて行きました。しかも、今年のスイカは種蒔きが昨年より数日遅れた上、気温のためか湿度不足のためか、なかなか発芽せず、昨年より大分生育が遅れてしまっていました。

 スイカは最初の成長はゆっくりでも、一旦スイッチが入るとぐんぐん伸びてくるのですが、今年はその前に夏草との競争に敗れて消えてしまったものもチラホラ。

そんなわけで、去年より結実した数は大分少ないのですが、幾つかの実は順調に育ってくれていました。

昨年は草の中から探し出した実の一つ一つに、唐辛子エキスを染み込ませたネットを撒いたり、鳥対策に釣り糸を張ったりしてましたが、今年はミニトマトや大豆のお世話もあるので、そこまで出来ません。昨年も後半はネットかけが追いつかず、できなかったのですが、唐辛子ネットをかけなかった所でも、食害は、そもそも唐辛子の効かない鳥と、結実初期の小さい内に食べてしまうネズミによるものだけでした。野生農園の畑は草ボーボーなので、生き物達も気が付かなかったのでしょうか。あるいは、私こと、係長補佐の執念の結界に守られていたのか・・・。

考えてみれば、昨年の私はスイカに執着し過ぎて人間らしい心を失い、餓鬼道に落ちていたのかもしれません。

そこで今年は鳥害、獣害対策を一切止めることにしました。

これまでの所、獣のお供えになったスイカは、ネズミに喰われた結実したての数個だけです。

しかし、空梅雨のまま梅雨明け宣言が行われた後、遅れてきた真夏の梅雨のような長雨と曇天の影響か、8月に入ってから次々と割れも発生しています。一体何個のスイカが無事に収穫できるのでしょうか!?

こうなったらもう、カボチャに頑張ってもらうしかありません。

前回の更新から一か月半と少し。

この間、色々な出来事がありました。先月上旬のスイカちゃんを皮切りに、色々種をまきました。カラカラの天気のためか、どの子も発芽率が悪い!
でも、ちゃんと収穫できるものもあります。今月初めにはニンニクを収穫!この子達を種にして、来年はニンニク増産を計画しています。

昨年ニジュウヤホシテントウに葉っぱを食べられて壊滅的なダメージを受けたミニトマトは?

今年はニジュウヤホシテントウが蠢き始める前に勢いをつけ、奴めらの大攻撃を跳ね返してしまおうと、早めの定植を目指していました。しかし、熱源を備えていないザ☆ばんの温室では、苗の成長もゆっくり。ゴールデンウィークを過ぎて尚、苗はまだ小さいままではありましたが、若苗定植は樹勢が強くなるという話もあるので、超若苗で植えてみました!
天気予報で雨の降る前を狙ったのですが・・・・。

雨予報はなかったことにされ、5月なのに真夏のような酷暑が続きました。幾ら乾燥に強いトマトとは言え、超若苗!大きめの苗の中には何とか生き残ってくれるものもいたのですが、多くの苗は、過酷な気象の中に放り出すには、あまりにも若過ぎたようです。

その後も、残った苗を雨予報の前に定植したのですが、植える度に何故か雨予報が覆り、梅雨入り宣言後も空梅雨が続きます。気象庁は「梅雨の中休み」などと言ってましたが、梅雨にしてみれば「まだ始まってねえよ」という気持ちだったことでしょう。
しかし、リスク分散で少しずつ植えている内に本当に梅雨が来たことに加え、温室に残った小苗がだんだん大きくなってきたことも手伝い、植えた苗の3分の1くらいは元気に育っています。ニジュウヤホシ人口が昨年みたいに爆発しなければ、きっと大丈夫。


教訓:若さは脆さでもある!メディアの言うことは疑え!己の直観を信じろ!でも、願いと予感は間違えやすい!