選択肢
黙っている
辞めないでください
全校投票の日がやって来た。
Gフェスのみんなは先に講堂に行って、主人公は一人美術準備室で投票用紙の用意をしている。
そこに幸人先輩が来て投票が無いと演説が始められないって。
「悪かったな。本当は京一が用意することになってたんだが」
ボイコット!?
「あ、気にしないでください。これだけ切れば終わりですから」
幸人先輩と一緒に居るって思うだけで手が震えて、用紙を切る刃で指先を切ってしまった。
「見せてみろ」
「だ、大丈夫です。爪がちょっと欠けちゃったみたいなので‥」
そう言うも、幸人先輩は手を掴んで真剣な眼差しで親指の爪を見ていた。
「‥大丈夫なのか。一歩間違えれば大けがだぞ」
「すみません‥」
本気で心配してくれてる幸人先輩にほわーんってなるんですがw
「‥今、何か別のこと考えてただろ」
「えっ?」
「いったい何を考えてたんだ?」
ここで選択肢が出るんだけど‥演説のこと、と黙ってるで。
黙ってるをとりあえず押して内容確かめて演説~に行こうとしたら、通信入った‥‥通信入ったってことはそれだけ重要ってこと、なんでしょうか‥‥すごく不安;;
幸人先輩のこと、とか言えず思わず黙ってると言いたくないならいいってその場は流れた。
その時、恵人先輩が登場。
「彼女が指を切ったと言うから‥」
言ってないけどねw
「えっ大丈夫かよ、○○」
「ちょっと爪が欠けただけですから」
欠けた爪を見せると、ほっとした表情を見せた。
そして幸人先輩の方を睨んで、何もしてないだろうな?って。
してほしかったんですが‥残念ながら何も‥
「そんなくだらない心配をするより、残りの投票用紙を切り終わったら講堂に持って来てくれ」
そう言うと、準備室を出て行った。
「んだよ、偉そうに」
そして主人公を見ると代わりに俺がするって代わってくれる。
まもなく講堂に行って、演説が始まった。
今回は公平を規すため、Gフェスも一緒に開票。
高野先生が見張り役。
反対意見と賛成意見は拮抗していて、ホワイトボードの結果を見ると、Gフェスの勝利!
喜び合うGフェスとは対照的に、生徒会の方はしんとしていた。
「とりあえず、見ての通りだ。賛成多数ということで学園祭は開催。一連の開票作業において、不正といえることは一切なかった」
「ちょ、ちょっと待ってください!」
待ちませんw
「‥なんだ」
「今回の結果ですが、私には納得いきませんね」
「‥どこが納得いかねえっつーんだよ?俺達のやりかたのどこがおかしいってんだ!」
「いや、あなた方は別に問題ありません。むしろ問題があるとしたら‥」
そう言って幸人先輩を見つめる。
「幸人。あなたには失望しましたよ」
幸人先輩が一枚の写真を取り出し、みんなに見せる。
それは‥この前プールバーにデートしに行った時の、手を繋いでる写真‥‥ちょ、それ欲しい!←
ていうか‥デートしに行ったのって1,2か月前じゃない?
それまでずっと持ってたの?
「幸人、あなたは学園祭に反対するというポーズを見せながら、実は学園祭に賛成だったんじゃないですか?」
「‥‥どういう意味だ」
「どういう意味ってこっちが説明してもらいたいですよ!学園祭実行委員の女子生徒と付き合ってたくせに、まだ学園祭に反対の立場だと言い張る気ですか?」
つ、付き合ってたのか!?私たち!!
「幸人、これは全校生徒を欺く重大な裏切り行為ですよ!あなたにはこの学校の生徒会長をする資格はない」
いや、直江先輩‥そこは僕を欺いて‥って続くんでしょ!分かってるよ、なんとなく分かってきたから!!←
直江先輩に詰め寄られ、幸人先輩はしばらく黙っていた。
「‥確かに、○○とは一緒に居た」
「ほら!」
いや、ほら!ってw
「だが、付き合ってはいない」
「それは本当ですか、○○さん?」
「‥は、はい」
「だから俺が学園祭実行委員会に力を貸す理由などない」
「口では何とでも言えますよ。じゃあ、この写真をどう説明するんですか!」
‥ん?もしかして、探偵でも使ってたん?(そういう口ぶりに思えてきた)
「‥‥疑われるような行動をしたのは事実だ。‥けじめとして、生徒会長を辞めさせてもらう」
!!!?
急転直下の展開に誰もが目を丸くする。
そんな中、幸人先輩は静かに生徒会室を出て行った。
その後を追いかける主人公。
「幸人先輩!」
「‥‥」
私を見る目がいつも以上に冷たい気がした。
「あの、生徒会長辞めないでください!」
「‥なぜだ?」
「だって生徒会長をしているときの幸人先輩はとってもいきいきしてますから‥だから‥」
「勝手なことを言うな。生徒会長の椅子に未練はない。もう決めたことだ。変えるつもりはない。この話は終わりだ」
>くるりと背を向け行こうとする先輩を思わず呼びとめる。
「‥まだ何かあるのか?」
(本当に私たちは付き合ってなかったのでしょうか‥)
え?付き合う付き合わないとかの話とかしてないよ?
キスぶっかまされたーとかならまだ分かるけど、いきなりこの台詞が出てきて‥私ちょっと???ってなった。
「‥私たち、付き合ってなかったんですよね」
「‥‥そうだ」
幸人先輩は静かに廊下を歩いて行った。
まるで遥か遠い存在になったみたいで、涙が止まらなくなった。
黙っている
辞めないでください
全校投票の日がやって来た。
Gフェスのみんなは先に講堂に行って、主人公は一人美術準備室で投票用紙の用意をしている。
そこに幸人先輩が来て投票が無いと演説が始められないって。
「悪かったな。本当は京一が用意することになってたんだが」
ボイコット!?
