パートナーシップを結んだ後、ジェイクは探し物を探す過程で1つ問題があると言った。どうやらレイダーらしく、ASAMセンサーの機材がある場所はレイダー・ギャングの縄張りになっているらしいのだ。だが、僕達と協力したらその問題も解決出来るだろうと言った。厳しい戦いになるがやるか?と質問された。無論、やるつもりだ。ここで止めるつもりは全然ない。
通信ハブを探せ!
その後、ジェイクはASAMセンサーの機能を上げるために必要な代物は特殊なコンピューターであると教えてくれた。名前は分からないがそれが無ければASAMセンサーを高性能化出来ないとのこと。見落としのないように注意して探さねばならないだろう。
それと先程のレイダーの件を規模はどれ位かと尋ねたら、正確な数は分からなかったが10人~20人程度らしい。それに関して問題ないと僕が答えると、ジェイクは安心して目的地を教えてくれた。その場所はUSAF衛星基地オリビアだった。そこに運ばれたらしい。
そして、ジェイクはUSAF衛星基地オリビアの近くにこの日のために小さな隠し場所を作ったそうだ。そこに装備をいくつか隠してきたそうなので、レイダーを討伐する前に行きたいそうだ。それも問題ない。準備するに越した事はないからね。
最初はジェイクの小さな隠し場所から行く事にした。それはシケット・エクスカーベーションズ付近にある廃車の真下にあった。必要な弾薬の他にヘッドウェアとしてヘルメットを彼は装備した。ダサいだろう?と言ったが、僕は似合うと思ったのでそれを褒めた。彼はそれを聞いて嬉しく思い、軽口を叩いた。X6は僕の感想に訝しみ、Z1はその内容に待ったをかけた。そのやり取りもまた楽しい。
パーマー「似合うし、とても綺麗な人だと思う」
ジェイク「優しいこった!疎外感を与えるなよ!」
X6「ご主人様正気ですか?義眼の調整をしっかりしておくべきなのでは...」
Z1「そんな事を言ってはダメですよX6。エルドリッチ管理官の感想を否定してはいけませんよ!」
その後、僕にも装備として10㎜弾26発分とスティムパック1つをくれた。ありがたい。有効活用するようにしようと僕は思った。装備をお裾分けしてもらった後でジェイクはここで待機して、この辺を偵察すると申し出た。僕達はUSAF衛星基地オリビアの内外のレイダー達の一掃をお願いされた。さて、しっかりレイダー達を掃討するとしますかね!
USAF衛星基地オリビアのが外周部には3~4人程いたがステルスフィールドしながらアクセラレーターで狙撃して殺した。その後、内部に侵入すると再びレーザートリップワイヤーがあったので解除しつつ進み、外周部と同じように僕はステルスフィールドを起動、X6とZ1は隠密軌道で進みながらレイダー達やアタックドッグを殺していった。
アックアック存命時のレイダー集団とは違い、明確なリーダーがいないレイダー集団だという事もあり簡単に全滅出来た。その後、ジェイクと合流しようと入り口付近まで戻ると、生き残りのレイダー達が彼を殺そうとしたので急いでアクセラレーターで撃ち殺した。間に合って良かった。油断大敵だね...。
ジェイクは僕達を労いながらも先程のレイダー達の奇襲は面白くなかったと呟いた。僕は彼の心中を察して労った。それを聞きつつも彼はヘルメットがへこんだと愚痴を言ったが、脳に弾丸が当たるよりもマシと言って本題に入るのだった。
パーマー「大丈夫かい?あれは驚くよね...」
ジェイク「何とか...。だが、畜生!ヘルメットがへこんだ!ああ、まぁ、脳に弾丸よりマシか...」
安全を確保した後、ジェイクはターミナルから空軍から在庫を記録していた事を発見した。コンコードからの配達が記録されているのだという。最初に来た時にはそういう情報が無かったように見えたけど、関連情報を見るためにパスワードが必要だったのかな?まぁ、そこは重要じゃないからその話は特段必要ではないから彼の話の続きを聞こう。
ジェイクは続けて説明する。ターミナルの情報にはコンコードのハードウェア・ストア宛てに配送はボストン・ダイレクト、送り主はK.S.マグヌソンという人物の好意と言った。商品名は産業用サイズのRobCoの通信ハブ装置が1機とあった。
通信ハブという装置こそ、僕達が探していた物に違いないジェイクは言った。このドアの後ろにそれがある筈らしい。僕達が最初ここに来た時には無かったと思うが、どうやらロックが掛かっていたらしい。最近改竄されたようで、余分なレベルのセキュリティがあるようだ。
今日壊滅させたレイダー集団にそれが出来るとは思えないから、アックアックの頃のレイダー集団が今後の事を考え、隠していたのかもしれない。どこまで想定していたかはもう分からないけどね...。
