選択肢

なし














ノエルさんはレースで見事優勝。
夜になって、北大路グループ主催の打ち上げパーティが開催されていた。
インタビューを終えて、ドレスを着てないからそろそろ帰らなくちゃ‥といたら。

「こんばんは、お嬢さん」

緑をかきわけ、フェンスの向こう側からひょっとこのお面をつけた男登場!!Σ( ̄□ ̄;)

「おや。あまり驚きませんね」

「‥‥いえ、ものすごく驚いてます」

「ああ、そんなふうに見えませんでした。‥‥確かに、噂どおりの面白い方ですね」

「私のこと知ってるんですか?それよりも、あなたは捕まったはずじゃ‥‥?」

「はじめまして。最近ヨーロッパで噂の怪盗団のリーダーをしております。怪盗と言っても、庶民が奪われたものを取り返すだけですけどね。それよりも私どものコピーキャットを奪われたとか。申し訳ございません」

キャッチコピーの間違い‥?

「コピーキャット?それじゃあ昨日捕まったのは偽物で、あなたが本物‥?なんかいろいろ混乱してきた‥」

ていうか、背景と立ち絵が合ってないw


Kaleidoscope-101103_1312~01.jpg

彼は頭を抱えている主人公の手に、金色のリボンがかかった箱をのせた。

「どうぞお受け取りください。ちょっとしたお詫びの品です。國府田様と影山様にもよろしくお伝えください」

そう言うと、男はフェンスに手をかける。
千早さんたちのこと知ってるんですか?と聞くと、それは今夜のドレスにもきっと映えると思いますよと言って去って行った。

「あーっいたー!」

「びっくりした!未来くん!?」

「探したよ、〇〇ちゃん。ほら早く!メイクさん待たせてるんだから」

「‥‥メイクさん?」

有無を言わさず、パーティ会場の奥に連れていかれ、白い薄手のドレスを着せられ、メイクをぼどこされた。

「み、未来くん。これはどういう‥‥?」

「ふふ、それは秘密。ここで僕がバラしちゃってもいいんだけど、それだと面白くないからね」

(なんだか遊ばれてる気がする‥)

その時、ドアがノックされて未来くんは立ち上がった。

「さてと!〇〇ちゃん、心の準備はいい?」

「準備って‥何かこれから起きるの?」

「そんなこと決まってんじゃん!今度は〇〇ちゃんがお姫様になる番だよ」

未来くんに連れられてプールテラスへと出た。
途端、わあっと歓声が広がる。

(え?え?)

プールの周囲にはキャンドルが燈され、ゲストたちが集まっていて、そこにカジノのメンバーもいた。

「〇〇ちゃん、ほら」

未来くんが指差した方へと見ると、タキシード姿の千早さんが立っていた。
やっぱりどうしてもホストにしか見えないw

「さて皆様、お待たせいたしました。こちらの二人が、本日の陰の主役です!」

未来くんは主人公を千早さんのところまで連れて行くと、目配せしてみんなのところへ。

「‥今日の優勝をこの二人のカップルに捧げます」

いきなりなんぞwノエルさんww

「試練を乗り越えようやくカップルになれた二人がこれからも仲睦まじくいられるよう、心から祈って。乾杯!」

乾杯の声が響き渡る。
知らない人達も含めて、その場にいるみんなが主人公たちを祝福してくれる。

(な、なんかよくわからないけど‥すごく嬉しい‥みんな祝ってくれてる)

