選択肢
手を握る
船から下された
「何から話そうか。」
「病気のことを」
「そうだね」
「私の病気、疫病なんですか?そういえば、中立地帯で会った商人さんも疫病が流行ってるって言ってましたよね?」
「今、流行っている疫病がどんなものかはわからない。でも君の今の症状が、私がいた島で流行った病気とよく似ているのは事実だ」
「ソウシさんの島って‥」
「君は確か疫病のせいで滅んだ島の噂を聞いているんだったね」
「はい、ヤマトにいたときに‥‥もしかして、その島って!」
「そう。私が生まれ育った島だ。私はその島で最初にその疫病にかかったんだ。そして、ただ一人の生き残りになった」
「‥どういうことですか?」
「その前に、ベッドに横になってくれないか。少し長い話だから病をこじらせるといけない」
「‥はい」
主人公はベッドに横たわり、布団を肩までかけた。
「何が原因でその病でなったのか、実は覚えてないんだ。私はまだ幼かったし、病が治ったときには、島にはもう誰も残ってなかったからね」
「‥‥」
「ある日、突然咳が出て止まらなくなった。もしかしたらその前に微熱状態が続いてたかもしれないけど、それはよく覚えていない。ただ、はっきりとおかしいと気付いたのは、喉がひゅーっと鳴るような咳がで始めた時だったんだ。そのあと、すぐに高熱が出て、私は何にもも寝込むことになった。その間、母が看病し てくれた。妹や弟たちもしょっちゅう部屋に来ては、退屈そうな私にいろいろな話をしてくれたよ。でも、そのうち妹や弟たちが来なくなった。たまに顔を出してくれた父も来なくなった。家のどこかで、私と同じような咳が聞こえてきた。やがで母も部屋に来なくなった。不思議なもので、病になっても何日も食べ物を口にしない とお腹がすくんだね。私はなんとか部屋を出て、母を探そうとした。でも母も寝込んでいて‥私は、家の庭にあった草木をつまんで飢えをしのいだんだ。」
「お母さんは‥」
「私と同じ病に倒れたんだ。母だけじゃない。父も、妹も弟も。おそらく私がうつした。」
「‥‥」
「ところがある日突然熱が引いた。咳も出なくなった。奇跡みたいな話だろう?嬉しくなった私は、喜び勇んで部屋を飛び出した。そして、真っ先に母の寝室へ飛び込んだ。でも‥‥母はすでに息絶えていた。母だけではない。妹も弟も‥家族みんな」
「そんな‥」
「どうすればいいか分からなくなった私は、外へ出てみた。けれども、どんなに町を歩いても、誰にも会わない。それどころか、鳥の鳴き声すら聞こえてこない‥」
「ゴーストタウンのときみたいに?」
「ああ、そうだね。まさにあんな感じだった。ようやく人に出会えたのは‥何日も経ってからだったかな。その人は島の人じゃなかった、よその島からやってきた人で、医者だった。そこで、ようやく私は知ったんだ。家族どころか、島の人全員が疫病で亡くなっていたってことをね。」
「でも、なぜソウシさんだけが‥」
「分からない。ただ、母が遺した日記によると、疫病を最初に患ったのは私なんだ。それがどんどん広がって、家族はもちろん、島の人達もみんな次々と倒れて行ったらしい。皮肉な話だろう‥‥最初に発症して、みんなに病をうつした私だけが、なぜか一人生き残った‥」
「‥‥」
「私が‥島のみんなを殺したんだ」
主人公は何も言えず、手をそっと握った。
「○○ちゃん‥」
ソウシさんもぎゅっと握り返してくれる。
「そんなこと‥言わないでください‥私がソウシさんの家族だったら、きっと悲しみます。」
「悲しむ?」
「だって、そうでしょう?ソウシさんにそんなことを言わせるために、看病したわけじゃない‥ソウシさんに元気になって欲しかったから‥看病してたはずなのに‥」
「‥‥」
「元気になったソウシさんが、そんなふうに苦しい思いをするなんて知ったら‥」
「君は、優しい人だね。でも君のことだって‥」
「私?」
「君が疫病を患うきっかけがあったとしたら、たぶんゴーストタウンなんだ。あの島で君は亡くなった人の骨を埋めただろう?」
「はい‥」
「あのとき、一瞬マズイんじゃないかと思ったんだ。以前、私の師である医師から、遺体やその傍の土壌には、疫病となる何かが残っている可能性があると聞いたことがあったから」