「あ、気にしないでください。これだけ切れば終わりですから」
幸人先輩と一緒に居るって思うだけで手が震えて、用紙を切る刃で指先を切ってしまった。
「見せてみろ」
「だ、大丈夫です。爪がちょっと欠けちゃったみたいなので‥」
そう言うも、幸人先輩は手を掴んで真剣な眼差しで親指の爪を見ていた。
「‥大丈夫なのか。一歩間違えれば大けがだぞ」
「すみません‥」
本気で心配してくれてる幸人先輩にほわーんってなるんですがw
「‥今、何か別のこと考えてただろ」
「えっ?」
「いったい何を考えてたんだ?」
ここで選択肢が出るんだけど‥演説のこと、と黙ってるで。
黙ってるをとりあえず押して内容確かめて演説~に行こうとしたら、通信入った‥‥通信入ったってことはそれだけ重要ってこと、なんでしょうか‥‥すごく不安;;
幸人先輩のこと、とか言えず思わず黙ってると言いたくないならいいってその場は流れた。
その時、恵人先輩が登場。
「彼女が指を切ったと言うから‥」
言ってないけどねw
「えっ大丈夫かよ、○○」
「ちょっと爪が欠けただけですから」
欠けた爪を見せると、ほっとした表情を見せた。
そして幸人先輩の方を睨んで、何もしてないだろうな?って。
してほしかったんですが‥残念ながら何も‥
「そんなくだらない心配をするより、残りの投票用紙を切り終わったら講堂に持って来てくれ」
そう言うと、準備室を出て行った。
「んだよ、偉そうに」
そして主人公を見ると代わりに俺がするって代わってくれる。
まもなく講堂に行って、演説が始まった。
今回は公平を規すため、Gフェスも一緒に開票。
高野先生が見張り役。
反対意見と賛成意見は拮抗していて、ホワイトボードの結果を見ると、Gフェスの勝利!
喜び合うGフェスとは対照的に、生徒会の方はしんとしていた。
「とりあえず、見ての通りだ。賛成多数ということで学園祭は開催。一連の開票作業において、不正といえることは一切なかった」
「ちょ、ちょっと待ってください!」
待ちませんw
「‥なんだ」
「今回の結果ですが、私には納得いきませんね」
「‥どこが納得いかねえっつーんだよ?俺達のやりかたのどこがおかしいってんだ!」
「いや、あなた方は別に問題ありません。むしろ問題があるとしたら‥」
そう言って幸人先輩を見つめる。
「幸人。あなたには失望しましたよ」
幸人先輩が一枚の写真を取り出し、みんなに見せる。
それは‥この前プールバーにデートしに行った時の、手を繋いでる写真‥‥ちょ、それ欲しい!←
ていうか‥デートしに行ったのって1,2か月前じゃない?
それまでずっと持ってたの?
「幸人、あなたは学園祭に反対するというポーズを見せながら、実は学園祭に賛成だったんじゃないですか?」
「‥‥どういう意味だ」
「どういう意味ってこっちが説明してもらいたいですよ!学園祭実行委員の女子生徒と付き合ってたくせに、まだ学園祭に反対の立場だと言い張る気ですか?」
つ、付き合ってたのか!?私たち!!
「幸人、これは全校生徒を欺く重大な裏切り行為ですよ!あなたにはこの学校の生徒会長をする資格はない」
いや、直江先輩‥そこは僕を欺いて‥って続くんでしょ!分かってるよ、なんとなく分かってきたから!!←
直江先輩に詰め寄られ、幸人先輩はしばらく黙っていた。
「‥確かに、○○とは一緒に居た」
「ほら!」
いや、ほら!ってw
「だが、付き合ってはいない」
「それは本当ですか、○○さん?」
「‥は、はい」
「だから俺が学園祭実行委員会に力を貸す理由などない」
「口では何とでも言えますよ。じゃあ、この写真をどう説明するんですか!」
‥ん?もしかして、探偵でも使ってたん?(そういう口ぶりに思えてきた)
「‥‥疑われるような行動をしたのは事実だ。‥けじめとして、生徒会長を辞めさせてもらう」
!!!?
急転直下の展開に誰もが目を丸くする。
そんな中、幸人先輩は静かに生徒会室を出て行った。
その後を追いかける主人公。
「幸人先輩!」
「‥‥」
私を見る目がいつも以上に冷たい気がした。
「あの、生徒会長辞めないでください!」
「‥なぜだ?」
「だって生徒会長をしているときの幸人先輩はとってもいきいきしてますから‥だから‥」
「勝手なことを言うな。生徒会長の椅子に未練はない。もう決めたことだ。変えるつもりはない。この話は終わりだ」
>くるりと背を向け行こうとする先輩を思わず呼びとめる。
「‥まだ何かあるのか?」
(本当に私たちは付き合ってなかったのでしょうか‥)
え?付き合う付き合わないとかの話とかしてないよ?
キスぶっかまされたーとかならまだ分かるけど、いきなりこの台詞が出てきて‥私ちょっと???ってなった。
「‥私たち、付き合ってなかったんですよね」
「‥‥そうだ」
幸人先輩は静かに廊下を歩いて行った。
まるで遥か遠い存在になったみたいで、涙が止まらなくなった。