選択肢
注意しない
生徒会室を探す
主人公達の拠点となる美術準備室。
大方片付けたものの、まだ細かいものの整理が残っていて、希太くんがめんどくせー!って。
いらないものといるものを段ボールに詰めていると、卒業アルバムが出てきた。
興味本位でぱらっと見ると、なんだか見覚えのある名前発見。
有名な俳優さんと同じ名前だ‥というと、ナツメ先輩がうちの学校のOBは有名人が多いからたぶん本物だって。
穣くんが「そういえばさっきも聞いたことのある名前が入ってた絵が‥」って。
するとそこに恵人先輩から掃除しろー!とのヤジが飛んでくる。
てか、やっぱり一日じゃ片付けられなかったんだ‥‥いや、まああんなに散らかってたら下校時間も過ぎちゃうよね。
主人公と辻先輩は顔を見合わせて笑った。
放課後、また集まることになったんだけど、主人公はちょっと遅れちゃった。
今会議始まったところだから大丈夫と言われる。
「‥‥で、話を続きだけど、OBの絵を集めてどうするつもり?」
「この学校の卒業生には有名人が多い。そんなOBの高校生時代の絵なら、集客効果抜群だろ」
どうやら掃除で見つかった有名人の絵を使おうって話らしい。
みんなが辻先輩に目を向けると、辻先輩はその絵を入れてある段ボールをあさっていた。
目的の絵が見つかったみたいで、みんなに見せる。
最近話題になってるイラストレーターさんの鈴木一って人の画風に絵がそっくりなんだって。
しかも裏にも鈴木って名前が。
擦れて、名前は見にくいけどちゃんと書いてあった。
これを目玉に出来ないかということで、使っていいか弘海ちゃんに確認を取ることに。
辻先輩と二人で職員室に行くと、使っていいか連絡を取ってくれるとのこと。
なんだか忙しそうにしてるので、職員室を出ると希太くんがいた。
今日はもうお開きってことになったらしく、伝えに来てくれたみたい。
お礼を言ってわかれようとすると、希太くんの表情が曇った。
後ろを見たら、直江先輩がいて‥。
あっちもこちらに気付いたように声をかけてくる。
「おや、実行委員の方々ではありませんか。職員室に何の用やら」
希太くんはあらかさまに嫌そうな顔。
辻先輩も表情は柔らかいが目が笑ってなかった。
「〇〇‥‥‥その絵、一体何に使うんです?」
じろじろと見てきて、主人公が持ってる絵に興味を持ったらしい。
本当のことを言うべきなのかな‥と迷ってると、辻先輩が庇ってくれた。
「別にたいしたことじゃないよ。弘海さんに用があっただけ‥‥‥京一くんに注意されなきゃいけないようなことはしてないけどね」
「では、今はそういうことにしときましょうか」
直江先輩は思わせぶりなことを言って、職員室に入っていった。
絵の保管場所には鍵をかけておこうって話に。
希太くんとバイバイして、準備室のロッカーにしまおうとするんだけど‥‥鍵がかからない。
だいぶ古くて、どこか歪んでしまってるみたい。
辻先輩が近付いてガッコンとしたら、なんとか閉まった。
「明日開けれるかなあ‥」
それが問題だw
「さて、せっかく二人きりだし、帰り道は俺に送らせて?」
「え、いえ、一人で大丈夫です‥」
主人公が遠慮しようとすると、辻先輩はロッカーに手をついて逃げ場をなくした。
(え‥)
「だーめ。危ないんだから、そんなこと言ってるとこのまま帰らせないよ?」
(う、それも無理‥こんなの心臓が持たない‥!)
