やはりコモンウェルスは広大だ。じっくりかつ確実に治安維持を行っていこうと思う。今度は西部を探索しよう。
ビーンタウン醸造所を再攻略せよ!
治安維持活動の最中、僕達はビーンタウン醸造所を訪れた。人間だった頃はここでバディムさんを助ける為に、トラビスと協力して戦ったんだっけ。そう思いつつ中を探索すると、タワー・トムの一味の残党と思われるレイダー達がいた。壊滅したと思っていたが、しぶとく生き残りつつ再起を図っていたようだ。だが、それも今日までだ。
レイダー「な、何でここにインス野郎が!それにあのマスクの奴は...業魔だぁぁぁ!!」
パーマー「如何にも。諸君に告ぐ。さようならだ!」
僕はアクセラレーターで、X6はヴェノムガンでレイダー達を殺していく。2階に上がるとラッドローチがいたので併せて殺していった。
タワー・トムの一味が完全壊滅したのを確認後、ターミナルを確認する事にした。バディムさん救出でそれが出来なかったというのもあるけど、改造人間になった事で余裕が出来た事も起因していると思う。人間の頃が毎日が生きるのに必死だったからだ。今でも必死だけど、余裕がそれで生まれたのは確かだ。皮肉な話だけどね...。
まずは受付のターミナルだ。それを覗くと、醸造ツアー情報という項目があった。
料金体系は見学ツアーが25ドル、試飲が5ドルとなっていた。見学ツアーは30分毎に行われ、約5~6分で終了とある。参加者は高架通路から醸造所を見下ろす事が出来るとのこと。但し、醸造所ではお客様が通路から落下しても責任は負いませんとなっている。安全のためにガードレールが備え付けられていると付け加えられていた。見学ツアーではギフトショップでの購入に使える5ドルの値引き券と、終了時に駐車場で提供される試飲が含まれているとのこと。試飲での温度は保証出来ないと付け加えて締めくくってあった。見学ツアーがたった5~6分で終了するけど30分刻みで、落下による死亡事故は自己責任...。
まぁ、安全策のガードレールを付けているのは正しいけれどね。それに駐車場で試飲って...。飲酒運転にならないかな?やっぱりなると思う...。
次は2階の事務所と思われる場所で1台稼働しているターミナルがあった。それを覗くと、第1四半期の項目や第2四半期の項目、弾3四半期の項目や第4四半期予想の項目があった。
第1四半期の項目から第3四半期の項目はエラーで見れない様子だった。残る第4四半期予想の項目は見れた。
今年の資本支出は去年に比べて増加する見込みとのこと。これは予算の引き締めと、水対麦汁比率の引き上げを含む製品の品質の引き下げによるものだとあった。ブランド運営部ではバンカーヒル醸造所を低所得層に売り込む方針を打ち出した。あの層は可処分所得をビールや麦芽飲料につぎ込む割合が高い事が分かっているとのこと。売上総利益は2078年にかけてかなりの上昇が見込まれていると締めくくってあった。
僕はお酒を飲まない方だから分からなかったが、ここの運営も大変だったんと分かる。低所得者を小馬鹿にしているようにも感じたけれど、儲けなきゃいけないから仕方ないのかもしれない...。
その後、タワー・トムがいた部屋に向かった。そこには彼専用のターミナルがあった筈だからだ。バディムさん救出で見る事がなかったからからね。それを覗くと、トラブルの項目や大失敗の項目、ジャックポットの項目や大量の食糧!の項目、クソッタレの項目や問題解決の項目があった。
最初はトラブルの項目だ。クルーが動揺し始めている。ビールはまだ山ほどあるが、食べ物が少なくなっているとタワー・トムは嘆いた。スパルタという名前のレイダーとそのクルーをBADTFLの外に派遣し、食べられるものが無いかを探させる事にしたそうだ。彼等がすぐに食糧を持ってこなければ、その内脱走者が出る事になるだろうと。一番近くにある食糧庫は連邦備蓄庫だが、リリーとレッド・トゥーレットの両娘は、部下に分けるということを教育してこなかったようだと愚痴を零した。スパルタからすぐに報告が来なかったら作戦を考えなければならないとあった。
