梅雨みたいだった5月から一転し、6月は後半まで夏日が続きました。
気候が確かに以前と変わってきてて、昔通りの感覚ではなかなか栽培がうまくいかないことも。
昔と言っても私、係長補佐が新規就農したのはたかだか12年くらい前ですが、その頃から比べても夏の気候は更に過酷になってきています。
補佐がよく購入するニンニク、ジャガイモ、サツマイモの種芋や苗は価格が年々上昇。
気候が影響しているのかどうか分かりませんが、最近はサツマイモの産地で病気が流行ったり、生産農家が辞めたりして苗(芋ヅル)は品薄気味。
値段も高騰しているし、ウカウカしてるとすぐに店頭からなくなってしまいます。補佐はウカウカしてることが多いので、気が付いた頃には大体品切れしてます。
慌てて、遅くなっても購入できるオンラインショップで注文するのですが、そうするといつ届くかが読めない上、時にはあまり状態のよくない苗をつかまされることも。サツマイモはジャガイモやサトイモのように種芋を植えるのではなく、芋から伸びてきたツルを切って植えるので、地面が乾いて雨が降らない時に植えると枯れやすいのです。
最近は6月でも真夏日になったりするので、そんな時はサツマイモを植えるのは避けたい所。
しかし萎れかけたような苗を植えずに長期保存しておくと、その間に枯れてしまうリスクもあります。
今年の苗は、ちょうど晴れ続きで地面が乾いている時に届いてしまいました。
どうするか迷いましたが、2日後に雨予報で、その後しばらく植える暇もなさそうだったので、思い切って植えたところ…。

紅あずまと安納芋の内、ベニアズマは大体根付いてくれたのですが、安納芋はあまり元気がない苗が多く、半分以上枯れてしまいました。草刈りしていない草むらに植えたものは比較的活着率がよかったのですが、草を刈った所に植えた苗は死亡率ほぼ100%!写真は草むらに植えて生き残ったサツマイモ達ですが、さて、どこにいるでしょうか?

苗代や資機材の高騰、気候の変動、円安や原油高、色々重なってますます野菜作るのは大変になってるし、それで生計を立ている農家はもちろん、自給用に作ってる農家だって、買った方が安いやと辞めてしまうかもしれません。
農業の倒産件数は一昨年度、昨年度と連続で過去最多を更新しています。
農業の倒産動向

野生農園ザ☆ばんは元々専業農家じゃなくて規模も小さいので、スズメの涙くらいの売り上げがハチドリの涙くらいの売り上げに減る程度ですが、きっとこんな感じで農業を離れていく人も多いのだと思います。
その内農業をやる人がいなくなると農作物の価格は更に高騰するでしょうし、そもそも品薄になって簡単には入手できなくなるでしょう。国は国民を守ることにはあまり興味なさそうだし、いざという時のことをちょっと考えておいても損はないかもしれません。不食で生きていく、狩猟採集で生きていく、自給する、遅かれ早かれ命は終わるから、ちょっと早まるだけだと諦めて餓死する、色んな方法があって、どれも魅力的だと思いますが、餓死以外は準備にそれなりに時間がかかります。個人的には狩猟採集生活に惹かれますが、現代社会では農業の方がハードルが低いので、食糧危機が気になる人は細々とでも食べ物を作っておくといいと思います!