選択肢

身を任せる














ぼーっとした状態で目を開けると、周囲からざわめきが起こった。

「大丈夫か!?○○!」

「○○!」

Gフェスのみんなと美影ちゃんが居て、事情を聞くと学校で倒れて救急車で運ばれたらしい。
それで一週間くらい検査入院が必要だって‥どんだけ寝てなかったんだよ;;
全校投票前にそんなに休めない!と言ったら、そういう考えが身体に毒なんだからダメ!って怒られた。
キイタくんは回復祈願にって歌おうとするw
そこに看護婦さんが来て、ここは病院ですよ!と閉め出しを喰らうメンバーたちだったww
みんなが帰って途端に静かになる。
暇なのでロビーに行くと、寝てなくて大丈夫なのかって幸人先輩!

「え!?ど、どうして幸人先輩が‥」

「俺が様子を見に来たら迷惑か」

そんなわけないですー!!!
主人公も同じことを言ったら、それだけ大きな声を出せれば大丈夫だなって笑ってくれたw
幸人先輩の手が私の手に触れる。
!?Σ(・ω・ノ)ノ!

「屋上に行ってみないか。気分転換にはなると思う」

屋上には太陽が差し込んで、ぽかぽかと暖かかった。

「本当の病状はどうなんだ」

「たんなる過労みたいです。あまり寝ていなかったのが良くなかったみたいで‥」

「入院するほどなのか?」

「念のためにいろいろと検査するって言ってました」

そう言うと、幸人先輩は俯いた。

「悪かった‥」

「なんで幸人先輩が‥?私が自己管理をちゃんとしなかったせいです!」

大声を出したせいか一瞬ふらついた。
寝不足でそこまでなるのか?
幸人先輩がさっと私の腕を掴み支えてくれる。
身体に力が入らず、そのまま幸人先輩に身を任せると、細いのにしっかりとした腕が私をぎゅっと抱き寄せてくれた。
幸人先輩の胸に自分の頬がーっ!!w

「‥‥○○」

顔赤いし!

その息遣いが私の耳や髪の毛に届く。
そんな細かい文章まで‥‥ありがとうございますw
自分からほんの少しだけ幸人先輩にしがみついた。
すると、私を抱く腕に力がこもる。

(ずっとこのままでいられたら‥)

「‥病室に戻ろう」

「あ、はい‥迷惑かけてすみません」

「謝るな。連れ出した俺が悪い」

幸人先輩は私の肩を支えながら再びゆっくりと歩き出した。
でもなんでだろ‥いつまでも屋上から出ないよ?w

「寒いか?」

「大丈夫です」

「震えてるだろ」

先輩の手が私の手を握る。

「‥こんなに冷え切って、寒くないわけないだろ」

幸人先輩の体温を感じ、そっと肩に寄り添った。
お前ら‥公共の場でなんてことww

「寒いんだろ?」

「はい、少し‥」

そう言い、病室に戻ると恵人先輩が居た。
幸人先輩の顔を見ると訝しげな顔をする。

「お前、なんでここにいるんだよ?○○がこんなふうになっても、まだ嫌味言いに来たのか?」

てか!幸人先輩は嫌味っていう嫌味言ってない気がします!!
幸人先輩は偏頭痛があってかかりつけの医者にこの病院を紹介されて、ロビーで偶然主人公と会ったって説明を‥‥
かかりつけの医者‥なんかもうみんなお金持ちだなw
主人公がベットに入ったのを見届けると、幸人先輩は帰って行った。

「○○、あいつ、本当にひどいこと言わなかったか?」

普段、どんだけひどいことを自分が言われてるって思わせる台詞ですねw


場面変わり検査入院4日目。
今日も恵人先輩が御見舞いに来てくれて、話をする。
みんなちょくちょく来るみたいで、お見舞いの品がいっぱいとか‥あれ、禁止令ひかれたんじゃなかったっけw
あ、キイタくんだけかww
辻先輩はフルーツの盛り合わせ‥‥たかが一週間の入院にそんな高いものw
恵人先輩が少し顔を赤くして、やっぱ助手って必要だな。こんなことになってお前がすごく頑張ってくれてたことに気付かされたって。
こき使って悪かったと謝ってくれる。
翌日、学園祭のチラシ配りを今日するって言ってたので、今日はお見舞いに誰も来ていない。
夕食を食べてたら幸人先輩が来た。