次は大失敗の項目だ。備蓄庫を奪おうとしたが、リリーとレッドの一味がダニみたいに地下に隠れていたそうだ。何とか脱出したものの、クルーの半数を失ったようだ。それでもドレッグとフックという名前のレイダーは人質を捕える事に成功したとのこと。彼等と引き換えに食糧を手に入れられるかもしれないと期待した。少なくともこれで、面倒を見なければならない数は減ったとタワー・トムは喜んでいた。
仲間の死よりも食い扶持の心配か...。まぁ、分からなくはないがやっぱりレイダーだなぁと内心思った。
その次はジャックポットの項目だ。ドレッグが襲撃犯達を捕えた時に、リリーがいたのを知ったタワー・トムは歓喜した。自分達は救われたのだと。これでレッドはこちらを無視出来なくなると分かり、平和裏に妹を取り戻したいというなら考えてやらない事もないと悪だくみを考えつつ締めくくってあった。
レッドの手紙にあった彼女の誘拐にこれは直結する。ここから食糧調達の安全なやり方を考えついたんだろう。
次の次は大量の食糧!の項目だ。こんな大量の食糧は見た事がないとタワー・トムは大喜びした。レッドに妹の事を話したとあり、不安もあったが妹が出した一通の手紙のおかげで、この件はあっという間に解決したとのこと。今は食糧がどんどん運び込まれ、新顔も増えてきている。この調子で行けば、コルベガ(コルベガ組立工場の略)やDBテク(D.B.テクニカルハイスクールの略)も襲撃出来そうだと計算したようだ。
このウェイストランドで生き抜くには戦いのためのスキルや武器の他に食糧と水が必要不可欠だ。それが楽に手に入るのだから、恐らく笑いが止まらなかった事だろう。
更に次はクソッタレの項目だ。リリーはどうやら逃げ出したらしい。最初は床に鎖で繋がれていたらしい。彼女が近付いてきた時、自分はまだ夢うつつの中だったそうだ。彼女の足を狙ったつもりだったが、気が付けばどこもかしこも血だらけとなっており、掃除が必要だとタワー・トムは考えたとある。この死体もどうにかしなければいけないと思案していた。隠し通す事に決めたようだ。レッドが妹の死を知れば、交渉材料を失ってしまうと不安がった。手紙の内容というか雰囲気が変わったのは、彼女を殺したから誤魔化し続けていたというのが真相のようだ。
妹の死を知らずに僕が殺したのは幸か不幸か分からない...。でも、来世ではレイダーにならないでほしいなと思った。
最後は問題解決の項目だ。太ったキャラバンの一行が今日中に現れるという情報を得たそうだ。クルー全員で襲撃をかけようとしたが、彼等は結局姿を現さなかったらしい。何故ならその情報はタワー・トムが吐いた嘘だったからだ。全員が外出している間に、リリーの死体を樽の中に隠したとのこと。そのおかげで臭いも良くなったと彼は思い、これで問題が片付いたと安心した。だが、食べ物の供給が止まれば、自分達は身動きが取れなくなる。つまり、リリーの手紙を出し続ける必要がある。もっとペンが必要だと締めくくってあった。
なるほど、やっぱり偽の手紙で食糧を確保し続けていたんだ。しかもタワー・トム自身がリリーの振りをして手紙を書いていたと...。そんでもって彼女の死体はここの樽の中に沈んだまま...。恐ろしいなぁもう。色んな意味でね...。
その後、タワー・トムの机の上にグインネット・ブルーのレシピという題名のホロテープがあった。
再生してみると、このホロテープはグインネットブランドの醸造用のサブルーチンがコード化されているとある。この醸造用のサブルーチンをライセンス契約なしに使用しようとした場合、企業機密情報の窃盗と見なされ、あらゆる法的手段で起訴されると警告されてあった。これを発見した場合はお近くのグインネット醸造所へご返却下さいと見つけた人のお願いしつつ、そのお礼の報奨金を差し上げると締めくくってあった。
ビーンタウン醸造所でグインネットブランドの窃盗を行っていた?その真偽は不明だ。だけどまぁ、僕にはそれを咎める資格はない。こうして僕達はビーンタウン醸造所を後にするのだった。
入植者を救え!
