LA1600を試してみたい(1) | お父にゃんの電子工作

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暇なおじさんが、電子工作(主にラジオ製作)をして勝手な感想を書く

おじさんがこのブログを始めて約1年ちょっとの間、様々なラジオを作ってきた。参考にしようと他の人のラジオ製作の記事や動画を見ているとLA1600なるラジオICを使った製作例がたくさんあって、以前からおじさんも試してみたいと思っていた。

 

しかし、LA1600はかなり前から生産中止になっていて、普通には買えなくなっていたが、以前に電子パーツ通販のKURAで売っていたのを発見したので注文しておいた。

(最近ではAitendoでも売っているようだ)

 

その後、DSPラジオにハマってしまい、袋に入ったままで眠っていたのだが、ようやく掘り起こして使ってみることにする。

 

まずは、回路図を描いてみる。標準回路例が有るので、そのままトレース。

 

<前段部>

<AFアンプ部>

 

回路図を描きながら、455KHzのセラミックフィルターが必要なのに気が付いてしまう。

他の部品と一緒に秋月電子に発注。通過帯域幅の異なる3個を試しに買ってみた。

そのうち、セラミックフィルターの違いも試してみたい。

 

 

いつものようにブレッドボードで組んでいく。

簡単な回路なので、小型のブレッドボードに乗せていくがLA1600だけ小型のブレッドボードに別載せしてある。

 

<全体>

 

<ブレッドボード周辺>

 

早速動かしてみる。珍しく1発で動いた。

調整はしていないが、近くの3局はなんとなく受信できている。

 

ただ、やはりM2073Dのアンプゲインが大き過ぎてボリュームを絞らないと、うるさくてしょうがないし、やや発振気味でもある。

前回作った Seeeduino XIAOとSi4732のDSPラジオで使ったのと同じ、HT82V73A(電圧ゲイン20倍)に載せ替えてみる。↓

 

今度はとても調子が良い。

S/Nが良く、非常にクリアに聞こえる。

 

とても良い感じなので、次回は保存版に仕上げていきたい。

雑な配線も見直して、ちゃんと調整もするつもり。

 

 

 

「にゃんか、ぎゅうぎゅうになっているニャ」