【福岡県16区のダックワーズ】
フランスを代表する焼き菓子の一つに「ダックワーズ」というお菓子があります。
このダックワーズというお菓子は、フランスの洋菓子店でシェフを務めていた三嶋隆夫さんが、アレンジし、作り上げました。
フランスには、、元々、アーモンド生地を生菓子とし、底に敷く事に利用していましたが、これを和菓子の最中に該当するものに出来たら、「新感覚の焼き菓子になるのではないか?」と試行錯誤をして考案しました。
日本に帰国して、福岡県で「16区」というお店を開き、販売していた所、ランス人のシェフがダックワーズの事を知り、仕事を辞め来日し、三嶋シェフに弟子入りして、作り方を伝授され、フランスで広めたことにより、今では、フランスを代表するお菓子となりました。
現在でも、フランスから弟子入りするために、多くのシェフが訪れて、日本発祥の味を持ち帰り、広めています。
ダックワーズの特徴は、その食感にあります。
最中からヒントを得たという三嶋さんの言葉通り、生地の外側はサクッと軽やかで、中はふわっとやわらかく、ほかにはない食感です。
アーモンドの香ばしい香りと甘さが広がったあとは、とけるようになくなっていきます。(まさに幸せの味💗)
国内の様々なケーキ屋さんでもダックワーズが販売されておりますが、本家16区のダックワーズとは、別物であり、機会がありましたら、是非、ご賞味ください。