僕達は旅を続ける内に、大学管理ビル付近にてスーパーミュータント達が入植者の男性を人質にしているのを目撃した。僕は素早くアクセラレーターで彼等を撃ち殺し、入植者の男性を助けた。彼は僕達がインスティチュートの関係者だと察したようだが、特に何も言わなかった。助かるなら誰でも良かったのかもしれない。それでも助けられて何よりだ。
その後、僕は彼に服と武器一式を上げる事にした。このコモンウェルス、ひいてはウェイストランドではきちんとした装備無しでは生き残れないからね。服はしわくちゃのフェラード帽にフォーマル格子縞スーツ。武器はダブルバレルショットガンと弾であるショットガンシェルを500発分。しまった、このチョイスだとミュージシャンかギャング、又はマフィアみたいになってしまったかも...。
だが、彼は笑って済ませた。業魔は恐ろしい奴という世間一般の話と違って、人間な所もあるんだなと冗談めかして言った。まぁ、元人間なのは確かだけどね...。そして、彼は自分の名前はサム・リーガンであると名乗りつつ、助けてくれた事へのお礼を言った。
X6 「(咳払い)...。ご主人様?流石にどうかと?」
パーマー「しまった...。すみません。服,別のに替えますよね...」
入植者の男性「ハハハ!業魔って恐ろしい奴って話だったが、人間な所もあるんだな。ああ悪い、気を悪くするなよ?世間ではそういう話ってだけだ。俺はサム・リーガンっていうんだ。助けてくれて感謝する」
その後、サムさんはこの辺りに住むのにいい場所を知らないかと尋ねてきた。逃げ回るのにはもうウンザリしてしまったとのこと。僕はサンクチュアリヒルズを紹介した。あそこは住むにはとてもいい場所だからね。僕はその場所を地図で示し、彼はお礼を言ってそこに向かうのだった。
サム「ありがとうな。じゃあ1日か2日後にそこで会おう。何から何まで感謝してるぜ業魔!」
パーマー「いえいえ。当然の事をしたまでですよ」
マサチューセッツ採石場を攻略せよ!
今度はマサチューセッツ採石場と呼ばれる場所に向かった。ここはコルベガ組立工場から見て南東にある。ストロングと旅していた時に立ち寄ったのだが、モールラットの住処になっていた。その時はきちんと全滅させたが、またしてもモールラットが住処にしていた。他の場所からやってきたのだろう。
まぁ、そうなったとしてもやる事はいつもと変わらない。僕はアクセラレーターで、X6 はヴェノムガンで殺していった。それとマサチューセッツ採石場の事務所と思われる場所にはレイダーがいて襲い掛かってきたが、しっかり返り討ちにした。こうして僕達はマサチューセッツ採石場を後にするのだった。
中継タワー1DL-109を探索せよ!
その次は中継タワー1DLー109へと向かった。これはオバーランド駅から見て南にあったが、ここも通り過ぎるだけで終わっていた。僕は中継ターミナルを使い、アンテナを伸ばす項目があったのでそれを押した。すると、これまでの経験通りにPip‐Boyがいくつかの通信を受信した。救難信号やボストンシティ・ワークスの信号、不明瞭なラジオ信号という題名の通信だ。1つずつ確認しようと思う。
救難信号を辿れ!