「食事中だったか。すまないな」

「い、いえ大丈夫です!」

入ってくるのと同時に部屋に芳ばしい香りが充満。

「この香りは‥?」

そう聞くと、顔を赤くして後ろに隠してた百合の花束を‥‥百合!?
!?い、今私‥百合って聞いて思わず女の子の方を浮かべてしまった‥じ、自重しろ私!(((( ;°Д°))))←
大したものじゃないっていやいや、花って高いよー;;
ベット横の椅子に腰かけ、病院食を見て一言。

「‥‥それ、おいしいのか」

病院食っておいしくないってよく聞くけど、一回頭にテニスラケット喰らって脳震盪起こしたとき、念のため入院したことがあって、その日の夕食に出たご飯、さいっこうにおいしかった‥‥でもあれは食事制限がないからおいしかったんだろうな、今思えば。

「食欲はあるのか?」

「食欲はあるんですけど、病院食なので‥」

「だったら、おいしいものを食べに行こうか」

「えっ?ど、どこへですか?」

「もちろん、外だ」

「幸人先輩、外出許可は前日までに出さないといけない決まりなんです‥」

「この前来た時に許可はもらっておいた」

なんと!
てか幸人先輩、要領いいにしても‥限度ってもんがw
デートに誘うこと見越してたのかww
それから近くのファミレスへ。
主人公はカレーうどん、幸人先輩はドリアを選んだ。
カレーうどんって汁飛び散るよね‥とか思ってたら、本当に飛ばした!
するとコップの水でハンカチを濡らして幸人先輩がわざわざ首元まで‥!!
近い近い近い近い近い!!!(・∀・)
人いるから!そう言うのは密室状態の部屋とかに行ってやりましょ!?ね!?(落ち着け)
検査結果に問題がなければ明後日には退院するって話をして、その日はGフェスのみんなが顔を出してくれるってことを言ったら、その日は俺は顔を出さない方がいいな‥って。
思わずくしゃみをすると、幸人先輩が近寄ってきて肩を抱く!

「少しは温かくならないか?」

もう十分心は沸騰してます!これ以上行ったら、マグマになっちゃいますよw
病室に戻ると、お菓子がいっぱい詰まった袋発見。
恵人先輩だ‥と思うも、そのことは言えず、幸人先輩は帰って行った。


退院の日。
Gフェスメンバーと美影ちゃんが来てくれる。
お世話になった看護婦さんたちに挨拶をして、出口に向かおうとすると婦長が呼びとめてこれ!と渡されたのは大きな百合の花束。

「‥匿名希望の男性からの退院祝い」

幸人先輩ですねww

「えっ誰なの誰なの?誰が○○に贈ったんだよ?」

「それは秘密!」

「えっそんな~」「

ふと恵人先輩を見ると眉間に皺を寄せていた。
‥バレてる感じ?
そしてなんで百合?
花言葉とかそういう関係なのか!?


速報です‥今日幸人先輩最終日終わったんですが、ノーマルだった‥!
なので、選択肢参考にしてる方がいたら、注意してください!!
というか、これからまだまだハピエン、グトエンだった!っていう方が出てくるかもしれませんが、今のところ攻略してる方全員ノーマルっていう報告が‥;;
なんでノーマルばっか?グトエンが多いとかならまだしも‥なんでノーマル!?(もうショックを隠しきれない)
選んだ選択肢を見ても、違うとこ結構あったりするのになぜ!?
天下統一恋の乱の光秀さんもノーマル圧倒的に多かったし、まさか人気あるキャラの難易度上げてるんじゃ‥?とか思ってみたり‥
携帯買え替えるまで時間ないから、それまで一度ハピエン取っておきたいのにー!!
時期的に穣くんと弘海ちゃん終われて、幸人先輩二週目出来る程度しか時間ないからほんとやめて;;
なのでハピエン取った方の攻略データを参考にしてハピエン取ろうかと思います‥グトエンも見たいけど‥三週目出来る時間が無い。
てか、携帯替えたら今までのデータ消えてしまうっていうのが痛いよ‥すごく痛い‥