「ふふっ、二人とも、びっくりした?両思いになれた二人へのサプライズパーティだよ!」

「まあ、頑張ってたしな。おめでと」

みんなの優しさが伝わってきて、胸がじんとする。

「皆さんありがとうございます‥」

「ふふ、僕にもさっきまで秘密だったから、驚いてるよ。でも〇〇さんの嬉しそうな顔を見れてよかった」

どうやら前から計画してたらしいw
なんでお金持ちってサプライズが好きなんだろうかw

「そんなんだ。皆さんやっぱり仲がいいんだね」

「〇〇さんも既に僕たちの仲間だよ。でも、〇〇さんを独り占めできるのは僕だけどね」

「ふふ、千早さんを独り占めできるのも、私だけでしょ?」

「もちろんだよ。これからもずっとね」

主人公も言うようになったもんだw

「実は僕からもサプライズがあるんだよ。〇〇さん、誰かに何かもらわなかった?」

未来がどこからともなくさっきひょっとこに貰った箱を持ってきた。
戸惑いながらもリボンをほどいて中を見ると、パールのアクセサリーが入っている。

「さすが、趣味がいいな。思ったよりもいいもの選んでくれた」

ん!?千早さんからのプレゼントじゃないの!?
何かプレゼントしたくてねって中身はひょっとこ任せ!?
どうやらさっきの人は未来くんが手配してくれたらしい。
千早さんがそのアクセサリーを私の首もとに巻いてくれる。

「この国のグレース・ケリーっていう王妃が身につけてた、パール・チョーカーのフェイクだね」

「フェイクって言っても、超高級品だけど」

値段を言うなら、主人公の給料を一年分くらいつぎ込んでも買えないくらい‥って、少なくとも300万より上ってことか。
そのグレース・ケリーって人は有名なハリウッド女優だったけど、モナコの王様に見初められて王妃になったらしい。

一時間後、ワインを取りに行ってると、プールの方で派手な水音が。
プールの方を見ると、千早さんと遼一さんが同時に水面から顔を出した。
何事!?

「ち、千早さん!?」

プールサイドまで駆け寄ると、二人は楽しそうに笑っている。

「‥‥遼一に落とされてしまったよ」

「ハハッ!お前たちのことを思ってやったんだよ。濡れてた方が色々と都合がいいだろ?

「ぬ、濡れ‥」

遼一さん、ナイス!!!( ̄▽+ ̄*)←

「〇〇さん、悪いけど引き上げてくれないかい?」

千早さんが手を差し出してくる。
その手に自分の手を重ねると、思いっきり引っ張られた。

(ええっ!?)

バシャーン!!

「あははっ!」

千早さーーん!!!!!!!o(≧∀≦)o
てか、主人公ドレスなのに!!w

「‥‥もう!何するんですか!あー、びしょ濡れになっちゃった」

「‥‥あ」

千早さんは眉間にシワを寄せた。
瞬間、腰から軽々と持ち上げられて、体が宙に浮く。
千早さんの肩に担がれるように抱き上げられて、そのままプールを出た。
周囲から野次や口笛が飛んでくる。

「千早さん、下ろして!みんな見てるから恥ずかしいよ」

「イヤだ」

(なっなんでこんなことに!?)

皐月さんとノエルさんにお礼をいい、その格好のまま街中へw

「千早さん、そろそろ下ろしてもらえませんか‥‥周りの人の目がすごい気になるんですけど‥」

「ダメ。それに日本人と違って、彼らには日常茶飯事の光景だからそんな気にすることないよ」

「そういう問題じゃないと思うけど‥」

お姫様抱っこが日常茶飯事w
それどんな国w
でもこんな早く帰っちゃってよかったんですか?というと

「いや‥‥そのドレス、水に濡れると‥‥透けて見えるみたいだね」

「え!ウソ!?」

なんとなーくそうだろうなとは思ってたけど、たいていの服は水に濡れると透けるもんじゃないのか?
特に今回は白だしw

「すまない。‥‥ちょっと浮かれすぎた」

「浮かれる千早さんて、なんだか珍しい」

それからカジノに初めて取材に言った日もプールに落ちたって話にw
あの頃は千早さんのことがいまいち掴めなくて大変だったって。
今も千早さんの行動を掴めてない気がするけど(*´Д`)=з