そのロックの解除はレイダーの乱入により中断してしまった形となる。後は端末のキーを押すだけだったようだ。そして、ジェイクはロック解除のキーを入力した。お好きな物をお好きな物だけどうぞ!と彼は上機嫌に言いながら歩いて通信ハブのある部屋に向かった。そこは僕も以前行った所だが、実際きちんとそこにあればと思うのだった。彼の苦労が水の泡になってほしくはなかったからだ。
そして、ジェイクは遂に通信ハブを発見した。証拠は箱に発送ラベルで「コンコードのハードウェア・ストアより」とあったからだ。
通信ハブをセンサーに接続すれば、より多くの事が出来るようになる筈と言ったが、電源を入れてみないと分からないし、時間経過によりかなりの部品が破損してい締まっているのが現状だと言った。起動できるかどうかは現時点では不明だが、これをコンコードのハードウェア・ストアに持ち帰るとジェイクは言った。その輸送方法はPip-Boyの物質変換装置を使う事にするそうだ。それなら安全だろう。僕も普段からそれを使っているし。
そして、ジェイクは目的の物を入手出来たし、USAF衛星基地オリビアに留まる必要は無くなったと言った後でで僕達に改めてお礼を言った。その気持ちはとても嬉しい。それに彼の協力無しではコモンウェルスを戦前並みに復興させるビジョンは僕には思い付かなかった。彼がいたからこそそれが可能だと本当に思えるようになった。だからこそ、しっかりこちらも応えるようにしたいのだ。僕もその想いを込めて、同じようにお礼を言うのだった。
ジェイク「君達のおかげで助かった!自分1人ではどうしようもなかった」
パーマー「ありがとう。こちらこそ、君のおかげでコモンウェルス中の復興のビジョンが見えてきた。感謝してもしきれないよ」
その後、ジェイクは通信ハブはA電源を入れてみないと分からないが、SAMセンサーと違って未知の技術なので時間を有するといった。その間にサンクチュアリヒルズに設置したASAMセンサーの様子を見る事や他にASAMセンサーがあると思われる場所を探すのはどうかと提案された。
ASAMセンサーがあると思われる場所は、ウエスト・エバレット私有地だそうだ。そこにはスーパーミュータントたちが支配しているから気を付けるように言われたが、しばらく前にストロングと旅をしている中でもうそこは全滅させた後だ。だが、注意するに越した事はないだろう。
僕達がウエスト・エバレット私有地を探索中に通信ハブについて目を通したら連絡するとジェイクは言った。上手くいけばその時までに、それがどのように動作するのかある程度のアイデアを持っている筈だと言った。僕はそれを期待しつつ、僕達はウエスト・エバレット私有地にテレポーテーションするのだった。
ウエスト・エバレット私有地再探索
僕達はウエスト・エバレット私有地にテレポーテーションした。何処にASAMセンサーがるのかをじっくり探索していたら、廃屋の中で地下室に続くドアを見つけた。何か見つかるかもと思ってドアノブを引いて地下室へと降りていった。
地下室は工場跡地のような場所だった。何も無いのかなと思っていたら、バケツをヘルメット代わりに被ったスーパーミュータントが現れた。彼は僕達の事をブリーダーと呼び、潰して犬の餌にしてやると息巻いていた。僕達は咄嗟にアクセラレーターを構えたが、僕は彼に落ち付くように説得を試みた。
その後、騒ぎを聞きつけたのか他のスーパーミュータント達も2人現れた。1人はスーパーミュータント・アビエイターキャップを被り、もう1人は採掘ヘルメットを被っていた。
そして、採掘ヘルメットを被っていた方のスーパーミュータントは自分はシックルだと名乗り、ここはスーパー・ミュータント・ランドと呼ばれる場所で自分はここのリーダーであると説明した。バケツを被った方はスカウトという名前で、スーパーミュータント・アビエイターキャップを被った方はハンマーという名前だと分かった。
ハンマーだって?以前ストロングと旅していて地上のウエスト・エバレット私有地でスーパーミュータント達と戦った事があるが、そこのリーダーもハンマーという名前だった。世襲制なのかな?ハンマー・ザ・セカンド(ハンマー2世)とでも呼ぶべきだろうか?いや、感情を逆撫でしてはいけないから止めておこう...。
シックルは僕達に執拗に帰るように促す。最後通牒になる前に僕はASAMセンサーを探しているのだと伝えた。それを聞いた彼はそれを「アイ・サムのビンキ」と呼び、それが目当てなら止めろと文句を言った。それは自分達に幸運を齎すから人間にはやらないのだと突っぱねた。
スーパー・ミュータント・ランドと取引せよ!