最初に救難信号を辿る事にした。無線の内容は以下の通りだった。
誰かこれが聞こえていたら、私は今息子と閉じ込められているので助けて下さいと懇願する母親と思わしき女性の声。私達は良く分からない何かに追いかけられて、何とかこの列車の車両まで逃げてきたと。でも、あいつも中にいる気配もすると母親は慄いた。息子はトーマスという名前らしく、怪我をしておりどうする事も出来ないと母親が困っている内に扉が開けられた事を悟った。母親は彼に逃げるように言ったところで通信は終わり、それがまた繰り返される内容だった。何とも悲惨な話だ。手遅れだと思うが早く行こう。
発信源を辿ると、中継タワー1DLー109から見て南東のすぐの所に脱線した貨物列車があった。そこにはフェラル・グール達がいたので、僕はアクセラレーターですぐに殺したのだった。あいつというのはフェラル・グールの事だったのだろうか?母親とトーマスが入ったと思われる扉は中々見つからなかったが、横転している青い列車で茂みがかかっている所に屋根のハッチがあったのだ。彼女等はそこから入ったに違いない。
僕達もそこに入ったが、そこは本当に悲惨な場所だった。夥しい血の跡と母親と思われる白骨死体がそこにあった。恐らくトーマスもフェラル・グールに食い殺されたかもしれない。そうでなくともあの血の量だ。母親の分を差し引いても無事じゃ済まないだろう。僕は無線機を切りつつ、母親とトーマスに哀悼の意を表して、この貨物列車を後にするのだった。
ボストンシティ・ワークスの信号を辿れ!
次はボストンシティ・ワークスの信号を辿る事にした。無線の内容は以下の通りだった。
D階層の反応炉がまた故障したので、手動でオーバーライドする必要があると男性が愚痴を零した。相棒のスピーゲルという名前の人物にラ・コワフの最新号を読むのに忙しいというのは分かるが、暇が出来たら俺を出してくれと言った。とりあえずこれが繰り返されるように設定し、一服でもするかなと気楽に構えた。どうせお前も同じような事してんだろ、この怠け野郎がと締めくくってあった。
ラ・コワフは確か髪型に関する雑誌だった気がする。僕は特に興味が無かったが、好きな人はとことん好きらしいから侮れないものである。しかし、この男性は気楽なのか豪胆なのか分からないなぁ...。通信の題名からし戦前の頃に人物と思われるが、それでも確認しなければならない。
発信源を辿ると、中継タワー1DLー109から見て西にある川のロックゲートにあると分かった。早速行くと、2人の男性が何やら議論しているのを目撃した。モスとマイキーという名前らしい。どうやらサンドイッチの定義について白熱している様子だ。話し掛けてもすぐにサンドイッチの議論に戻るので、僕達はロックゲートの作業室に向かうのだった。
モス「俺はこの事をずっと考えてたんだ。間違った事は言ってないぞ」
マイキー「嘘つけ。パン2枚の間に何かを挟んだからって、サンドイッチと呼べるわけじゃない。そうなると、パン一斤は、パンサンドイッチになってしまうんじゃないか」
X6「サンドイッチの話はそれ位にして、ご主人様の話を聞かないのですか?これだからウェイストランド人は...」
モス「割り込んでこないでくれ。俺の方が絶対正しいね!」
マイキー「好きに言ってろ。マイアラークの肉をパンの間に挟んでもいいが、そいつはもうサンドイッチと呼べない」
パーマー「ええと...。X6もう行こう。彼等の議論の邪魔をしちゃ悪いよ」
僕達は作業室に入り、部屋の端にリアクターのある階層に行くための落とし戸を発見したのでそこへ降りた。
リアクターのある階層は崩落している箇所があり、隅々まで探しても男性の姿はなく、あるのは通信を繰り返す無線機だけだ。もしかして崩落に巻き込まれたか、自力で脱出したのかもしれない。どちらかは分からないが、悲惨な最後ではないと思いたいところだ。僕は無線機を切ってロックゲートを後にするのだった。
不明瞭なラジオ信号を辿れ!
最後は不明瞭なラジオ信号を辿る事にした。無線の内容は以下の通りだった。
何だか猫の鳴き声のように「ウニャウニャ」と言いながら、何かを喚くように話していた。本当に人間かな?