選択肢

そう思う
呼び止める













全校投票まであと少し。
恵人先輩と私は勝つために壁新聞を作ることになったんだけど‥その生徒たちが主に見る広報用の掲示板の大部分が生徒会の新聞で埋め尽くされて、学園祭の新聞が張れない。
その代わり、全然生徒たちが通らない場所の掲示板は空きがあった。
とりあえず壁新聞の制作、数日後記事が完成。
後は恵人先輩の記事を合わせたら出来上がり。
安心した主人公は思わず机に突っ伏した。

「おい、大丈夫か?」

「寝る時間を削って作業してたので‥」

私も寝る時間を削らなくていいのに削ってバイト行ってるよ‥←

「あんまり無理すんなよ」

うん!w

「じゃあ後は俺がやっておくから、今日はお前もう帰れ」

「えっでもまだ作業が‥」

「お前は俺の助手だ。俺の言うことは絶対だ」

「は、はいっ」

恵人先輩に背中を押されながら準備室を出る。

「ゆっくり休めよ。まだ壁新聞は二つ作らないといけないんだ。これからもっと忙しくなるんだから」

「はい、ありがとうございました」

教室に戻り、帰る支度をしてると幸人先輩からメールが。
今から屋上に来てくれという内容で、急いで屋上に向かう。

「幸人先輩!どうしたんですか?」

私は幸人先輩に駆け寄り、横に並んでフェンスにもたれかかる。

「何を浮かれてる?」

久しぶりに会えたからです!!
主人公も私も同じ気持ち‥だったんだけど、そのことで話があるって。
‥‥嫌な予感しかわいてこない。

「‥しばらく、二人きりで会うのはよそう」

「えっ‥?」

「少なくとも全校投票が終わるまでは」

「そんな‥」

まあ当たり前っちゃ当たり前なんだけどね‥;;

「俺達は対立する陣営に所属している。会っていることが分かったら、お互い立場がないだろ」

いきなりそういうってことは誰かに一緒に居るところを見られた‥とかですかい?

「○○もそう思うだろ」

幸人先輩と話したいことは山ほどあるけど、今の状況を考えると‥ってことでそう思うと言うと、先輩の表情が和らいで「聞き分けがよくて助かる」って。
ここが分かれ目だったんだろうか‥でも、確かそうは思わないって言ったら、あきれた顔されたような‥

「‥でも、全校投票が終わるまで、ですよね?」

「‥‥」

「‥‥」

な、何この沈黙‥(汗)

「それじゃあ‥私、帰ります‥」

「ああ‥」

幸人先輩と目を合わせることなく、主人公は屋上を出た。
こっちガン見してる立ち絵なのに、もったいないことすんな!w
寂しさを振りきるように階段を下りた先で、ぐらりと床が揺れた。
激しい眩暈に襲われ、足元がおぼつかない。
睡眠不足が祟った!?
壁に手をつき、そのまましゃがみこむ。

「おい、大丈夫か!?」

少し離れた場所から私を呼ぶ声が聞こえる。

「どうしたんだよ、急にしゃがみこんで?」

「ゆき‥と‥‥せんぱい‥ちょっと眩暈が‥‥」

いえ、めちゃくちゃ立ち絵恵人先輩ですけど!?