スチルきれーww
「わ、わかりました!一緒に帰りますから!」
「ん、よかった」
そう言うとようやく辻先輩は主人公から体を起してくれた。
「でも、先輩、今のはずるいと思います」
辻先輩はただ笑ってるだけだった。
小悪魔系は合ってるようだね(笑)
でも翌日の放課後、ロッカーには絵が無くなっていた。
弘海ちゃんやいろんな人に確認を取ったけど知らないって。
希太くんが「絶対生徒会だよ。昨日直江のヤロ—じっと見てたもん!」と。
私もそう思う。
「確かにこの合鍵を持ってるのは先生と生徒会ぐらいだろうけど‥」
ナツメさんがロッカーを調べる。
もう完全に壊れてるらしく、もう鍵かけられないって。
「クソ、卑怯なことしやがって‥‥絶対に許さねえ!」
恵人先輩が部室を飛び出していった。
てかさ、やることがなんか女の子っぽいよね。
姑息っていうか‥男でこんなこそこそして感じ悪いキャラ今まで見たことがない。
恵人先輩一人だと何をするか分からないので、急いで主人公たちも生徒会室に。
中からは恵人先輩の声が響いていた。
「しらばっくれるな。絵はどこだって聞いてるんだ!」
「だから絵とは何のことだ」
幸人先輩のドアップ初めてw
てか驚いてはるww
傍に立っていた直江先輩が、主人公たちを見て鼻で笑った。
「お迎えが来たようですよ」
「直江、テメーは黙ってろ!俺は幸人に聞いてんだ」
てか、やるなら完全に直江先輩でしょー!
「話見えないな。変な疑いを生徒会にかけるのはやめろ」
「幸人の言うとおりだ。まったく迷惑なことです」
ここ、ここらへんがアプリの中でのライバルキャラの立ち位置っぽい。
いやまあそうなんだけど‥‥男性キャラにしては女々しい感じがしまくりだよなあ‥直江先輩好きな方ごめんなさい。
スキー合宿のナツメ先輩ルートの直江先輩は、好感が持てたのに。
辻先輩が本当に知らないのか?と直江先輩をじっと見つめるも、しらばっくれて埒が明かないのでいったん戻ることになった。
一応みんなでめぼしい場所を探すけど、やはり見つからない。
絵をしまったのは主人公なので、責任感もあってみんなが帰った後も辻先輩と一緒に探す。
「○○ちゃん、もう帰っていいよ。もう暗くなってきちゃったし」
「そんな‥私もまだ探します」
「でもあてもなく探したって見つからないよ。本当は、まだ一か所だけ探してない場所があるんだけどね」
「どこですか?」
「生徒会室」
一番怪しいのはそこだよね。
幸人先輩は本当に知らないっぽいけど、直江先輩は知ってるような感じだったし。
絶対調べさせてって言っても無理だから、忍び込むことになった。
すでにほとんどの人は下校していて、人気がない。
生徒会室の近くまで来ると、遠目に幸人先輩の姿が見えた。
主人公たちはばれないように廊下の角に隠れて様子をうかがう。
「‥‥?」
幸人先輩は扉を閉めようとしたところで、くるりとこっちに視線を送った。
「‥‥」
気のせいだと思ってくれたのか、そのまま幸人先輩の足音が遠のいていく。
いや、ばれてると思うw
「開いてる‥‥幸人くんにかぎって鍵を閉め忘れたことなんてあるのか‥」
ないと思われますw
違和感を持ちながらも、時間がないので手早く調べる。
でももう暗くなっていて、探すけど見つからない。
主人公は携帯を開き、少しでも明るくして周りを照らしてもう一度探すことにした。
でもそこに足音が;;
辻先輩は部屋をぐるりと見回し、半開きになったロッカーに主人公ごと入った。
ロッカーって‥二人分入るくらいでかいもんだったっけ?(ツッコむな)
主人公の背中に辻先輩の胸が当たってる。
(こ、こんなに近いなんて‥)
ドキドキしていると、さっきの足音は次第に遠ざかって行った。
でも、その後もなぜか動こうとしない辻先輩。
「あ、あの‥‥辻先輩?」
「‥ん?」
艶っぽく微笑む先輩に主人公のドキドキはピーク。
少し距離を取るけど、なぜか一旦抱きしめられた。
でも何事もなかったようにロッカーを開け外に出る。
(何か抱きしめられた気がしたんだけど‥‥気のせいかな?)