発信源を辿ると、オバーランド駅から見て真東に燃え盛っている場所があった。その中心には何とUFOがあったのだ!ほ、本物!?地面には緑色の血が滴っていた。うわ~、多分本物だよ...。コモンウェルスを旅してきて緑色の血を流したのは誰もいなかった。そういう事なのかな?僕達はその血を辿ってそこからすぐ北にある洞窟に向かった。
業魔怪人VSエイリアン
洞窟の内部は靄が掛かっており、何かがいるのは明白だ。そのまま進むと、宇宙服を着たエイリアンと思われる地球外生命体がいた!エイリアンはレーザーピストルのような物で攻撃してきたが、僕は咄嗟に岩場に隠れて躱し、アクセラレーターで撃ち殺したのだった。
エイリアンを殺害後、近くにあった無線機を切りつつ懐を失敬して探ると、かつてダラさんから貰ったハブ・エイリアンブラスターにそっくりの銃を持っていた事に気付いた。名付けるならばエイリアンブラスターピストルと言った具合か?弾薬も持っており、特殊な素材なのでエイリアンブラスター・ラウンドと名付けた。その近くには特殊なクリスタルも落ちており、こちらはエイリアン・クリスタルと名付けた。
それにしても、本当にいたんだ宇宙人。ダラさん含むハボロジストは本物の宇宙船を見つけられなかったが、その信仰は正しかったのかもしれないと僕は思った。ここまで武器が酷似してると彼女の祖先が本物に出会っていたという情報も信憑性が出てくる。彼女達は元気だろうか?またその内にヌカ・ワールドへ様子を見に行くのもいいかもしれない。僕はそう思いつつ、エイリアンのいた洞窟を後にするのだった。
へーゲン砦の給油所を探索せよ!
僕達はその後、へーゲン砦付近を探索することにした。人間の頃はケロッグとの対決やメカニストの謎に迫る為に通り過ぎていただけだったからね。しっかり探索しようと思う。
探索していると、へーゲン砦から見てすぐ北にへーゲン砦の給油所を発見した。レッドロケット・トラックストップと同じ建物だった。特に敵も潜んでおらず、何か問題があるようには見えなかった。僕はその時に道具箱からヘアピンを入手した。ロックピックで必要になるからね。こうして僕達は、へーゲン砦の給油所を後にするのだった。
ボストン市長用シェルターを探索せよ!
僕達は周辺を探索中に、へーゲン砦から見て南西にボストン市長用シェルターと呼ばれる場所を発見した。戦前当時の市長専用シェルターかぁ...。市長の名前は確か、ヒルデンブランドだったかな?
僕達は近くの作業室に向かい、ターミナルを発見した。それを覗くと、遠隔ドア操作の項目があったので押した。それからシェルターに入ろうとしたが、白骨死体が沢山ある事に気付いた。入れてもらおうと駆け込んだ人達だろう。多分暴徒化していたかもしれない。軍人関係の白骨死体もあった。僕は彼等に哀悼の意を表しつつ、シェルターに入った。
シェルターに入ってからもかなりの数の白骨死体を目撃した。この様子は尋常じゃない。外の惨状といい、暴徒とここの護衛と思われるアメリカ軍人との殺し合いでもあったのだろうか?
理由は分からないが思案しつつセキュリティドアを通り、エレベーターに乗って6階に到着した。道なりに進むとターミナルがあった。それを覗くと、データベースのネットワーク:オフラインの項目やセキュリティドアコントロールの項目があった。
最初はデータベースのネットワーク:オフラインの項目だ。データベース・ネットワークへのアクセスには、許可が必要ですとあり、読む事は出来なかった。
最後はセキュリティドアコントロールの項目だ。それを押すとセキュリティが開き、そこにはRADアウェイやRADーX、弾薬ボックス二は308口径弾、ダッフルバックには308口径弾や45口径弾があったので纏めて入手した。
そのまま道なりに進んでいく。アメリカ軍人の白骨死体からはステルスボーイを入手。その後、また進むといくつかの部屋を見つけた。
資材置き場では爆発ボックスからフラググレネードや火炎ビン、冷却地雷を入手。ヒルデンブランドの私室ではスチーマー・トランクがあったのでキャップや44口径弾を入手。その隣には金庫があったのでロックピックで開錠すると、RADアウェイやRAD-X,スティムパックやキャップ等を入手。