「あ?恵人だよ、恵人!頭おかしくなったのか?」

もう既に頭の大部分は幸人先輩で覆い尽くされておりますww

「とりあえず保健室行くぞ」

「だ、大丈夫です‥」

「どこが大丈夫なんだよ!連れてってやる」

「はい‥」

恵人先輩に支えられ、ゆっくり立ちあがって保健室へ。
その時、階段を下りてくる幸人先輩が視界に入った。
きゃー修羅場ー!?
先輩はじっと私たちを見つめていた。

「‥‥なんだよ、何か用か?」

幸人先輩はそのまま視線を逸らし、反対の方向の廊下へと歩いて行った。
保健室に着きベットに横になる。

「‥話を聞く限りじゃ、ただの寝不足だな。しばらく休んでろ」

「はい‥」

高野先生の手が私の額に‥!!!(落ち着け)
これから職員室に行かなきゃいけないみたいで、恵人先輩とふたりきりになった。

「ったく。心配させんなよ」

「すみません‥あの、先輩‥時間大丈夫ですか?」

「時間‥?」

「Gフェスの会議今日やるって‥」

「でもよ‥」

「私はもう平気なんで、恵人先輩は先に行っててください」

「‥本当に大丈夫なんだろうな?」

「もちろんですよ!」

恵人先輩は少し困ったような笑みを返した。

「何かあったらすぐに呼べよ。お前は大事な俺の助手なんだからな」

「はい」

恵人先輩が去って、上半身を起こして立ちあがろうとすると誰かが保健室に入ってくる。
高野先生かな?と思ったら幸人先輩で、誰もいないことを確認すると近寄って来た!
何その、周りを気にしてる素振り!禁断の恋って感じがしていいじゃないか!w

「大丈夫か?」

「‥はい。ただの寝不足だろうって」

「そうか」

幸人先輩は、私の寝ていたベットに腰かけた。

「あ、あの‥」

「俺は保健室に用があって来ただけだ」

ウソ言ったら針千本飲ーますっww←

「そうなんですか‥でも、今高野先生いなくて‥」

「見ればわかる」

はっきりとしたもの言いに、思わず言葉を詰まらせる‥‥と
スチルキターー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!o(≧∀≦)o
うわっ何これ!?え、何この絶対角度!!
幸人先輩が私の方に手を伸ばしてきた。
きゃー!!!!!
ベットがぎしりと音を立てる。
先輩の手が頬に触れた。
ちょ‥萌え死ぬ!!

「熱はないのか」

「はい‥」

幸人先輩は手を引っ込めずそのままw

「寝不足の原因は?」

「Gフェスの活動が忙しくて‥」

「忙しいという言葉は、仕事が遅い奴らが言う言い訳だ」

あ、手離された‥

「無理はするな。人にはそれぞれ限界っていうものがある」

「幸人先輩‥」

もっと話していたい、もっと傍に居たい。
でもそんなこと言ったら、きっと先輩を困らせてしまう。
ベットから立ちあがろうとする先輩を思わず呼びとめた。

「あの、幸人先輩‥私には無理です‥‥」

「‥何のことだ」

「さっきの話‥会えないなんて私には耐えられません。もっと話もしたいし、一緒に帰ったり寄り道とか‥‥」

幸人先輩は言葉を返してくれなかった。
でもその瞳はいつもの冷たいものじゃなく‥しかも照れてる!!
戸惑うような表情で、どこか視線は暖かい。

「‥約束はできない‥‥でも、何か考えてみる」

「あ、ありがとうございます!」

「‥仕方ないな」

幸人先輩はそう言って口元を緩めた時、高野先生が帰って来た。
驚いた様子で、幸人先輩は絆創膏を貰いに来ただけですって出ていく。
私も先輩を追いかけるように保健室を出て行った。
廊下では幸人先輩が待っててくれて、さすがに家まで送ってやれない‥って途中まで送ってくれるんですか!?
と思ったら、美影ちゃんに電話して、家まで送るように話してた‥‥ちっ‥さすがに無理か‥


数日後、授業が終わって机の上の片づけをしながら考え事。
壁新聞だけじゃ効果が薄いから、他に何か出来ないかってことになってるらしい。
どうやら主人公、大丈夫なんだけど代わりに風邪を引いたって‥それ大丈夫じゃないからw
美影ちゃんと分かれて、時計を見ると会議の開始時間をオーバーしてることに気付いた。
小走りに美術準備室に向かう。
角を曲がろうと長い廊下の先に、幸人先輩の姿発見。
先輩だ‥と思った瞬間、視界がぐらっと傾いた。
足のふらつきに耐えきれず、廊下にしゃがみこむ。
立ちあがろうにも身体が言うこと聞かない。
慌てて駆け寄ってくる足元が聞こえるけど、そちらに顔を向ける事が出来ない。
そんなに!?

「○○!」

返事を返そうにも声すら出すことができない。

「保健室に行くぞ」

「幸人先輩の声が聞こえたかと思うと、私の体がふわりと宙に浮いた。
姫抱きキタキター!!!
すぐ目の前には幸人先輩の頭がある。
‥‥ん?