「‥‥そう?僕はあの頃も、キミと一緒にいると楽しかったよ」

「ふふ、それって私のどんなところが楽しかったの?」

「そうだね。周りのこと全てに驚いる姿とか。見てるだけでとても楽しかったよ」

「それって私のことで遊んでたってことじゃないですか」

「今でも〇〇さんで遊んでいるけどね」

やっぱつかみどころがわからないw

(でも、こういう話してるだけで幸せを感じる。ずっと千早さんと一緒にいたいな‥)



ソファの上で彼と私の肌がふれあって、溶け合うようになじんだ。
ちょっ!?いきなり行為まで飛ばされたー!!?(・∀・)←
お互いの存在を確かめるように、深く絡まっていくようなキスをする。
唇を離して、千早さんは困ったような目で主人公を見つめた。

「ねぇ。その目は、僕を煽ってるの?」

「‥‥えっ?」

「‥‥無意識か。悪い子だね」

首筋に、鎖骨に、胸に‥‥‥ふれられて、口づけられて、彼の熱が伝染する。
重みが心地よくて、汗ばんだ千早さんの首に腕を絡めた。
なんかリーアールーw
彼が私にしてくれることは、いつだって全部やさしくて‥

「‥‥〇〇さん」

「‥‥?」

「来年もモナコに来ようか。再来年も、その次の年も。ずっと、一緒に」

いいよと言いかけて、私は赤面した。
というか、千早さん、スーツのまんま‥
ああ、そういうプレ(鉄拳)

「‥‥それって、なんだか‥‥」

「うん?」

「なんだか、プロポーズみたい‥‥」

「ああ、そう言えばそうだね」

軽っ!!!
千早さんは少し考えてから

「それで、答えは?」

「‥‥え?」

主人公は戸惑いながらも少し考えて、言葉にならず、顔を両手で覆ってコクコクと頷いた。

「‥‥〇〇さん、顔を隠さないで」

「だっ、ダメ!今、すごい変な顔してるから‥‥」

千早さんは構わず主人公の手を外させた。

「‥‥キレイだよ?」

ここでスチル出現なんだが‥‥‥なんか、ぼけてませんかー!?

「じゃあ、その約束に」

左手の薬指、そのつけ根に優しくキスをした。

「疲れた?」

「‥‥ちょっとだけ」

「でも、今夜は寝かせてあげないよ」

「‥‥あ、あのっ」

「‥‥ん?」

「お手やわらかにお願いします‥」

「ああ、‥‥手加減できなかったらごめんね」

(えっ!?)

千早さんは主人公の顔の横に肘をつくと、愛おしげに唇を重ねた。
続編に続く。
結局裸立ち絵出てこんかった‥‥‥プロローグで出たけど、なぜに出し惜しみをするかー!!!!

選択肢


なし












レースのカーテン越しに、岩山の上にそびえるモナコの王宮が見える。


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!?なにこの部屋!!!w

それこそどこかの王宮の一室かw

コースに面したこの部屋では、まだ早朝なのにマシン独特のエンジン音が聞こえてくる。

ここは皐月さんが所有するマンション。

皐月さん!?そしてマンションなの、これ!?


「○○さん、コーヒーどうぞ」


「ありがと。‥‥ミルクたっぷり?」


「もちろん、たっぷり」


ノートパソコンのディスプレイが真っ暗になってるのを見て、仕事キリはついた?って。


「うん。‥ごめんなさい、全然遊びにいけなかったね」


すでにレース最終日。

主人公達の滞在も今日が最後なのに、今日まで何だかんだと仕事に追われてしまった。


「面白かったよ」


「え?」


「取材のときは知ってるけど、文章書いてるときのキミをあまり見たことがなかったから、新鮮だった」


千早さんが笑いながらブラックコーヒーを飲む。


「‥‥ずるい。私も、千早さんのいつもと違うところが見たいのに」


「そうかな。キミと一緒にいると、僕らしくないことばっかりしてる気がするけど」


「そんなことないよ。千早さんはいつも優しくて、不思議で‥」


「ふふ、そう言ってもらえるとうれしいね。でも男は時には狼にもなるから気をつけるんだよ」


抵抗する間もなく、千早さんにベッドに押し倒される。


キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!!