それでも僕は交渉を続けた。助けが必要なら手伝うので、それでASAMセンサーを譲ってもらえないかと持ち掛けたのだ。それを聞いたシックルは「アイサム・ビンキ」が欲しいのなら、ハンマーの弟を探し出すようにと依頼してきた。ネイルという名前であり、彼はメモを残していた。それはクマの友達を作るために大きい車のある場所に行くというような内容だった。
ネイルは特徴として戦前のドッグタグを身に着けているようだ。戦士として格好がつくからだと常々言っていたらしい。それを目印に探すとしよう。
シックルは付け加えるようにネイルは弱く、ハンマーのような馬鹿なので捕まえるようにと念押しした。そこまで言わなくても...。そう思いつつもスーパー・ミュータント・ランドを後にして捜索に向かうのだった。
シックル「ネイルは弱い。ハンマーのようなバカだ。奴を捕まえろ。ネイルを捕まえろ」
ハンマー「シックル!ネイルをバカにするなぁ!!」
スカウト「2人ともウルサイ!人間、ハヤクネイルを捕まえてこい!」
パーマー「...了解しました(そこまで言わなくてもいいのにね...)」
その後、メモの内容を推測しつつ僕達はロッキーナローズパークであると目星をつけた。クマの友達とはヤオ・グアイの事だと思ったからだ。だが、そこに行くとスーパーミュータントの惨殺死体があった。シックルの言う通りネイルは弱かったのかもしれない。助けられなくて残念だった。
そう思っているとヤオ・グアイが襲い掛かってきた。僕達はそれを返り討ちにして、ネイルの所持品でシックルが言っていた彼の特徴であるドッグタグを回収して、僕達はスーパー・ミュータント・ランドに戻るのだった。
僕達はテレポーテーションしてスーパー・ミュータント・ランドに戻った。シックルはネイルが戻っていない事を不審に思った。自分の部族を作り、ここを滅ぼしにくるつもりかと勘繰った。僕は真相として、彼が既に亡くなっていた事を報告し、間に合わなかった事を謝罪した。
それを聞いたシックルはこの報告はハンマーも喜ばないし、アイサムは幸運を運ぶものではないと考えるようになり、持っていっていい事になった。
しかし、その後の対応が不味かった。シックルはハンマーにネイルの死を事務的に報告したのだ。流石に駄目でしょそれは!