主人公が言ってるってことは事実みたい。
気になってきたってことかなーww
その時、暗闇に目が慣れてロッカーと壁の間に何かがあるのが目に入る。
取り出すとなくなったはずの絵だった。
「こんなところに隠してたんだ‥」
すると突然、パチンという音がして部屋の電気がついた。
「そこまでだ!」
直江先輩‥‥むしろ、その言葉を私が言いたい。←
「もしやと思って帰って来てみれば‥泥棒が二匹も入り込んでるとはね」
チミも泥棒だろうが!
「京一くん‥見つかっちゃったかあ‥でもこれは渡せないよ」
「無断で生徒会室に入りこんだ上に窃盗未遂。絵を渡してくれれば不問にしてもいいですけどね‥」
にやりと笑う。
「俺はいいよ?別にいまさら教師に気に入られようとかも思わないし」
辻先輩は余裕の表情だが、今回の直江先輩も負けてはなかった。
「‥‥だけど、今回の件についてはあなた一人の問題ではありませんね」
「あー‥やっぱり?そうくるよねえ‥」
「せ、先輩、私なら‥」
大丈夫、と続けようとしたのに、その言葉は遮られてしまう。
「それは、ダメ。俺がどーしても嫌。そこは譲れないから」
いい人やん‥!!←
「ってことで、俺ひとりが責任を負うってのでどう?停学でもなんでも来いってことだけど」
「辻先輩!?」
「そんなことが通ると思いですか?二人仲良く職員室に突き出して上げますよ」
直江先輩の言葉に、辻先輩は悔しそうにして、絵を渡すことを承諾。
でも渡そうとした時、廊下から冷静なよく通る声が響く。
「何してる」
幸人先輩ー!!!!!o(≧∀≦)o
直江先輩は慌てる。
ここで何してるか説明しろと言われて、絵のことを話すけど、でたらめだ!現に盗もうとたのはあなたたちだろう!?って。
反論できないのも事実だったけど、幸人先輩が直江先輩に視線を合わせる。
「京一、これ以上みっともない嘘はつくな」
えっと直江先輩の目が見開く。
「昨日、恵人が乗り込んできた件が気にかかって少し調べた。京一が昨日美術準備室から出てきたところを見たと教えてくれた先生がいた。絵を持って出てきたらしいな」
「ぐっ‥!」
「京一、今回のやり方には賛成できない。こういうことは俺にバレないようにやるんだな。バレた時点で負けだ。その絵は返せ」
ちょ‥!幸人先輩ってバレなきゃOK精神の持ち主だったのか!!
直江先輩はしぶしぶといった感じだったけど、絵を返してくれた。
「あの、幸人先輩、ありがとうございます」
「勘違いするな。ただ生徒会の風紀を正す為にやったことだ。あんたの手助けをしたわけじゃない」
主人公(私)は幸人先輩に深々とお辞儀をして、帰ることにした。
翌日の昼休みに絵が見つかったって準備室にみんな勢ぞろい。
恵人先輩は部下への監督が行き届いてないってぶつぶつ言ってたけど、幸人先輩に怒鳴りこんでしまったからかどこか複雑そう。
そこに弘海ちゃんが来て、例の絵は鈴木一さんのものではないって。
なんでも鈴木さんの絵を似せて書いた人がいるらしい。
ってことは発表できないの!?ってことになったけど、過去の生徒の優秀作品にはかわりないし、有名人の絵だけじゃ数が足りないからっ使うことに。
これから妨害も激しくなるだろうし、何か対策を考えないと‥とナツメ先輩が呟くと、弘海ちゃんが何の話?って聞いてくる。
説明したら、そんなときのために顧問が欲しくない?って弘海ちゃんが顧問してくれることになったw
「弘海、本当か!?」
「男に二言はないわよ」
「一応男のつもりなんだ‥」
ここ爆笑したw
男じゃなかったら攻略できないよ(*´Д`)=з
みんなラッキーと喜び、怪我の功名かなって辻先輩と笑い合う。
なんだか、また事件が起こるらしいことを告知してるけど‥なんかもうなんでも来いやぁ!って感じになってきたよw