「ち、千早さ‥‥んっ‥」


少し強引に唇をふさがれる。

さっきまで飲んでいたコーヒーの苦味がかすかに口の中に広がり‥

徐々に激しいキスへと変わるにつれ、とても甘くなっていく‥

千早さんは唇を離すと、優しく微笑んだ。


「‥今の千早さんは狼なの?」


「それはヒミツ。でも、狼は夜行性だしね。楽しみは後に取っておかないと」


「もう‥」


そんなこといって!そういうシーンになったらものの三文章くらいで終わるんだろー!!(/TДT)/←

そして場面代わりレース前のノエルさんのインタビュー。

そっけなく言って後のインタビューは今夜のパーティで受けるからって作業に戻っていった。

モナコのレースは道幅が狭く、直線コースが他のコースに比べて少なくて、だからテクニックもマシンのコンディションもすごく大切らしい。

一緒に同行したカメラマンはF1好きらしく、喜び勇んで駆けて行った。

千早さんたちど合流しようと観戦用のクルーザーへと向かう。

でもすごい人の数で、千早さんに電話しようとしたら、背の高い黒服の男性に思いっきりぶつかった。

何事かと思ったら、いつの間にかバッグがない。


(ちょっ‥盗まれた!?)


携帯電話を握り締め、猛然と立ち上がると、ぶつかってきた男を確認した。

猛然と‥!ヘ(゚∀゚*)ノw

この人ごみもあってなかなか抜け出せずにおろおろしている。

くるりと振り向いてこちらを見た彼の顔には、ひょっとこのお面。

やっぱあれ、伏線だったのかw


(うそ、ヨーロッパで暗躍してるとかいう『ひょっとこ軍団』の人!?)


(どうしよう?取り返したいけど、あんな気持ち悪い人、絶対に近寄りたくないよ!)


ちょwひどいww


(でも、あれには仕事道具が‥)


パニックになりそうになりながら、千早さんに電話してみることに。

すぐに電話に出てくれて、事情を説明するんだけど‥‥ここにいない人に説明してもしょうがないじゃないかー!!w

ってことで自分で解決するっていう主人公だけど‥


「何を言ってるんだい。約束したじゃないか。一緒にどんなことでも乗り越えていくんでしょ?」


ふわりと背中から抱きしめられた。


「千早さん!?」


「やっぱ○○さんといると退屈しないね。毎日が楽しいよ」


「いや、今はそんなことよりひょっとこが!」


全くだw今褒めちぎってる場合じゃないww

千早さんは反撃開始だと言い、近くにいた日本人の老夫婦の杖を借りひょっとこに向かっていく。

にべもなく襲い掛かってきたので、杖を相手の胴に入れてやったw


「くそ、なんだこいつは!おい、みんなちょっと来い!」



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ちょ!マジで気持ち悪っ!!∑(-x-;)


「うわ、ほんとに見た目もひょっとこになっちゃった!てか人数増えちゃった!どうしよう」


つか、目立つんじゃないの?これ。


「ほんとだー。噂には聞いてたけど、何でモナコでひょっとこなんだろうね。日本のイメージが悪くなっちゃうよ」


未来くん!!


「み、未来くん、何でここに?あ、それより千早さんを助けに行かなくちゃ」


駆け出そうとする主人公の腕をつかんで、未来くんが制する。


「今僕らが行くと、千早さんの邪魔になっちゃうからダメ」


「そんなこと言ったってあの人数だし。助けにいかないと‥」

「千早さんは大丈夫だって。すぐに終わるから、ゆっくり見てようよ。ね!」


見れば、千早さんは舞を踊るように相手の攻撃をかわして、二人の男に胴と面を食らわせていた。
男たちはあっけなくその場に崩れ落ち、周囲で見ていた人達から歓声が沸いた。

「ち、千早さんて‥」


「知らなかった?千早さんて剣道すごいんだよ。スイスの学校でも有名だったし」

マジで!?