(私‥幸人先輩におんぶさせてる‥)

なんであえて後ろに抱えたんだ先輩‥そこはお姫様ダッコ希望!!
廊下を慌てて走る足音が聞こえる。
結構力あるんだ‥と思ってると、体中の力が抜け傾けた頭が幸人先輩の背中に当たった。

(なんか‥落ち着く‥)

そう思い目を閉じると、私はそのまま意識を失ってしまった。
携帯を替えるって言っていたやつ、6月にって言ってたんですが、7月か8月かに変更になりました。

サマーセール狙いで行くことになったんですけど、今年あるかなー;;

それまで目当ての携帯が安くなることを願います!!!

他の携帯とか出て安くなって欲しい!!(無理だろ)

そして日常の呟きなんですけど、不況のせいか何なのか、最近バイトに休みがないんだが‥!!

いや‥分かってる‥‥分かってるんだよ‥バイトの半分が怪我で寝込んでるから出れるのが私だけだってことくらい!!!

そして働ける幸せを噛み締めろってことを!!!

でもね‥GWで生活が逆転してたこともあって、バイトに行く時間帯に必然的に睡魔が襲ってくるっていうなんて悪循環!!(´・ω・`)

早く直したいのに、身体は疲れて眠いのに‥なぜかいつもこの時間帯(只今深夜3時)に目を覚ましてしまう。

もう一回寝ようと頑張ってみます、おやすみなさい。(頑張るとこおかしい)
選択肢

はい!
ひとりで抱え込まないで














昨夜はほとんど寝れなかった。
始業式の朝、登校するとともに準備室に直行する。
ドアを開けると、キイタくんと恵人先輩以外全員揃っていた。
話を聞こうとしたら、恵人先輩が弘海ちゃんを連れて来た。
弘海ちゃん曰く、詳しいことは分からないけど他校から連絡があって、徳丸って生徒とゲームセンターで喧嘩して怪我させられた生徒がいるって。
怪我は大したことないみたいで、詳しいことが分かるまで、キイタくんは自宅謹慎ということらしい。

「キイタはなんて言ってんだよ!ってか、ホントに怪我させたのかよ。信じらんねえ」

「そうね‥‥とにかく、詳しいことは始業式前に緊急職員会議で‥いけない、もうこんな時間!あたしは失礼するわ。みんなも始業式遅れないようにね」

弘海ちゃんは慌ただしく準備室を出て行った。
やっぱりキイタが手を上げたってことが信じられなくて、電話をかけてみる。
すると、キイタくんがよわよわしい声で出た。
どうやら怪我させたことは本当らしく、でも怪我させた相手が女の子に絡んでて、すごく嫌がってたから止めようとしても無理やり連れて行こうとするから‥‥‥つい手を上げた‥と解釈していいのか?
その話はまだ学校側に話してないみたい。
もっと話を聞きたいのに、始業式の時間になってしまった。
体育館に着くと、生徒会の人達が居て、直江先輩が声を掛けてくる。

「新学期早々、学園祭実行委員会はそろって遅刻ですか?」

いや、数分前に着いたから遅刻ではないよ。

「とにかくね、風紀を乱してばかりですよ、あなたたちは」

あーたに言われたくねえぇえwww

「それに昨日だってメンバーが他校の生徒に手を上げたそうじゃないですか」

「えっ?何それ、何それ!?」

楽しそうに入ってくるな葉月ちゃんw

「知らないんですか?さっき先生方が話してたんですが‥」

事のあらましを説明する。
幸人先輩はじっと黙ったままで、表情を変えずに話を聞いていた。

「今その話はいい。式が始まる。早く中に入れ」

話を区切り、みんなそれぞれ中に入った。


HRが終わった後、恵人先輩からメールが届いて、事件があったゲームセンターに行くから一緒に着いて来いって。
大勢で行ったら目立つから二人で。
学校を出ようとすると、またまた直江先輩登場。
校長先生が呼んでるって呼びに来たらしいんだけど‥‥これで明日の会議を待たずに学園祭の中止が決まるかもしれませんねってにやり。
怪しいなあ‥他ルートでもそうだったし、やっぱ直江先輩が絡んでるのかな。
恵人先輩は調査は中止だって学校に戻って言ったけど、主人公は気になってゲーセンに一人で向かう。
店の中に入ってきょろきょろしてたら‥またナンパか。
遊ぼうよ~って腕を捕まれ、思わず恐くて目をつぶってたら、聞き覚えのある声が名前を呼んだ。
幸人先輩!

