【7イレブンのカレーパン】
以前のアカウントで、コンビニのアメリカンドッグの事をお話致しましたが、今回は、ホットスナックコーナーで見かける、「カレーパン」についてお話致しましょう。
コンビニのレジで会計をしていると、ふと目につく場所にホットスナックやチロルチョコなど、実に巧妙に罠を張って我々を悪魔の誘惑に誘っております。
そんな罠に句妙にはまってしまう愚かな私のお気に入りは、「カレーパン」です。
「カレーパン」は、総菜パンの頂点に君臨し、おいていない店は、無いほどの人気商品で私も、色々な店で購入して美味しくいただいておりますが、「7イレブンのカレーパン」は、店内で揚げた物を常温で販売しており、希望すると、レンジで温めてくれ、価格も¥150程で冷えた総菜パンを購入するよりお安い感じが致します。
通常、揚げたものを、レンジで温めると、揚げ物のサクサク感が失われて、残念な感じになりますが、こちらは、サクサクの食感が残っており、パンの生地も厚すぎず、薄すぎない感じで、具材のカレーの量も丁度良い感じで、味も大変よく、このクオリティーで¥150-程なら、小腹の空いた時など、お気軽に購入が出来るので、世界的に有名なハンバーガーチェーンで食べるよりお勧め致します。
「カレーパン」の起源に関しては、諸説ありますが、昭和初期に下町のパン屋さんが、関東大震災の影響で、お店の業績が悪化していた為、新しい商品を考案中に、当時ブームとなっていた洋食のカレーをパンに使ってみようと考えたものの、水分が多く焼きにくかった為、カツレツを参考に、カレーをパン生地で包みパン粉を付けて油で揚げる調理法を考案しました。
1927年(昭和2年)当時、洋食ブームで洋食といれば、カレーだったことから、「洋食パン」と名付けて売り出すと、当時の深川周辺は工場が立ち並んでおり、片手で手軽に食べられ、ボリュームがあって腹持ちの良い「洋食パン」は、工員たちに歓迎されて大ヒットとなりました。
いつしか「洋食パン」は、誰からともなく「カレーパン」と呼ばれるようになり、様々な総菜パン(コロッケパンや焼きそばパンなど)が世に生み出され、「カレーパン」が、お総菜パンの元祖といっても過言では、無いでしょう。
カレールー、パン、揚げ物とデブになる3大要素満載の悪魔の食べ物ですが、最近では、ヘルシー志向の「焼カレーパン」などもあり、うまいものは、体に悪いものとあきらめて、従来の「カレーパン」を頂いております。
(座右の銘は、美味しいものは、ゼロカロリー?)
下町生まれの「カレーパン」は、昭和・平成・令和と時代を超えて、人々に愛されている、総菜パンの王様ですね。
なんか、無性に「カレーパン」が食べたくなったので、仕事さぼって、これからチョコっと「7イレブンに行ってきま~す❤」