細菌、ウィルスですね。
「でも私は君を止める事が出来なかった。死者を悼む君を、咎める事が出来なかった。あの時、無理にでも君をあの場所から連れ去っていたら‥」
「そんな‥それこそ、ソウシさんは悪くないじゃないですか」
「だが‥」
「ソウシさんだって絶対に病気になるって分かってたわけじゃないんでしょう?それに、私は私の意志であの骨を埋めてあげたんです。ソウシさんに責任はありません」
「‥‥」
「それに、もしソウシさんがそのことを悔やみ続けることになったら‥私、悲しいです。大切な人に、そんなふうに私のことで悔やんで欲しくありません。」
「‥‥」
「約束してください。もし‥もし、私がこのまま疫病で死んじゃっても、ソウシさんは絶対に自分を責めないでください。絶対に‥」
「バカなことを言うな!」
突然、ソウシさんが主人公を抱きしめた。
「死ぬなんて言ってはいけない。君は、私が助ける。絶対に、助けてみせる!」
「‥‥分かりました」
主人公はそっとソウシさんの背中に手をまわした。ソウシさんも抱きしめ返してくれた。
「○○ちゃん‥」
「絶対に、私の病気、治してください‥」
これ以上、ソウシさんに悲しい顔させないためにも元気にならなくちゃ。
でも疫病に効くと言われていた薬草も主人公には全く効かず、状態はどんどんひどくなっていった。
そして、医務室に船長が来た。
悪いが船を下りてもらうって。
ソウシさんは反発するも、「役にも立たない。それどころか他の奴らに病を広める可能性すらある!そんなやつを、いつまでも船に乗せておけるわけねえだろうが!」って。
「俺にはを信じてついてきてくれた連中を守る義務がある。これはこの船の船長である俺が決めたことだ。誰も、逆らうことは許されない。」
「‥分かりました」
「‥‥」
今までとことん役に立たないアピールしてたのは、このシーンのためだったのかなあ‥とか思ってみたり。
翌日、ハヤテさんがやっぱりこの船には女いらなかったってことだな!となんだか無理にテンションが高い。
主人公が咳をすると、ホントに病気治ってねえのかよ‥としゅんとなる。
「あまりそばにいると、うつるかもしれないですよ」
「は?バカじゃねえの?この俺様に、お前なんかの病気がうつるわけがねえっつーの」
バカは風邪引かな(ry
「ったく。仕方ねえな。ほら。これ持って行け」
そう言って渡してくれたのは干し肉。
とっておきの隠しメシだって照れながら餞別にくれた。
ナギさんが病人に干し肉はねえだろって干し野菜を‥‥え?全部干しがつくパターン?
身体の熱も覚ますみたいだからって。
それから水稲もくれた。
トワくんは野宿することになっても大丈夫なように毛布を。
「ありがとう」
「俺からは何もないぜ」
「シンさん‥」
「でも、俺の無事くらいは祈ってやるよ」
「祈るのはタダですもんね」
「何か言ったか、トワ」
「いいえ、なんでもありません!」
「ところで、ドクターはどうした?」
「さあ?」
「まだ船長と揉めてんじゃねえの?」
「ソウシ先生は、○○さんを下すのに猛反対してましたもんね。」
陸に到着。
「さて、着いたぜ。達者でな、○○」
「運が良ければまたどこかで会えるだろう」
「その時は干し肉返せよ」
「無事にお医者さんに見つかるように、祈っています」
「ありがとう」
主人公はみんなにお礼を言って、船から下りた。
ソウシさん出て来いやー!!!;;
通信入って、足元がぐらつきながら海辺を歩いてると、どこからか鳴き声が。
「ふぎゃあぁああぁあ!!ロイ様あぁああ、またアタイを置いていくなんて!ロイ様ぁああぁっ!!!」
ファジーさんが私に気づき、なんでこんなところに?と聞くから事情を説明する。
でも主人公とこの船長は女たらしで有名だから、こんなところに女を置き去りにするわけないじゃないか!って聞いてくれない。
しかもソウシ様とデート中なんだね!?ってそうはさせないとソウシさんを呼び始めるファジーさん‥。
「あの‥デートなんてしてませんから。どんなに呼んでもソウシさんが来るはずは‥」
「誰だい?私を呼んでいるのは」
「!!」
ソウシさぁあぁああん!!!