「あ?なんだよ、彼氏が居んのかよ」

男が鋭い目つきでこちらを見た。

選択肢
はい!
え、えっと‥

ボルテージ、これはにやにやしながら選択肢押せよって意味でここに選択肢出したんだな!?
わかった、望みを叶えてやるぞ!ワーイ☆(ノ∀^●)ノ♪←

「は、はい!」

私は勢いよく答える。
幸人先輩が、こっちに来いと言うように手を差し出してきた。
何それ、何それー!?w
手を取ると、男から私を引き離すようにグッと引っ張った。
そのまま幸人先輩の腕の中にすっぽり収まる。
きゃw

「‥他人のデートの邪魔をしないでくれないか」

そう言って、私を包み込むように腰に手をまわした。
もう付き合っちゃえよ!!

「ちっ、いちゃいちゃしやがって」

あ、やっぱりそう見える~?←
そこで退散するのかと思いきや、不愉快そうにして手を伸ばしてきた。

「そんなに大事なら、可愛い彼女ひとりにしちゃダメっしょ」

だって!待ち合わせなんかしてなくて、意思の疎通でここまで来たんだもん!(な、んだと‥)
私の頬に触れようとした手を、幸人先輩がパンッと振り払った。

「‥行こう」

先輩に促されて、私たちはゲーセンを出た。
ゲーセンから少し離れて、話をする。
先輩もキイタくんの事件のことを調べるつもりでここに来たらしい。

「ん‥」

ん!?
幸人先輩が声をもらし、私のその視線の先を見つめる。
そこには直江先輩が。
げっついに見つかった!?
でもそうじゃないみたいで、直江先輩はゲーセンの中に入って行く。
他校の人達と話してて、その人達にお金を渡してた。

「あれって恐喝じゃ‥」

急いで中に入って盗み聞き。

「‥‥これ、約束のお金です」

「サンキュ。徳丸とかいう奴、自宅謹慎になったんだってな」

「ええ、計画どおりです。皆さんには感謝してますよ」

やっぱ黒幕はお前かー!!!!!!!
幸人先輩の方を見ると、珍しく険しい顔つき。
つかつかと直江先輩に歩み寄る。

「京一、どういうことだ?」

「ゆ、幸人!?」

バレちゃった‥‥というか、直江先輩ってもしかしてお金持ちの家なのかな?なんて思ってみたり‥

「こ、これは、ですね‥」

「お前が仕組んだことだったのか‥」

先輩が他校生徒に目を向けると、彼らはそそくさと去っていく。

「‥どうなんだ」

「‥このまま、Gフェスの奴らに好き勝手やらせていいんですか‥」

「そんなことは聞いてない。お前が仕組んだのか」

「‥ああ、そうだよ」

そうだよ‥‥そうだよ‥「soudayo」って何!?
いや、そこはそうだ、とかあるじゃん!?
なんで、よ、をつけた!ますますカマっぽい印象になっちゃったんだけど!?
ボル、お前らは直江先輩を何に向かわせたいんだ‥
その言葉に主人公は血が上った。

「ひどいよ!キイタくんはそのせいで、すっごく傷ついたんだから!」

せめて敬語で言えー!!!