「スイスではほとんど負けなしくらいの強さだったんだよ。千早さんにとって剣道はただの趣味みたいなものだったから、今はやってないみたいだけどね。でも、たぶん今でも相当強いと思うよ」

ひょっとこ三人組は警察に引き取られ、事情を説明し終えた千早さんが戻ってきた。
バックを取り返してきたよと笑うんだけど、主人公は呆気に取られてる。


「どうしたの?」

「あっ、ち、違うの。さっき、なんかすごくカッコよかったから‥」


「‥‥うん?惚れ直した?」


得意げな顔がちょっと悔しい~!!!!!!(´□`。)


「えと、そ、そうだね」


「それはよかった。久しぶりにやったから、上手く出来てるかどうか不安だったんだけど」

すると、隣で杖を借りたおじいさんが拍手してくれた。
若い頃を思い出したんだってw

「ほんと、すごい迫力だったわ。お嬢さんもこんな強い方と付き合えて幸せね。二人ともお似合いだし、これからも末永く仲良くね」


「ありがとうございます」

(末永く、か‥‥)


「どうしたの?もしかして、さっき怪我した?」

「あっ、ううん。そうじゃなくてね‥‥」


(私たちも、あんなふうにずっと仲良くいられたらいいなあって思うけど、こういうのって重たいかな‥‥?)


「‥‥〇〇さん?ほら、思ってること、言って?」

見透かしたような笑みを浮かべるなあっ!!!w
頬が熱くなったような気がして、頬を見られないようにそむけた。


「‥‥あれくらい長い間、好きな人と仲良く一緒にいられたら、幸せだろうなと思って」


しばらくの沈黙。

(や、やっぱりマズかったのかな‥??)


おそるおそる顔を上げてみると、彼は笑みを浮かべて主人公を見ていた。


「奇遇だね。僕たち、同じこと考えてたみたいだよ?」

「そうなの?だったらこれからも大丈夫かな。そういえば今朝言ってた、千早さんの違った一面が見れたよ」


「‥‥ああ、そういえばそうだね」


「学生時代の千早さんも見てみたかったな」

「‥‥キミ、未来に何か聞いたでしょう」


「それは内緒です」


そういえば、未来くんは?


「ふうん?その言葉、今夜後悔するよ?」


「なっ、何するつもりですか‥‥」

「それは秘密。でも、今までに経験したことないようなことかもね」

なんとっ!!ぜひぜひ後悔させてください~っ!!!(・∀・)/


「お二人さん、いちゃつきたい気持ちはわかるけど、もうそろそろ行かないとレース始まっちゃうよ 」

未来くん、いたのか!
空気呼んで先に戻ったのかと思ったw
返事をして千早さんと手を繋ぎながら走り出した。


(きっとこの一瞬も、一生忘れない宝物になるんだろうな‥‥)


真っ青な空の下、華奢なようで大きな千早さんの背中を見ながら、そう思った。



昴さん

意外な感じして










パーティ当日。

メイクを終え、着替えた主人公に昴さんが満足そうに笑った。


「想像通りだな。よく似合ってる」


「ありがとう。昴さんが選んでくれたおかげだね」


「素材がいいから、選び甲斐もある。ん?ピアスが少し緩そうだな」


昴さんがピアスを直そうと主人公に顔を寄せたその時、控え室のドアが開いた。


「あー!こんな大事なときになにやってるんですか!」


そらさんと瑞貴さん登場。

主人公の姿を見て、なぜかそこで俺たちのお姫様なんだから踊ろうってことにw

瑞貴さんにうまくリードされて、次そらさんってなるんだけど、いきなり三回転!とか言われてバランス崩したw

よろめくと昴さんがすかさず抱き留めてくれた。


「お前ら調子に乗りすぎ。今日○○と踊るのは俺だ」


「でも、まだ今日のシフト決まってないじゃないっすか」


「そうですよ。昴さんが○○さんをエスコートするとは限りませんよ?」


「ね、○○ちゃんは誰と踊りたい?」


もっちろん昴さんですーっ!!!(* ̄Oノ ̄*)