それと個人用バスルームで奇妙な白骨死体を発見した。ビール瓶が散乱し、ラジオを抱えたまま死んだと思われる白骨死体だ。自殺だろうか?ラジオを起動したまま湯船に浸かって感電死...。何があったんだろう?そう思っていると、トイレのフタの上にボストンシェルター:市長、別れの挨拶という題名のホロテープを発見した。
再生してみると、こんな風に終わらせるしかない事をヒルデンブランドは謝罪した。子供達が安全に暮らせる場所を築こうとしたと言った。家族を愛しているし、子供達が一番だというのは知っているだろうと。あの子達の為なら何だってする。税金の使い道だって操作するのだと。暴徒が突入してきて、階下に到着するのも時間の問題だと言った。
家族を守る最後の手段として、自分自身を差し出す事を彼は決断した。自分の死体を差し出して、臆病者として死んだと言ってほしいと妻に言付けようとしたようだ。そうすればそっとしておいてくれるかもしれないからだと。鍵は金庫に入れて、名前は忘れたが係員の一人に預けておいたそうだ。これでさようならであり、妻と子供達を本当に愛していると言って録音は終っていた。
感電死による自殺は自分自身を差し出すためだったのか。暴徒に殺されるような税金の使い方をしたヒルデンブランドは確かに悪いが、妻と子供達を本当に愛していたのは伝わってきた。僕は彼に哀悼の意を表した。
その他には護衛の寝室に向かった。そこには高度なロックが掛かったターミナルがあった。これは僕にはハッキングが無理だったので諦めた。その際にドレッサーにボストン市長用シェルターの浴室の鍵を発見した。さっきはロックピックで開けてしまった。ちょっともったいない事したかな?机の上も確認すると、ボストンシェルター:ガードアップデートという題名のホロテープを発見した。
再生してみると、男性の護衛が昨夜バスルームで市長を見つけたと言った。奥さんにあんな姿を見せたくなかったから、見つかる前にドアをロックしておいたと言った。すぐに戻るから心配しないようにと彼女に言って、子供達をジムの物置に連れて行って、そこで待つように伝えたらしい。状況は手に負えなくなってきており、頭数でも負けている。大混乱に陥るのは時間の問題だろうと嘆き、録音は終了した。
ヒルデンブランドの遺言を知る由もなかったので実行出来ず、護衛は善意で市長の遺体を差し出す事を不可能にしてしまった事になる。その関係もあってか暴徒が攻め込んでしまったという結末になるのだろうか?何というべきか、市長は自分の死体を差し出す事は護衛には伝えても良かったのではないかと僕は思った。そうすれば、覚悟の自殺を無駄にしなくて済んだかもしれない...。
またヒルデンブランドの家族の部屋に行くと、ベットの近くにはMr.ガッツィーの模型キットがあった。小休止として僕は組み立てる事にした。X6はまたかと呆れた様子だ。ごめんね、こういうのに弱いんだ...。
X6「こういうのに本当に弱いですよね。ご主人様...」
パーマー「ごめん。何となく作りたくなっちゃうんだよね...」
天井からデスクローが降ってきた!
そして、最深部に到着すると、そこはホロテープで言及されていたジムがあった。その証拠に球技関連の道具はしっかり揃っていた。X6はこの場所を闘技場のように見えると言ったり、あの輪っかが何のために使うか分からない様子だった。バスケットゴールの事を言っているのだろう。まぁ、僕もスポーツは詳しくないんだけどね。
X6「闘技場のように見えますが、あの輪っかをどのように使うのか分かりません」
パーマー「ここはジムという場所で、スポーツをしていい場所なんだ。あの輪っかはそこにあるバスケットボールを入れて得点を入れて競い合うためのバスケットゴールだよ。まぁ、僕もスポーツには詳しくないんだけどね」
それを話していると、CWトルーパーが何人か現れた。へーゲン砦周辺にも展開していたから治安維持でここにもパトロールの規模を広げたのだろうか?その話は僕は聞いてないけど、常時見れないのでありがたいと思う。
さらに奥に進むとバラモンの死体があった。どうして戦前のシェルターにバラモンの死体がと思ったが、その答えは天井にあった。そこには穴が開いており、そこからデスクローが降ってきたのだ!