「京一、とにかく今日は家に帰って頭を冷やせ。処分は明日決める」

「ゆ、幸人‥僕は‥」

イーケメーンッ☆(ちげえええ!!!)
なんか、寝てないせいかテンションおかしいぞ俺‥

「言い訳は無用だ。帰れ」

直江先輩は真っ青な顔をしたまま、ゲーセンを出て行った。
日が傾き始めた頃、二人で帰り道を並んで歩く。
さっきから幸人先輩は硬い表情をしたままで、様子がおかしい。

「あの‥」

「悪かった。京一のやったことは生徒会長として俺の責任だ」

「先輩、そんな顔‥しないでください‥」

「しかし‥」

「幸人先輩‥ちょっと寄って行きませんか?」

公園を指さすと、先輩は頷いた。
ベンチに隣り合って座る。

「‥‥幸人先輩、そんなに謝らないでください。それに、先輩は悪くないです」

「いや、俺の管理能力に問題が合った。生徒会長失格だ」

幸人先輩ってほんと責任感強いよね‥そういうところものすっごい好きw
いつもの先輩はそこになくて、すっごい落ち込んでる。

「そんなにひとりで抱え込まないでください‥」

そう言って、幸人先輩の手の上に自分の手を重ねる。
先輩は少し驚いた表情でこちらを見た。

「‥すまない」

触れていた私の手を握り直してくる。

「‥‥しばらく、こうしてていいか」

いえ、一生手繋いでていいですよw←
小さく頷き、辺りは静かで心臓の音が響いてしまいそうな感覚になる。
しばらくすると手を離し、柔らかく微笑んだ。

「ありがとう、もう大丈夫だ」

ずっきゅんするわホントww
京一の処遇についてだが、俺に任せてくれないか。学校側への説明もこちらでやる。明日の職員会議に不公平が無いよう考えるから、実行委員の奴らには黙っておいてくれ」

「わかりました、お願いします」

幸人先輩は立ち上がり、あの満面の笑みで手を差し伸べてくれる。

「じゃあ、行こうか」

私はその手を握り、頷いた。


翌日の放課後、Gフェスはキイタくんを除いて準備室に集合。
職員室で今会議が行われていて、緊張が漂ってるみたい。
その時、ドアがノックされた。

「誰だ?」

ガラリとドアが開き、中に入って来たのは幸人先輩だった。
恵人先輩‥笑顔から不機嫌な絵に瞬時に変わるのやめようよー‥なんかすっごい切なくなっちった。

「反論は後で聞く。とりあえず最後まで聞いてほしい。」

昨日の一部始終を説明していくと、みんなの顔色が分かって行くのが分かった。

「はあ?ふざけんじゃねえよ!!」

「落ち着いてくれ。当分の間、京一は生徒会活動に関与させない。それから、先生たちにもきちんと説明した。徳丸くんのことで会議の結論が変わることはないと言質をもらった。」

「んなの、信用できっか!」

幸人先輩を激しく責める言葉を、先輩は静かに聞いていた。
‥なんでこんな対立しまくってる構図なんだろ‥最初の頃のナツメ先輩の態度とかもさ‥
いたたまれなくて目をそむけなくなってると、そこに弘海ちゃんが会議の結果を伝えに来た。
入れ違いに幸人先輩が一礼して出ていく。

「どうなったんですか?」

「全校生徒で投票して、多数決で開催の有無を決める事になったわ」

「全校投票?」

「よし、それなら大きく前進だ!」

「俺キイタに電話します!」

キイタくんに電話して事のあらましを言うと、明るい声が返って来た。
その後、全校投票のことについて軽くミーティングをして解散。
帰ろうとすると、校門傍の掲示板前に幸人先輩の姿が。
風が吹き、紙が一枚飛んでくる。
内容は、全校投票のお知らせだった。

「幸人先輩!」

プリントを渡す。

「すまないな」

掲示板にプリントを張ろうとするんだけど、強く風が吹いてまた飛びそうに。
思わず手を伸ばすと、先輩と手が触れた。

「‥なんだ?手伝ってくれるんじゃないのか」

先輩‥楽しそうですねww

「とりあえず、画鋲をひとつ取ってくれないか」

そう言われ、足元にある画鋲を拾い渡そうとすると‥‥視線の隅に、こちらを見つめている直江先輩の姿が。
ものすごい形相で私たちを睨んでいる。
‥そ、想像するとホラーになったんですが。

「‥どうした?」

幸人先輩が私の視線を追って振り向く。
すると直江先輩は校舎の陰に身を隠した。

「‥どうした?何も見当たらないが」

黙って画鋲を渡す主人公‥‥言わないのか‥きっと閉じ込められたりするんじゃないのか‥‥いいのか、言わなくて‥;;
主人公の胸の中に言いようのない不安が広がり始めていた。
直江先輩小姑復活疑惑が浮上しましたw
というかフラグ立ちましたねw
選択肢

でも私も仲間です
おじいさんも可哀想














地図の手掛かりがあるというゴーストタウンに着いたのは、予定より二日遅れてからだった。
食料も少ないし、早く滞在するのは一日で済ませたい船長。
で、二人一組で行動することになったんだけど、ハヤテせんが女は足手まといだから船に残っとけって。
そこで選択肢。