てか、ここで別の選択肢選ぶと修羅場になるんじゃw

そこに桂木さんと海司が来た。

海司には変わらず憎まれ口を叩かれて、いつも通りだ‥とちょっと安心する。

主人公のエスコート役は昴さん、一番近くにいての警護。

気合入れた後、桂木さんがぼそっと「今日がこのメンバー最後の警護かもしれないな‥」って呟くんだけど、大丈夫、石神さんがなんとかしてくれる!!←

昴さんが何か情報洩らしてたし!!

通信入って、会場には大勢の人が集まっていた。

このルートではあんまり社交はしてないのか、知らない人たちが次々へとやってきて挨拶をしていく。

その間にも海司と昴さんは遠目で有段者とか銃が持っている可能性がとか情報を交わしていく。

そしていつの間にかダンスタイムになり、敵が狙ってくる可能性がありつつも昴さんと一緒にダンス。


「ステップ、うまくなったな」


「そうかな?」


「最初の頃はひよこが踊ってるみたいだったけどな」


「ひ、ひよこ?」


「ちょこちょこと足を動かして、あれがあれで可愛かったけど」


ゆっくりと左に移動したとき、すっと一組のペアが近づいてきた。


「一柳」


「後藤!?」


「後藤さん!」


思わず声をあげた主人公たちに後藤さんがしっと指を立てた。


「なんでお前がこんなとこで踊ってんだよ」


ちょっ女のほう誰だーっ!!←


「俺たちも捜査に来ているといっただろう」


ステップを踏みながら会話を続ける。

器用だな、おいw


「お前の情報通りだった。風間前法務大臣もこのパーティに参加している」


「そうか‥」


「このままで無事に終わるはずがない。外に特殊部隊を待機させているが、くれぐれも気をつけろ」


後藤さんはそう告げると、ダンスの輪に紛れていった。


「後藤さん‥ダンスうまいんですね」


「めずらしいものを見た気がするな」


女性の方役得だなw

巧みにステップを踏む後藤さんを思わず見つめていると、昴さんにちょんちょんとされた。


「なに後藤のこと見つめてんだよ。アイツが気になるのか?」


「後藤さんがダンスなんて、ちょっと意外な気がして‥」


「確かに、イメージとは合わないかもな」


「でも、慣れてるみたいですね」


「やっぱり思ったとおりだ」


「危険な状況が‥?」


「違うよ。これだけ女が居ても、○○が一番綺麗だってことだ」


「昴さん‥」


「抱きしめて、誰にも見えないようにしてやりてー」


昴さんがそういうと、突然主人公を抱きしめた。

おっだいたーんwって思ってたら、後方に不審な動きをする二人がいると。

このまま中央フロアから離れようとするけど、敵は昴さんも標的にしてるので、思わず心配する。


「俺のことは心配するな。○○のことを守りながらだって、自分の身ぐらい守れる」


「本当に‥?」


「俺を信じられないのか?俺ならそれくらい軽いっつーの」


「‥‥うん‥」


(昴さんなら大丈夫‥。そう、信じなくちゃ‥)


「お前は俺の目だけを見てろ」


流れる曲は次第に盛り上がりを見せる。


(これが普通のダンスパーティならよかったのに‥)


昴さんに見つめられたまま、ゆっくりとステップを踏んでると‥‥突如、大きな音が貫いた。


「!!爆発か!?」


「二階のバルコニーから煙が!」


会場が悲鳴に包まれる。


「○○!俺から離れるなよ!」


「はい!」


会場には煙が充満し始め、パニックになった人たちが逃げ回っている。


「大丈夫だ。俺が必ず、お前を守る!」


昴さんが慌しく、インカムでみんなと連絡を取り合っている。

混乱に陥った会場で‥昴さんは主人公をきつくだきしめていた

選択肢

なし















「ちょっ、待ってよっ」

「待てない」

いきなり何!?

