60歳で退職し、資産運用で生きていく気まま生活
資産をできるだけ運用に振りむけるために取ってきた行動
これまでの投資期間で、もちろん給料から投資に向けた資金が大きいわけだが、
長く投資を続けていると、ほとんど金利が付かない銀行に資金がある状態だと損をしている気分になってくるし、
「〇〇〇に×××円も掛けてるんだったら、株を買った方がいいんじゃないのか?」
と、資金の使い方の無駄が非常に気になってくる。
ただ、そんな気がしても、それを削れるかどうかは判断が簡単では無い。
まずその前に、使っている費用を見えるようにしないと判断がつかない。
その上で削れる部分を探り出して、少しでも有効な使い方を探っていくことになる
生活コストの把握=マネーフォワード
給料がそんなに増えない中では、余剰資金をひねり出すことが重要になる。
そのため第一に必要なのが、そもそも
自分の家庭はが何にどのくらい使っているのか?を見える化 する
ことだ。
これが出来ない中では、削れるところなど見えるはずが無い。
そのために大変便利なものが、マネーフォワードのようなサービス。
私はマネーフォワードの他にいくつもの同種のサービスを試したが、結果的に一番私に向いているのはマネーフォワードだと判断し、有料会員で使用している。
定常支出の削減
マネーフォワードで月別、費目別の利用実績が見えるようになると、手の付け所が見えてくる。
まず定常と非定常の支出を分類するが、一度見直せばずっと効果が得られる「定常コストの見直し」がより重要だ。
私がこれまでにやって一番効果的だと思うのが、格安SIMへの切替による携帯費用の削減。
切り替え前と比べ、1人当たり月に数千円。
年間、家族だと、20万くらいも節約になったのではないか。
もちろん、その20万を投資にあてれば、徐々に増えていくので効果は二重に大きい。
スマホ本体もキャリアから買わず、SIMフリーのを買って使っている。
キャリアで買う場合によくあるような、2年とかの短期で現行機種を新品に切り替え続ける必要も無い。
結局、スマホ本体代を月額料金の中で払わされ、何の支障も無い本体を短期で買替させられるより、明らかに経済的だ。
その他、電力契約先の切替も実施した。
変更しても何の不自由も生じず、一度切り替えればずっと効果を生み続けるので、変える時は多少面倒でも自分や家族の将来に向けて、こうした定常支出の切り替えは、やらない手はない
税金の節約
もちろん、節税についてもできるだけ行った。
長年、会社員をしてくると、すっかり税金には疎くなる。
本人が何もしなくても、会社がやってくれるからだけど、ここは日本の多くの会社員の問題点でもあると思う。
仕組みがわからないでは何もできないので、ここでも能動的に自分から調べに行かないとならない。
でも、今は便利なネット社会。
その気になれば、情報はいくらでも取れる。
これは必ずしも投資のためというわけではないが、ふるさと納税は毎年実施した。
翌年の税金も下がる上に、返礼品までもらえる。しかもポイントが付いて別のものが買える。
どう考えても、これをしないという選択肢は無い。
(最近、ポイントが付く形を認めなくするというニュースも見たが、これは余りにも影響大だ)
私は既に成人した子供にもふるさと納税を勧め、お陰で年末には美味しいモノを食べられている。
退職した今は給与収入が無く、ふるさと納税も卒業となったが、今になると少し寂しい気がする。