主人公の代わりにファジーさんがソウシさんに抱きついた!
って!押し倒すな海辺でw
「アタイ‥アタイ、感激です‥ソウシ様にまた会えるなんて」
「私も驚いてるよ。まさか、こんなところで君に会えるなんてね。一体どうしたんだい?」
「船に‥また船に置いて行かれちゃって‥ぐすっ‥」
「そう。ダメだね、ロイは。こんな可愛い女性のことを忘れてしまうなんて」
「うぅ‥ソウシ様あ‥」
主人公、空気!
主人公はきっと夢を見てるんだって状況を打開しようとする。
でもソウシさんに話しかけられて、これは現実だと理解した。
「どうしてここにソウシさんが?」
「もちろん。君と一緒にドクロ島へ行くためだよ」
「私と‥?」
「そう。覚えているかい?私が前に話したこと。なぜ、私が財宝を探すのか‥」
「はい。財宝の傍に、ソウシさんの願いを叶えてくれるものがあるって‥」
「それはね。大地の手と呼ばれる薬草なんだ」
「大地の手‥」
「ああ。その薬草は、どんな病気でも治してくれると言われている。」
「じゃあ、私の病気も‥」
「ああ。大地の手なら、治すことができるかもしれない。」
「でもドクロ島に行くには地図と鍵が‥」
「ふふっそれなら大丈夫。盗んできたから」
ええーっ!!!?
今血眼になって探してるだろうし、船長が長年探してきたこの宝の地図をこうして盗み出してきてしまったから、もう船には戻れないって。
「先に進むしかないんだ。一緒に行ってくれるね?」
「ソウシさん、私‥私、一緒に‥」
「行きます!」
あんたに聞いてねえ!!!
忘れられてたファジーが間に入ってきて、ソウシさんの言うことも聞かず、ソウシさんとならどこまでもー!って‥いい加減、人の話聞けw
結局3人でドクロ島に行くことになった。
手を握る
船から下された
「何から話そうか。」
「病気のことを」
「そうだね」
「私の病気、疫病なんですか?そういえば、中立地帯で会った商人さんも疫病が流行ってるって言ってましたよね?」
「今、流行っている疫病がどんなものかはわからない。でも君の今の症状が、私がいた島で流行った病気とよく似ているのは事実だ」
「ソウシさんの島って‥」
「君は確か疫病のせいで滅んだ島の噂を聞いているんだったね」
「はい、ヤマトにいたときに‥‥もしかして、その島って!」
「そう。私が生まれ育った島だ。私はその島で最初にその疫病にかかったんだ。そして、ただ一人の生き残りになった」
「‥どういうことですか?」
「その前に、ベッドに横になってくれないか。少し長い話だから病をこじらせるといけない」
「‥はい」
主人公はベッドに横たわり、布団を肩までかけた。
「何が原因でその病でなったのか、実は覚えてないんだ。私はまだ幼かったし、病が治ったときには、島にはもう誰も残ってなかったからね」
「‥‥」
「ある日、突然咳が出て止まらなくなった。もしかしたらその前に微熱状態が続いてたかもしれないけど、それはよく覚えていない。ただ、はっきりとおかしいと気付いたのは、喉がひゅーっと鳴るような咳がで始めた時だったんだ。そのあと、すぐに高熱が出て、私は何にもも寝込むことになった。その間、母が看病し てくれた。妹や弟たちもしょっちゅう部屋に来ては、退屈そうな私にいろいろな話をしてくれたよ。でも、そのうち妹や弟たちが来なくなった。たまに顔を出してくれた父も来なくなった。家のどこかで、私と同じような咳が聞こえてきた。やがで母も部屋に来なくなった。不思議なもので、病になっても何日も食べ物を口にしない とお腹がすくんだね。私はなんとか部屋を出て、母を探そうとした。でも母も寝込んでいて‥私は、家の庭にあった草木をつまんで飢えをしのいだんだ。」
「お母さんは‥」
「私と同じ病に倒れたんだ。母だけじゃない。父も、妹も弟も。おそらく私がうつした。」
「‥‥」
「ところがある日突然熱が引いた。咳も出なくなった。奇跡みたいな話だろう?嬉しくなった私は、喜び勇んで部屋を飛び出した。そして、真っ先に母の寝室へ飛び込んだ。でも‥‥母はすでに息絶えていた。母だけではない。妹も弟も‥家族みんな」
「そんな‥」
「どうすればいいか分からなくなった私は、外へ出てみた。けれども、どんなに町を歩いても、誰にも会わない。それどころか、鳥の鳴き声すら聞こえてこない‥」
