60歳で退職し、資産運用で生きていく気まま生活

 

  2023-2024年の投資方針

 

私の過去の投資の中での、自分なりの学びと経験を通じ、1、2年程度の短期間の「自分としての投資の基本的な考え方」を持っておくようにしている。


もちろん状況は刻々と変わるので、”臨機応変”は大切だが、一度自分の立てた考え方に照らしてみて、

 

  • 一時的な何かの影響で混乱してないか?、
  • 方向性が違うことをしようとしてないか?

 

など、チェックしていくことも大切だ。

 

と言うことで、大したモノではないけど、以下が今の私の基本方針になる。

 

 

 長期投資

同じ投資でも、短期狙いと長期狙いとでは、全く異なる。

短期でやるには色々スキルが要るが、特段持ってない私は完全に長期目線だ 時計

 

長期なら、社会全体の緩やかな成長とともに、株価も上がっていく事が多く、勝率が高い。

 

 

 米国市場を中心に

 

米国市場を中心にし、日本株は何か注目ポイントがあるものだけ投資。これが二つ目の方針。

過去数十年を見れば、米国市場の優位性は圧倒的なので、そこを重視するのは当たり前だ。


一方、日本について、ここ2,3年で注目したのは、
・マイナス金利解除で上昇期待の銀行業界。
・東証のPBR1倍達成要請への対応に注目。

(社会の目を気にする体質の伝統的企業は必ず意識するはず)
 

→ただ、後で書く幾つかの理由で、この米国中心の方針は見直し!!

 

 

 理解できるものに投資する

実はこれが一番重要な方針かもしれない。

 ・仮想通貨はよくわからない??
何が変動要素なのか私には全く理解できないので手を出さなかった。 
ただ、ETF化で一般化が進むBitcoinは、要チェック。

通貨分散の意味も含め、今後の検討対象。


・不動産も私にはよくわからないモノ。うずまきうずまき
また、流動性に疑問があるのでやらないつもり。

 

・FX。

私はこれをほとんどギャンブルのようなものだと思っている。ハッ

為替の動きなど、個人に読めるとは思えない。

“感”で資金を投じるように思えるので、私としてはやりたい投資では無い。

 

上記で否定的に書いたいずれも、やっている人も当然いるだろう。

考え方は人それぞれ。

上記はあくまでも私個人の考え方であり、私の資金の振り向け先の話なので、他の人に何か言う意図は全く無い。

 

 


・一方で、金利の変化も「短期では全く読めない」とは言え、「長期の方向感はそれなりには見える」ので、長期前提で、”金利でどう動くか” を投資先を選ぶ、ひとつの判断要素している。 

 

 

 自分の年齢を考慮し、回復に長期間かかる程のリスクは避ける

・年齢が上がると一般的にリスク許容度がさがる。

 

 

これは投資には上下の変動が必ずあり、長期で見ればだいたい右肩上がりだが、短い期間で見たらマイナスになる事も当たり前だからだ。

 

私の年齢では、攻撃力より防御力がより重要なため、債券を一定程度持つのが方針のひとつ。

 

2022年後半から続くアメリカの高金利は、数十年に一度の債券への切り替えチャンス。 

 

しかも高金利が債券の利金を高レベルに維持しているので、普通はあり得ない

Low Risk Middle Return

が、今だけは狙える。チョキ

 

→既に、自分で決めたレベルまでは切替完了。  


・債券を一定量もって安全性を高くできていれば、残りの部分については、ある程度のリスクを取ってもOKグッと決めている。

いくら60代に入ったと言っても、私としてはガチガチの防御専門だけじゃ面白くないあせる


・とは言えバランスをとることにし、退職近くまでは高成長のハイテク株に重点を置いたが、以降は株価が比較的下がりにくい高配当銘柄か、ハイテクの中でも比較的安定性の高い銘柄を重視にした。


  

 

 

 短中期はともかく、長期的には円はだんだん安くなると考えるため、可能であればドルで持つ

・少子高齢化と、止まらない人口減少 あせる
・長年続く生産性の低さ あせる
・変化ができない社会、国民性 あせる
・信頼感の持てない政治 あせる
など、どこから見ても、先々長期に円が強くなる姿は想像しにくい

(とても悲しいガーン真顔ガーン)


日本国民としては本当に寂しい限りだが、私としては政府は当てにできないと思っている。

政府に不満をいくら言っても、どうせ解決しない。

それより、自分でできる対策を打つ方が、はるかに現実的だ。


・金利も当分は米国が遥かに有利なことも踏まえ、
生活防衛資金以外は、できるだけドル資産で持っておく

のがベター。 
具体的な銘柄に決めきれない資金や、ドルで貰う配当や利金は、ドルのままMMFで保有する。


ただ、今年来年あたりは一時的に円が高くなる可能性もあり、ドル資産のバランスを減らすかどうか要検討。

 

また、新興国中心のドル離れの動きも注視が必要。

これまでは手を出さなかったが、一定量、仮想通貨、または金等を持つことも要検討。 
 
と言う事で、これまでの”ドル資産重視”の方針も見直しが必要だ。
 
 

 退職後の無収入化で、現地課税分を取り戻せない米国株は不利

   
・ただ、上のドル重視の方針とは反するが、事実として私の環境では米株式には別の問題がある。
給与収入が無い今の立場だと、外国株は現地課税分を確定申告して取り戻す術が無いのだ。
 
一方、金利には現地課税がされないので、債券の場合は何も影響がない。
 
この現地課税は非常に重いので、ポートフォリオの持ち方において、しっかり考慮に入れなくてはならない。
 
 

 NISAはダメダメ政府が作った珍しい神制度

・なので、既に特定口座で運用している資産を、どこかのタイミングでNISAに必ず移さなければならない。

 

・リセッション入りと暴落を恐れ、私は2024年後半までNISAの開始を遅らせるつもりだったが、読みが外れたかも知れず、夏頃の開始を今になって検討中。

・また、最近の政治をみていると、金融所得課税の導入懸念もあるので超危険。叫び叫び叫び
その意味でも、できるだけMaxまでNISAを利用していく方針。
 
以上

 

    

 

 


3. 2023-2024年の投資方針


4. 私の投資の過去経緯とその時々の考え方

 

 


7. 何故株式、債券なのか?

 

 


10. その他. 投資について思うこと