勝手に決めつけないで
でも私も仲間です
じゃあ残ります

なんだけど‥‥最初一番下にしたらソウシさんの反応が薄かったので真ん中に‥なんか自意識過剰みたいでやだなんだけどね‥←
船番はトワくんがやるにしても、もしみんなが出払ってるときに何かあったら、主人公は自分の身は守れないし‥ってことで同行。
というか、とことんソウシさん以外のメンツがひどいんですけど‥!
そこまで荷物扱いされるとショックだわあ‥確かに、ソウシさんにくっついてばっかの主人公はお荷物にしか思えないんだろうけど。
ゴーストタウンには、人も動物も鳥もいないように感じるくらい静かな町だった。

「これが何を意味するのか‥最初から、動物たちがいなかったのか、それとも‥絶滅してしまったのか」

「絶滅‥」

ガサッ」

「わっ!」

「誰じゃ‥そこにいるのは‥」

「声!今、誰かの声がしましたよね?」

周りを見てみると気の陰にすごい痩せこけてるおじいさんが。

「‥また海賊か?どうせ、財宝の地図のことでこの島に来たんだろう」

ソウシさんが病気にかかってるんじゃ?と診察を願い出るも、こう見えてもわしは元気じゃって。
どうやら何年もこの姿で、木の実しか食べていないみたい。

「木の実だけ?大丈夫なんですか?」

「なに、差し支えないよ。この島は疫病で滅びてからを特に何をするわけでもない‥」

「この島も疫病で滅びたんですか!?」

「ああ、そうじゃ」

もしかしてこの島がだいぶ前に滅びた疫病が広がって半年で滅んだ島ですか?と聞くと、この町がそうなる前に疫病で滅んだ島があると聞いたことがあるから、その島のことだろう、この島ではないって。
このおじいさんは疫病にかかったけど、なぜか自分一人だけ助かったんだって。

「息子も死んだ‥嫁も死んだ‥孫も‥近所の者たちも‥みんな、みんな、死んだ。この島に宝の秘密を求めてやってきた海賊たちでさえも‥無念じゃ‥みな、そう思っただろう。本当に、あっという間にたくさんの人間が死んでいったんじゃ‥」

「でも、おじいさんも可哀想です‥」

「‥なんじゃと?」

「亡くなった人たちも可哀想だけど、残された人も辛いと思うんです。誰もいなくなったのに、ずっと一人ぼっちで生きていかなければいけないなんて」

「お嬢さん‥そんなことを言われたのは‥初めてじゃ‥。みな、わしに会うと運が良かった、助かってよかったと言う。確かにその通りじゃ。そう考えないと罰が当たる‥だが‥だが‥‥一人は辛い‥寂しいんじゃ‥」

おじいさんの目にうっすらと涙が浮かんだ。

「ただ、わしは生きながらえたからこそこうしてこの島の話を、ここに訪ねた者達に伝えている‥それが、おそらくわしの使命なのだと思っておる」

「おじいさんの、使命‥」

「そこの青年‥お前は海賊なのだろう?」

「はい」

「それにしては綺麗な目をしておる。汚い欲の見えない‥美しい目じゃ。そして、深い悲しみを宿した目‥」

「‥‥」

「お前の目は、癒されぬ孤独を知っておる目じゃ」

「‥‥」

「この島の生き残りとして、二人の秘密を与えよう。ひとつ、財宝の鍵はかつてこの島が握っていた。けれども今はモルドー帝国にある」

「帝国に‥」

「財宝のありかを知りたければ、モルドー帝国にゆけ。」

「‥わかりました」

「もうひとつ、この島はかつて海の女神に護られていた。だが、島が滅び、女神を奉る巫女がいなくなって以来、女神は怒りに震えている‥この島にやってきた海賊の多くは、この島を出てまもなく、女神の怒りに飲み込まれる‥それを、忘れぬように」

「分かりました」

この島に長居はしないほうがいいって気をつけて帰れと言われ、おじいさんと離れた。
船に戻る道で、主人公は豪快にこけた。
人の骨につまづいたらしく、土をかぶせようとしたらやめておいたほうがいいってソウシさんに止められる。
でも土の下で安らぐことができないと一緒に土をかぶせることに。
人の骨にびびらない主人公‥慣れた来たか。