「ゴーストタウンのときみたいに?」
「ああ、そうだね。まさにあんな感じだった。ようやく人に出会えたのは‥何日も経ってからだったかな。その人は島の人じゃなかった、よその島からやってきた人で、医者だった。そこで、ようやく私は知ったんだ。家族どころか、島の人全員が疫病で亡くなっていたってことをね。」
「でも、なぜソウシさんだけが‥」
「分からない。ただ、母が遺した日記によると、疫病を最初に患ったのは私なんだ。それがどんどん広がって、家族はもちろん、島の人達もみんな次々と倒れて行ったらしい。皮肉な話だろう‥‥最初に発症して、みんなに病をうつした私だけが、なぜか一人生き残った‥」
「‥‥」
「私が‥島のみんなを殺したんだ」
主人公は何も言えず、手をそっと握った。
「○○ちゃん‥」
ソウシさんもぎゅっと握り返してくれる。
「そんなこと‥言わないでください‥私がソウシさんの家族だったら、きっと悲しみます。」
「悲しむ?」
「だって、そうでしょう?ソウシさんにそんなことを言わせるために、看病したわけじゃない‥ソウシさんに元気になって欲しかったから‥看病してたはずなのに‥」
「‥‥」
「元気になったソウシさんが、そんなふうに苦しい思いをするなんて知ったら‥」
「君は、優しい人だね。でも君のことだって‥」
「私?」
「君が疫病を患うきっかけがあったとしたら、たぶんゴーストタウンなんだ。あの島で君は亡くなった人の骨を埋めただろう?」
「はい‥」
「あのとき、一瞬マズイんじゃないかと思ったんだ。以前、私の師である医師から、遺体やその傍の土壌には、疫病となる何かが残っている可能性があると聞いたことがあったから」
細菌、ウィルスですね。
「でも私は君を止める事が出来なかった。死者を悼む君を、咎める事が出来なかった。あの時、無理にでも君をあの場所から連れ去っていたら‥」
「そんな‥それこそ、ソウシさんは悪くないじゃないですか」
「だが‥」
「ソウシさんだって絶対に病気になるって分かってたわけじゃないんでしょう?それに、私は私の意志であの骨を埋めてあげたんです。ソウシさんに責任はありません」
「‥‥」
「それに、もしソウシさんがそのことを悔やみ続けることになったら‥私、悲しいです。大切な人に、そんなふうに私のことで悔やんで欲しくありません。」
「‥‥」
「約束してください。もし‥もし、私がこのまま疫病で死んじゃっても、ソウシさんは絶対に自分を責めないでください。絶対に‥」
「バカなことを言うな!」
突然、ソウシさんが主人公を抱きしめた。
「死ぬなんて言ってはいけない。君は、私が助ける。絶対に、助けてみせる!」
「‥‥分かりました」
主人公はそっとソウシさんの背中に手をまわした。ソウシさんも抱きしめ返してくれた。
「○○ちゃん‥」
「絶対に、私の病気、治してください‥」
これ以上、ソウシさんに悲しい顔させないためにも元気にならなくちゃ。
でも疫病に効くと言われていた薬草も主人公には全く効かず、状態はどんどんひどくなっていった。
そして、医務室に船長が来た。
悪いが船を下りてもらうって。
ソウシさんは反発するも、「役にも立たない。それどころか他の奴らに病を広める可能性すらある!そんなやつを、いつまでも船に乗せておけるわけねえだろうが!」って。
「俺にはを信じてついてきてくれた連中を守る義務がある。これはこの船の船長である俺が決めたことだ。誰も、逆らうことは許されない。」
「‥分かりました」
「‥‥」
今までとことん役に立たないアピールしてたのは、このシーンのためだったのかなあ‥とか思ってみたり。
翌日、ハヤテさんがやっぱりこの船には女いらなかったってことだな!となんだか無理にテンションが高い。
主人公が咳をすると、ホントに病気治ってねえのかよ‥としゅんとなる。
「あまりそばにいると、うつるかもしれないですよ」
「は?バカじゃねえの?この俺様に、お前なんかの病気がうつるわけがねえっつーの」
バカは風邪引かな(ry
「ったく。仕方ねえな。ほら。これ持って行け」
そう言って渡してくれたのは干し肉。
とっておきの隠しメシだって照れながら餞別にくれた。
ナギさんが病人に干し肉はねえだろって干し野菜を‥‥え?全部干しがつくパターン?