流石にこれには驚いた。僕達は咄嗟に反撃し、CWトルーパー達も加勢してブラステックで援護射撃した。最期は僕のアクセラレーターで頭部に掃射して殺した。
これでボストン市長用シェルターの安全は確保した形になる。皆無事で何よりだ。
デスクロー討伐後、バラモンの死体の近くに護衛の白骨死体を見つけた。近くには弾薬ボックスがあったので開けてみると、フュージョン・コアが4つあったので入手した。何かと必要になるからね。ヌカ・ランチャーも近くにあった。入手はするけど使うかは未定だ。僕はこういう武器は昔から苦手だ。
少し戻って発電所のような場所に行くと、ミニ・ニュークやジェネレーターにはフュージョン・コアが1つずつあった。前者は先程のヌカ・ランチャーと同様に使う予定はないが、後者は使い道は多いのでいくらあってもいい。
フュージョン・コアを抜き取った後、女性の白骨死体を発見した。椅子の上にはボストンシェルター:どこにいる?という題名のホロテープがあった。
再生してみると、この白骨死体はヒルデンブランドの妻本人であり、夫はどこにいるのかと不安で仕方がない様子だ。ジムの近くの安全な場所に子供達を連れて行くように言われたが大丈夫かと尋ねた。子供達が怖がっていると言った。これは全部私の所為で、最悪の事態に備えるためにこれが必要と説得したからだと。それでこんな事になったと自分を責めた。
戻ってきたらとその先を言おうとしたが、下の子がお腹を空かせたようだ。その子を静かにさせた後、怖くないから泣かないでと言った。ママはここにいるからと落ち着かせた。その後は話の続きとして、ここを出ようと言った。この場所は必要ないから引き渡すべきだと。最後には夫に愛しているからまたねと告げてその録音は終了した。
彼女もまたヒルデンブランドと子供達を愛していた。やり方は間違えたが、こんな死に方をしなくても良かったのではないかと思った。子供達も恐らく悲惨な最期を遂げてしまったのだと想像出来る。僕は哀悼の意を表した。
僕達は脱出手段として、ジムから少し戻った道の2階にパイプを利用した通路があるのを発見した。スイッチを押しても押さなくても自力でハッチが開く位の軽さだった。もしかしたら暴徒達はここからも侵入したかもしれない。その証拠に白骨遺体も何人分かあったからだ。CWトルーパー達もここを利用していた様子だけどね...。
道なりに進んで反対側の行き止まりにはボトルキャップ地雷があった。CWトルーパー達の強度は知っているが、用心に越した事はないので入手して解除した。そして、僕達はボストン市長用シェルターを後にするのだった。
中継タワー0BB-915を探索せよ!
ボストン市長用シェルターを探索後、僕達は中継タワー0BBー915へと向かった。これはへーゲン砦の給油所から見て北西にあった。そこに行く途中にワイルド・モングレルの群れに襲われたが返り討ちにした。
僕は中継ターミナルを使い、アンテナを伸ばす項目があったのでそれを押した。すると、いつも通りにPip‐Boyがいくつかの通信を受信した。レイダーの無線信号や救難信号、民間警告システム放送という題名の通信だ。一番最初の分はまるっきり罠かなとは思う。1つずつ確認しようと思う。
レイダーの無線信号を辿れ!
最初にレイダーの無線信号を辿る事にした。無線の内容は以下の通りだった。
男性のレイダーのようで、薬を買いたい奴はいるか?なら俺の所に来いという謳い文句から始まった。旗の立った3本の木の場所で待っていれば損はさせないと言った。薬をキメれば、頭が吹っ飛んでグルグル回ること間違いなしだと締めくくってあった。薬で釣って油断したところを襲うって寸法だろうか?急いで止めねばならない。
発信源を辿ると、中継タワー0BBー915から見て南西に墜落した飛行機の一部がバラバラに散らばっている場所に到着した。罠として仕掛けられたフラグ地雷を警戒して進むと、飛行機の部品を使ったと思われる悪趣味な落書きをした小屋を発見した。その小屋にはレイダーの男性がいた。彼は僕を見るなりパイプピストルで攻撃してきたが、X6がすぐさまヴェノムガンで撃ち殺してくれた。
小屋のすぐ近くの茂みの中にバンカーに行くための落とし戸があった。そこに降りると、クーラーボックスの中にはスイカやヌカ・チェリー、RAD-Xがあったので入手した。机にはジェットがあったが、いらないので放置した。無線機は切ってレイダーの小屋を後にした。