「だ、だってそんな‥‥ムリ‥」

「今日はゆずらないよ?」

「そんなこと言ったって‥‥ああ、なんでそんなの持ってるの?」

だから何!?

「ふふ、切り札は最後まで取っておかないとね」

千早さんが勝ち誇ったように主人公を見ている。
だから何がー!!!!!?(((( ;°Д°))))

「‥‥ッ!ああ、負けたあ‥‥」

「ふふ、僕の勝ちだね」

悠月さんが無言のまま主人公たちに向かって、つかつかと歩いてくる。

「あ、悠月さん。こんばんは」

悠月さんは主人公たちがトランプをしていたテーブルに、ビールがなみなみ入ったグラスを音を立てて置いた。

「‥‥なーにヒワイな台詞言ってんだ、まぎらわしい!」

ただのトランプかよーっ!
まったく持ってその通りだ!!
ヒワイかどうかは別にして。
千早さんとちゃんと恋人になってから二週間。
たった二週間だけど、主人公の間では少しずつ進歩したようなことが。
敬語を使わなくなったし、千早さんがことあるごとに好きって言ってくれるようになった。
付き合うまでいろいろあったけど、千早さんが私を甘やかしてくれてることも、何となく伝わってきて‥
私も、できればもっと千早さんを甘やかしてあげたらなと思うのだけれど。

「‥‥バカップルが」

あははははは!!!!!!(*´艸`)

「な、なんでそうなるんですか‥?」

「悠月、もしかしてうらやましい?ほんとは〇〇さんにこんなことしたいんじゃないの?」

千早さんがそういって主人公の頭を自分の胸へ引き寄せた。

「はあ!?ンなわけねーだろッ!あーもー‥‥千早さん、マジでキャラ変わったよな」

そんなこと言ってたら、後のメンバーがぞろぞろと登場。
いきなり遼一さんに、ユーロでひょっとこ軍団っていうのが流行ってる話知ってるか?って。
どうやらひょっとこのお面をつけた窃盗団で、悪を懲らしめているらしい。
それ、どんな窃盗団w
主人公はヨーロッパでは違和感ありすぎでインタビューしたいとww
英語大丈夫なのか?

「でも、気をつけたほうがいいよ。なんせ相手は一応、窃盗団だからね。法律では犯罪者だし」

「そ、そうだった‥」

「〇〇ちゃんなんてかわいいから、変なところ連れて行かれちゃうかもよ」

未来くんが悪戯っぽく笑う。

「大丈夫だよ。僕がいるんだしね。その窃盗団より、未来のほうがよっぽど危ないから〇〇さんも気をつけるんだよ」

「またまたー」

未来くん、だからあーたどんな詐欺の仕方を‥

「で、〇〇もモナコ行くだろ?」

「‥‥モナコ?」

主人公が首を傾げると、千早さんが説明してくれた。
毎年この時期は、ノエルさんの応援にモナコに出かけてて、今年もカジノのみんなで行くからぜひ主人公もってことらしい。
さっき悠月さんが何かいいかけたのは、これか。
モナコは南フランスのニースとマントンの間にある世界で二番目に小さな国で、モナコのレースは歴史も古く、毎回数多くのドラマが生まれるからレーサーにとって特別な場所だって皐月さんが教えてくれるんだけど‥‥サーキットでレースじゃなくて公道で走ったりするらしい‥‥日本じゃそんなことしたら捕まるなw

