「つゆくさ」は、日本を含む東アジアに自生しています。
ツユクサ科ツユクサ属の一年草。開花期:6~9月。
葉は細長いものと丸みのあるものと2タイプあります。
花弁は2枚に見えますが、
下側に白くて小さいもう1枚があるので3枚です🧐。
花は朝に開いて昼には儚く萎みます。
育てるまでもなく雑草扱いされますが、
古くから万葉集でよく詠まれていたり、
何かと親しまれてきたお花です。
花言葉はいくつかありますが、
一番お気に入りなのは「小夜曲(セレナーデ)」
朝の花だけど、花弁の澄んだ青からは確かに、
夏の明るい夜を連想しますね。
他には「密かな恋」、「なつかしい関係」等があります。
近縁種の「ムラサキツユクサ」は、ツユクサ科ムラサキツユクサ属。
アメリカ大陸、西インド諸島原産。
17世紀にヨーロッパに伝わり、現在は世界各地で見られるそう。
朝に開花して昼に萎むのは同じ。
出典:ホルティ by GreenSnap公式サイトより引用
こちらも花言葉を調べると、
「esteem not love=尊敬しているが恋愛ではない」
何とも、あえてのシビアな言いまわしに感じます…。
どんな場面で使われてきたんだろう…。
知らずにイラストに描きましたよ…。かわいいのに。
上のイラストはこちらをトリミングしたもの。両方とも加工したサンプルです。
https://www.patreon.com/hisuiawahara
自分に馴染みがあるのはやっぱり日本のつゆくさ。
夏の花の中では、ひまわりよりもアサガオよりも、
ハイビスカスよりも、個人的に一番好きなのがつゆくさです。
(2番目がミントかな)
妖精さんに見えてきますイラストにしよーっと。最上部と2枚共写真ACから。
子供の頃の、夏休みの朝を思い出すお花でもあります。
ラジオ体操の帰りとかですね。
道端でよく見かけては「かわいくて綺麗だなあ」
と思いながらいつも通り過ぎていました。
小さくても透明感が半端ないと思うのです。
日本のつゆくさをまだ描いたことが無かったのが自分でも意外。
今度是非とも。
お花に因んで曲動画を…。
私はアルバム[モザイク]の組曲でしか知らなかったのですが
こちらはリミックスバージョンなんですね。
・つゆくさ[小夜曲]:遊佐未森
つゆくさのお花を見ると必ずこの曲を思い出します。
今回のイラストと同キャラ。BASEより。
https://hisuiawahara.base.shop/items/48639718
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