止めようとしたら当然のことながらハンマーは絶望した。シックルは追い打ちをかけるようにネイルもハンマーも馬鹿であり、自分は驚かないと言った。僕は止めに入ろうとしたが聞き入れる様子がない。
トドメの一撃としてネイルは弱く、ハンマーのような馬鹿だとシックルは言い、それを聞いたハンマーは発狂して襲い掛かってきた。兄弟が殺されたんだから情緒が不安定になるのは当たり前だよ...。これじゃ説得は不可能じゃないか...。X6とZ1もこのやり取りに呆れる始末だった。
シックル「ネイルはバカだった。ハンマーもバカだ。シックルは驚かない!」
ハンマー「ガアアア!お前が兄弟を殺したんだ!!」
スカウト「ハンマーが狂った!やっぱりバカだった!」
パーマー「...そりゃ、心を砕くようなやり取りをすればこうもなるでしょうよ...」
X6「はぁ~...。スーパーミュータントはやはり思慮がありませんね...。これでは先が思いやれられますよ」
Z1「前半は言い過ぎですが、後半の指摘は肯定しますよX6....」
こうなっては仕方がない。僕は心の中でハンマーに謝罪しながらアクセラレーターで撃ち殺した。本当は平和に解決したかったが、こうする他道は無かった。ネイルとあの世で幸せに暮らせることを祈りながら、僕は内心哀悼の意を表した。先代ハンマーともあの世で仲良くやってほしい。殺したのは僕とストロングだけども...。
その後、シックルはハンマーを殺した僕達を称賛し、責任者である僕を最深部に案内してくれた。そこは破棄された最新機器がそのままだったり、積みあがっていたりとスクラップ場のような場所だった。元々は研究施設か何かだったのかもしれない。それをシックル達がスーパー・ミュータント・ランドとして使うようになったのだろう。
そう物思いに耽っていると、シックルは立ち止まってから自分は最高のスーパーミュータントであり、最も賢いスーパーミュータントで最強のスーパーミュータントだと豪語した。いや、ハンマーを殺したのは僕なんだけどね...。貴方は煽るだけ煽っただけじゃん...。
気分が良くなっているシックルは僕にハンマーが請け負っていた仕事を任せると言った。ちっぽけだが優秀であり、これからは仲間だと評価してくれた。何か複雑な気分だ...。
シックルは人間は大歓迎だと言いつつ、もっとアイサム・ビンキ(ASAMセンサーのこと)が欲しいなら自分に話し掛けに来いと言って報酬としてASAMセンサーが入った箱をくれた。ジェイクの時と同じく10個くらいはあった。何とか結果オーライな感じかな?
シックルはチョークがお好き?
僕は用事が済んだのでスーパー・ミュータント・ランドを後にしようと考えていたら、シックルは叫びながら僕にチョークを渡せとせがんできた。それを渡せばアイサム(ASAMセンサーのこと)を渡すと交渉してきたのだ。どういう理由なのだろうか?
僕は気になったので尋ねると、シックル隠し事なのか声を小さくするようにと言いつつ、自分の秘密を打ち明けると言った。人肉等は食べると複雑な気分にさせるとのこと。逆にチョークを食べると気分が良くなるのだそうな。他の相手には言わないでほしいし、笑われたくないと念押しされた。
何でチョークだと気分が良くなるのかは知らないが、シックルがそれで体調が悪くなくて幸せならばそれでいいと僕は思った。そして、僕はPip-Boyに保管しているチョークを物質変換装置を用いて取り出し、18本分彼にあげた。
シックルはとても美味しそうに食べつつ、ASAMセンサーをチョークと同じ数だけ18個報酬としてくれた。僕はそれにお礼を言いつつ、X6とZ1と共にスーパー・ミュータント・ランドを後にするのだった。
オールド・ポールの旧友の様子を確認せよ!
僕達はスーパー・ミュータント・ランドで入手したASAMセンサーをサンクチュアリヒルズに持ち帰った。少し休憩がてら周りを見るとディーコンが来ていた。監視がてら遊びに来たらしい。昔のようにとはいかないまでも会えるのはとても嬉しかった。この時は久しぶりにしっかり会話した。そうそうある事じゃないからね。
その後、オールド・ポールさんが僕に話し掛けてきた。時間があれば旧友のアモスという名前の男性の様子を見てきてくれないかという依頼を受けた。近くの小屋に住んでいてしばらく音沙汰がないのだそうだ。何あったのではないかと心配とのこと。それは僕としても心配だ。このコモンウェルスに住んでいれば分かる事だが、常に危険の芽が潜んでいる。確認しに行くべきなのは確かだ。
オールド・ポールさんに教えてもらった場所はVault111から程近い小屋にアモスは住んでいるらしい。僕達はVault111を通り過ぎた後に目的地である小屋に向かうと、そこには小規模なレイダー集団が小屋を占領していた。付近には男性の死体があり、恐らくアモス本人と思われる。こうなってしまって残念だが、敵討ちをして無念を晴らそう。僕達はアクセラレーターを構え、レイダー集団と対峙した。
レイダーその1「イ、インス野郎共が何でここに!」
レイダーその2「ここは俺達が見つけたんだ!お前達には穴倉がお似合いだぜ!」
レイダーその3「とにかく撃て!アイツらをぶっ殺すんだ!!」
パーマー「...アモスさん、すみません。レイダー達を討ち取って無念を晴らします」
X6「小屋1つのために健気なものです。まぁ、それもここまでですがね」
Z1「このまま見逃す事なんて出来ません!迎撃します!.」
そして、僕達はアクセラレーターを掃射してレイダー集団を全滅させた。これでアモスさんの無念は晴らせたと思う。もう少し早く来ていれば助かったのだろうか?オールド・ポールさんに彼の死亡を報告しなければならない。
フレンチブルドッグのヌカ・コーラちゃん救出!