「レースもすごいけど、モナコはカジノも有名だよね。レースを見たあとにカジノで遊ぼ」

「未来はレースより、そっちのほうが本当の目的だよな」

「ふふふ、それはヒミツ。〇〇ちゃん、仕事なんて休んじゃいなよ。たまにはパーッと遊ばないとね」

「そうできたらいいんだけど‥ちょっと確認してみないと」

「モナコのレースを見る機会なんてめったにないですからね。旅費などは全てこちらで持ちますし、あとは全て任せてください」

「僕は〇〇さんと一緒にモナコに行ってみたいな」

言うの忘れてたくせに‥!w

「食事はおいしいし、景色はきれいだしね」

急に千早さんが顔を耳元に近付けてきた。

「それに‥‥夜は二人で‥ね」

「な、何言ってるんですか、もう!」

「ふふ、そんなに恥ずかしがらないで。いい思い出にしようね」

場面代わり会社。
編集長にどうやって切り出そう‥って悩んでたら、編集長に呼ばれてノエルさんがモナコで取材を受けるそうだ。ライターは主人公に指定されて、カメラマンと同行して来いって。
ノエルさんは取材嫌いで有名だし、こんなチャンス逃すわけにはいかない!って編集長はうきうきしてるw
カジノのみんなが手を回してくれたんだよね、きっとw
モナコに行くことが決まり、千早さんに連絡するんだけど‥‥主人公は本当に千早さんが一緒に行ってほしいと思ってるのか気にかかったって。
みんなが言うまでモナコの文字さえ出てなかっみたいだしね。
あっという間にモナコ行き当日。
カジノのみんなは先にモナコへ行ってるらしい。
空港でわくてかしてたら、聞き慣れた声がした。

「‥‥千早さん?」

「仕事、お疲れ様」

主人公の手からスーツケースを取り上げてカウンターへと歩き出す。

「どうして‥先にモナコに行ったんじゃ‥」

「ふふ、ちょっと驚かせたくてね。それに一人で行かせるのも不安だったし」

主人公が来るのを待ってたみたいで、待ってるのもデートのうちだって。

「それでは一緒に行きましょうか、お姫様?」

ラジャーッ!!!(`・ω・´)ゞ
ヨーロッパなんて行くの初めてだし、楽しみだというと

「僕の一番の楽しみは、モナコで過ごす二人っきりの夜だよ‥」

って‥‥‥爆笑w
もう事後のくせしてこやつはーっ!!!!!←

「そ、そうだね‥」

恥ずかしく顔を伏せていると、千早さんがいたずらな笑顔を向けてくる。

「期待しておいてね、お姫様。一生の思い出にしてあげるよ」

こうして主人公たちはモナコに向けて出発した。
前全ルートクリアしたとかほざきましたが、なんと‥‥小鈴ちゃんエンドが残ってたー!!!Σ( ̄□ ̄;)

CGが5つ残ってて、取り忘れかとか思いつつ薄桜鬼のスタッフブログを見に行くと、
「小鈴エンドについて」の文字が。

まさか‥って思ってやり直ししたら、小鈴ルートに入ったよー‥

なんかさのさんルートやってるとき、やけにくっつくの早いなー‥とか思ってたら、ちゃんとありましたw

小鈴ちゃんをやってる声優さん、いい!!
いい仕事してる!!!(*^-')b

小鈴ちゃんの置屋のお母さんに仲を引き裂かれそうになった時の、小鈴ちゃんが‥‥こらヘタレ(本作の主人公)!ちゃんと仕事せんかぁ!!と叫んだよー‥

恋愛要素が皆無だなあって思ってたから、なおのことよく感じたw

乙女ゲーはこうでなきゃw

でも新撰組の話好きだし、内容も薄っぺらくなかったから十分楽しめたけどねw

私、個人としてはw

にしてもこのルート、お梅さんもいい仕事してるんだよね‥

忠実だと悪女みたいな感じで描かれること多いけど、こういう風なの見ると見方変わるなあ‥

まあ、実際にどうだったのか、なんて、この時代に生まれて、身近にいなきゃ分からないけど。

お梅さんの声、やけに色っぽくて聞いてると変な緊張感がw

今回は声優に関しては全くおかしいところなかった気がします。

でも誤字というか、表現が間違ってるところがあったような‥

まあ、それは脳内補足ということかなw