身体の熱も覚ますみたいだからって。
それから水稲もくれた。
トワくんは野宿することになっても大丈夫なように毛布を。
「ありがとう」
「俺からは何もないぜ」
「シンさん‥」
「でも、俺の無事くらいは祈ってやるよ」
「祈るのはタダですもんね」
「何か言ったか、トワ」
「いいえ、なんでもありません!」
「ところで、ドクターはどうした?」
「さあ?」
「まだ船長と揉めてんじゃねえの?」
「ソウシ先生は、○○さんを下すのに猛反対してましたもんね。」
陸に到着。
「さて、着いたぜ。達者でな、○○」
「運が良ければまたどこかで会えるだろう」
「その時は干し肉返せよ」
「無事にお医者さんに見つかるように、祈っています」
「ありがとう」
主人公はみんなにお礼を言って、船から下りた。
ソウシさん出て来いやー!!!;;
通信入って、足元がぐらつきながら海辺を歩いてると、どこからか鳴き声が。
「ふぎゃあぁああぁあ!!ロイ様あぁああ、またアタイを置いていくなんて!ロイ様ぁああぁっ!!!」
ファジーさんが私に気づき、なんでこんなところに?と聞くから事情を説明する。
でも主人公とこの船長は女たらしで有名だから、こんなところに女を置き去りにするわけないじゃないか!って聞いてくれない。
しかもソウシ様とデート中なんだね!?ってそうはさせないとソウシさんを呼び始めるファジーさん‥。
「あの‥デートなんてしてませんから。どんなに呼んでもソウシさんが来るはずは‥」
「誰だい?私を呼んでいるのは」
「!!」
ソウシさぁあぁああん!!!
主人公の代わりにファジーさんがソウシさんに抱きついた!
って!押し倒すな海辺でw
「アタイ‥アタイ、感激です‥ソウシ様にまた会えるなんて」
「私も驚いてるよ。まさか、こんなところで君に会えるなんてね。一体どうしたんだい?」
「船に‥また船に置いて行かれちゃって‥ぐすっ‥」
「そう。ダメだね、ロイは。こんな可愛い女性のことを忘れてしまうなんて」
「うぅ‥ソウシ様あ‥」
主人公、空気!
主人公はきっと夢を見てるんだって状況を打開しようとする。
でもソウシさんに話しかけられて、これは現実だと理解した。
「どうしてここにソウシさんが?」
「もちろん。君と一緒にドクロ島へ行くためだよ」
「私と‥?」
「そう。覚えているかい?私が前に話したこと。なぜ、私が財宝を探すのか‥」
「はい。財宝の傍に、ソウシさんの願いを叶えてくれるものがあるって‥」
「それはね。大地の手と呼ばれる薬草なんだ」
「大地の手‥」
「ああ。その薬草は、どんな病気でも治してくれると言われている。」
「じゃあ、私の病気も‥」
「ああ。大地の手なら、治すことができるかもしれない。」
「でもドクロ島に行くには地図と鍵が‥」
「ふふっそれなら大丈夫。盗んできたから」
ええーっ!!!?
今血眼になって探してるだろうし、船長が長年探してきたこの宝の地図をこうして盗み出してきてしまったから、もう船には戻れないって。
「先に進むしかないんだ。一緒に行ってくれるね?」
「ソウシさん、私‥私、一緒に‥」
「行きます!」
あんたに聞いてねえ!!!
忘れられてたファジーが間に入ってきて、ソウシさんの言うことも聞かず、ソウシさんとならどこまでもー!って‥いい加減、人の話聞けw
結局3人でドクロ島に行くことになった。