小屋を去ろうと考えていたら、犬の鳴き声を僕は聞き取った。その鳴き声はアモスさんの小屋から聞こえてきた。僕は失敬して彼の懐から小屋の鍵を取つた。それを使って開けると、傷付いたフレンチブルドッグがいた。
きっとアモスさんが死ぬ間際にレイダー集団から守る為にこのフレンチブルドッグを隠したのかもしれない。僕達が来たのは不幸中の幸いかもしれない。今さっきよりも遅かったらこの子も殺されていたと思うとゾッとする。
このフレンチブルドッグの名前は何かなと思って調べると、性別はメスである事とネームプレートと首に巻いたヌカ・コーラのハンカチから名前はそのままヌカ・コーラと呼ばれていたと分かった。アモスさんもヌカ・コーラ好きだったかもしれない。生きて会えなかったのは残念でならない。
ヌカ・コーラは傷付いていたが、普通に歩ける位の体力はあった。
僕達はヌカ・コーラを連れてサンクチュアリヒルズに帰ってきた。オールド・ポールさんはあの酒飲みはどうしたと言った後、代わりに来たのがヌカ・コーラだったので訝しんだ。酒飲みというのはアモスさんの事だろう。それだけ仲が良かったのだろうか...。報告するのは辛いが、話さなければならない...。
僕はアモスさんがレイダー集団に殺された事を報告した。それを聞いたオールド・ポールさんは彼が住んでいた小屋はレイダー集団があまりに近く陣取っていたので、居心地が悪いと警告していたと嘆いた。
そんなに前から警告していたのか。アモスさんが殺されたのは残念だが、オールド・ポールさんの警告をしっかり聞いていれば違った運命だったのではないかと僕は思うのだった。
その後、オールド・ポールさんはヌカ・コーラを落ち着かせた。ヌカ・コーラも彼の事を浴び得ながら受け入れた様子だ。
その次にオールド・ポールさんは僕達が忙しいのは分かっているので、ヌカ・コーラは酷く傷付いているから自分が治療を行うと言った。そして、ヌカ・コーラを預けてくれないかと提案してきた。動物の治療も行えるとは思わなかった。彼の長い人生の中で色々と技能を培ってきた事が伺えた。そして、ヌカ・コーラ派怯えつつも治療を受けるのだった。
最後にドッグフードや新鮮な肉があればヌカ・コーラが喜ぶと思うとオールド・ポールさんは言った。新鮮な肉は持っているが、回復したばかりのヌカ・コーラにはお腹に優しい食べ物がいいと思い、僕はドッグフードを与えるのだった。
オールド・ポール「ありがとう。これでヌカ・コーラちゃんは元気になるだろう。この子だけでも助かって良かった...」
パーマー「僕も同感です。アモスさんの件は残念ですが、この子だけでも助けられて本当に良かったと思います」
通信ハブのニュース?
ヌカ・コーラの治療とご飯の件が解決した後、Pip-Boyに通信が入った。ジェイクからだった。悪態をつきながらコンコードのハードウェア・ストアに戻ってくるようにと言った。通信ハブでニュースがと言った後にPip-Boyに送信していた事に気付いたらしい。先程の話は独り言だったという事か。
その後、誰かと話をしようとしている所で通信は途切れた。理由は定かではないが行って確かめるとしよう。