私はレジに立つと
年上の方からよく見られている
だから自然と
「お母さん」「お父さん」
そんな呼び方で会話をしている
ある日
いつも話しかけてくれる
ちゃきちゃきのお母さんに
久しぶりに会った
近づこうとしたら
手で叩かれて言われた
「 そ ば に 寄 る な 」
えっ?
と思って ふざけて
「 え〜っ お母さ〜ん 」
と言ったら
「 正月に風邪をひいて ひどい目にあってたんだよ 移したらいけないから 近 寄 る な 」
その瞬間
私はハッとした
ああ これは
拒絶じゃない 守ろうとしてくれている距離なんだって
私は思わず心の中で思った
このお母さんの娘になりたい
セルフレジで
「年寄りには難しい」とホレホレと顎で私を使うおばあちゃんもいる
正直
ちょっと顎で使われるのは イヤ
人としてさ という 時もある
でも 私に声をかけてくる人たちは決まってこう言う
「不安だから そばにいなさい」
「頑張ってるね」
文句を言いながらも
頼ってくる人ばかりだ
仕事場では
上司にこんなことを言われた
「君はお客様のマドンナだね」
「きみまろみたいな対応で すごく好かれてるよ」
笑いながら話していましたが
私はそれを
大きな褒め言葉として受け取りました
気づいたのは
私はずっと「与える側」だと思っていたけれど
実は ずっと もらっている側だった
愛情を
信頼を
役割を
居場所を
それに気づいた日
胸の奥がじんわり温かくなった
🌿 ソフィアの一言
今日も私は
だれかの
安心になる場所に
立っていた
私はもう
愛
を証明しなくていい場所に
生まれ直した