マンション購入までの道のり⑨～不義理の代償～



ツーブロックスーツ：

大手不動産会社のA支店の人。

一度別の家の内見を担当して貰った。ハゲ鷹のごとく、他の支店の契約を横から狙わんとする。


ベテランメガネメガネ：

ツーブロと同じ会社の、B支店(A支店と隣接エリア)の人。

今回気に入ったリノベマンションの担当で、内見を行ってくれたベテラン。しごでき。



ベテランメガネさん担当のマンションを購入しようと手続きしていました。


すると、以前やりとりした同じ不動産屋のツーブロックスーツが電話口で

「私と契約してくれたら、もっと値引き可能札束」

と夫を唆してきました。


夫は
「ツーブロが、ベテランと直接やり取りしてくれるらしいよ宇宙人」
と任せることにしたようです。

しかし、ツーブロからその後連絡が来ることはなく。

一体何がどうなっているのか全く分からないまま、時が解決することを待つ……

ことなどできるわけもない！！！

物件購入の申込みしてから、契約までの期間は通常2週間ほどしかないからです。


えっ、めっちゃ早くない……？不安
私だけ？
知らなかったのは。

夫には以前、
「ローンの事前審査をしたいんだけど」
とマンション探し中に伝えていたのですが、
「俺は落ちないし真顔めんどくさい」と
非協力的な理由で断られていましたムキー

そんなわけで、まず仮ローン審査のために

・本人確認書類のコピー
・源泉徴収票のコピー
・転職したてだった私だけ
　給与明細6か月分
　雇用条件通知書

などの用意が必要になりました。

あ、我が家はペアローンです手

これに加えて、本契約の為に実印も発注。

もちろん働きながら、これらの資料集めを急ピッチで行わなくてはなりません。

ところが、夫は忙しくてダメだと判断したのか、ベテランメガネさんからのメールや電話は私にばかり入るようになりました。


実務で
「これ用意して」
「これはこう書いて」
とベテランメガネさんに言われるがままに動いていると、だんだん辛くなってきました。

あの値引きの話、どうなったんだろう……。

こんなにベテランメガネさんに実務面で動いて貰っているのに、契約実績はツーブロックスーツが後から持っていくんだろうか？

ていうかツーブロは、自分が言ったことをそもそも実行に移す気があるのか？

モヤモヤするバイキンくん

私はツーブロックと直接話をしたわけではない。

ツーブロックと話をつけたのは夫だけれも、ベテランさんとの折衝をほぼ私に丸投げ、この状況をはっきりさせる様子がない！

ああ～あの時、私もちゃんと夫に

「お世話になってる担当者をないがしろにするなんて、ダメだよ物申す」

とはっきり言っておけば良かった……笑い泣き

結局、罪悪感と板挟みで困るのは自分だった……。

そこで、

「もうツーブロックとの交渉がどうなったのかはっきりさせてチーン！！」

と夫には強めの圧をかけました。

夫が慌てて連絡をとったところ、数時間後にツーブロックから返信が来ました。

「すみません。支店間で交渉したのですが決裂しました。最初に内見を案内した担当者から購入してください」


いや～

呆れましたね真顔

こんな信用ならない奴に、振り回されてしまった私たち夫婦も愚かそのもの。

やっぱり不義理は良くないよ。

そういう話です。

あと教訓として、
家を本気で探すなら仮ローン審査はさっさと通しておけ
ということですチーン


さて、急ピッチで契約まで走り出した中、今度は資金面で重大な問題が発生してしまいました。