LA1600を試してみたい(2) | お父にゃんの電子工作

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暇なおじさんが、電子工作(主にラジオ製作)をして勝手な感想を書く

前回、LA1600を使ったラジオをブレッドボードで仮組みして、なんとなく動作した。割と少ない部品点数でスーパーラジオが構成出来る便利な石なのである。LA1600はずいぶん前に生産終了となっているが、今でも入手出来るのは、生産終了前に大量の在庫を積んでおいたのか、もしくは中国で互換品の生産をしているのか?おそらく両方なんだろうと、おじさんは勝手に思っている。

 

で、今回はパネルを付けて一旦、完成形にしたい。

 

まず、別のブレッドボードに載せていたLA1600に線を付けて、文字通りのタコ足配線にする。

 

次に、いつものように、100円ショップで購入した仕切り板に穴を開けて部品を固定する。フリーのCADで穴位置を描いて原寸大で印刷して貼り付けて、それを目安に穴を開けていく。

 

同じく100円ショップで購入した板に固定。

 

 

バリコンとVR、ジャックを透明仕切り板に取り付けて、木の板に固定。

タコ足のLA1600をブレッドボードに差し込んで一旦完成。

 

相変わらず雑な作り

大まかに生まれてきたおじさんが作ると、こんな物しか出来ない。

 

スピーカーはダイソーの300円の物の片割れを使用

 

回路は前回と同じ

 

まぁ、この状態でもなんとなく動作しているのだが、いくぶん感度が悪い。

スーパーヘテロダインはちゃんと調整しないと本来の性能を発揮できないのである。

 

こちらのサイトの下の方にある調整方法を参考に調整してみる。

 

調整には周波数が下の方の局と上の方の局を交互に受信しながら調整を進めていくことになっている。

しかし、我が家の受信環境では周波数の上の方に受信できる局が集まっていて、下の方の周波数での調整が出来ない。まぁ、それでもちょっと合わせてみる。

とりあえずは、なんとなく聞こえるのだが、今一つ決まらない。

というか、まともに調整出来ているのか確認できない。

 

せめてテストオッシレーターくらい欲しくなってくる。

また、何か考えてみることにする。

 

 

「そうそう、ちゃんと考えて気持ちよくなるように撫でるのにゃ」