そして、僕達はそのまま監督官の部屋を目指して進む。最深部にてようやく監督官の部屋に到着したが、そこにはガンナーとリーダーであるガンナー・コマンダーがいた。もうここの2人しかいないようだ。僕はアクセラレーターで、X6はヴェノムガンで返り討ちにした。
こうしてVault75のガンナーは全滅した事になる。後は監督官のターミナルを覗いて事の顛末を知るだけだった。
Vault75崩壊の真実を探れ!
早速監督官のターミナルを覗いた。その中には作業の手順マニュアルの項目や監督官のログの項目、Vault75の状況の項目や遠隔ドア操作の項目やロック管理の項目があった。
最初は作業の手順マニュアルの項目だ。その中には住人入場の項目や家族の規定の項目、職員の役割の項目や監督官の命令の項目、毎年の入れ替えの手順の項目があった。
とりあえず最初は住人入場の項目だ。人事幹部は、住民の収容と基本支持に従った衛生管理と検査に任務が与えられるとあった。調査スタッフが必要に応じて補助をするが、それ以外は自分の棟に留まること。17歳以上の成人は隔離され、セキュリティ主任によって排除されるとなっていた。17歳以下の子供は直接大広間に連れて行かれる。監督官は子供達に世話用ロボットと睡眠用施設を紹介すること。調査は入居から2週目までは始まらない。毎晩お話をする時間に参加することを勧めるとあった。
17歳以上の子供はセキュリティ主任によって排除され、17歳以下の子供はゆっくり洗脳していく算段か...。
次は家族の規定の項目だ。Vault75はモールデン軍区に建設されたとあり、5歳から16歳の子供がいる家族は、補助金が出るVaultプログラムに参加する事を勧められてきたようだ。危機的状況に参加出来ると報告した住民の数は最大値まで増加したとある。必要とされる場合には、実験対象の候補者が仕切られた区域にいる家族とともにいること。大人達が被験者と一緒に大広間に行ける事が望ましいとあった。彼等被験者は、総人口には含まれないのだそうだ。勾留の初期には、不満が出る事があるので指示が必要な場合は、Vault‐Tecの育児時の慰めの手順(VTOEG sec 127.1)を参照することとなっていた。補助金で釣って家族を上手い具合に言いくるめて騙していたんだなぁ...。
その次は職員の役割の項目だ。従業員とセキュリティ職員はVault75に配属され、業務マニュアルに記された基本指示が与えられるとなっていた。調査部門の従業員は指定された棟から出ず、特別な場合を除き、住民と実際に接触する事を避けること。調査部門の新人従業員は、監督官の判断でVault居住者から年ごとに選ばれるとのこと。選ばれた新人従業員は、住民には「Vaultを去った」と説明されるとなっていた。馴れ合いをさせず、新人は子供達の中から選んで徴用するといった具合か。
更に次は監督官の命令の項目だ。それは6つの命令が記されていた。1.18歳以上の住民は、毎年総人口から排除される。2.遺伝子的に有望な兆しがある住民は、ゲノム採取と再統合のために保護される。3.遺伝子的には平均的だが高い知性と従順さを持った住民は、監督官の判断で調査スタッフに雇われる場合がある。4.その他の排除される住民は廃棄処分とされる。5.住民の総人口を一定に保つため、代わりの胎芽を培養すること。6.Vault75は、Vault‐Tecから警報解除の知らせが届くまで封鎖される。ゲノム研究の為にどれだけ多くの子供が殺されたのだろう...。
最後は毎年の入れ替えの手順の項目だ。最初の受け入れから1年が経ち、18歳以上の子供は総人口から排除しなければならないとされる。これは毎年恒例の処置で、監督官と主席科学者が日程を決定するようだ。この“卒業”をVault75内部での大事な恒例行事として扱う事を勧めるとなっていた。適切な式典を考慮し、監督官の手によって執り行うようにとのこと。
同時に主要居住区域から1人ずつ退去させる。総人口から排除されたら、総合的に「最高」もしくは「優秀」と評価された者はゲノム研究所に案内され、手続きをする。知性の面で(総合的ではなく)「最高」もしくは「優秀」と評価された者は、監督官と主席科学者の判断で、調査スタッフの監督官の仕事を依頼されるとなっているようだ。その他の者は機密の作業書類に掛かれたように、廃棄処理されるとなっていた。最高若しくは優秀以外の子供は廃棄処分か...。何てことを...。
その後は監督官のログの項目だ。その中には新しい研究者の項目や託児所の定員の問題の項目、保管庫の火災の項目があった。
最初は新しい研究者の項目だ。化学部門の新人が心配だと零しており、彼には簡単な観察の仕事が与えられ、彼が知る実験対象の手続きが終わるまで詳細に監視される予定だそうだ。これまで何度もやってきた事だが、今回は何か嫌な感じがするとあった。止めようと自分に言い聞かせるべきか分からないと胸中を明かしていた。良心の呵責に苛まれたのだろうか?そうであってほしいが...。
次は託児所の定員の問題の項目だ。託児所の定員数が問題になっており、IVFSは既に満員だそうだ。この状態で新しい住民を受け入れればどうなるか分からないとなっていた。次の入れ替えまで待つべきだと考えたらしい。主席科学者と話し合う必要が出てきたようだった。住民の人数でほぼ飽和状態になっているのかもしれない。それで頭を抱えているのだろうと僕は思った。
最後は保管庫の火災の項目だ。どうやら配線に問題があった所為で、保管庫で火災が起きたらしい。ハードウェアをいくつか失って、修理は不可能でないにしても難しいらしい。科学部門は歴史的な調査データを大量に失ったが、若いスタッフがコピーしたデータの差し替えを始めたとのこと。火災が酷くなって、鍵がいくつか壊れたとある。心配だったが、結果的にそれに助けられたようだ。近くにいた科学部門のスタッフが中に入り込んで、急いで火を消した。もし鍵が壊れていなかったら、自分か科学者の誰かがマニュアル操作でドアを開ける必要があったと締めくくってあった。
配線による火災トラブルか...。僕達ネオ・インスティチュートも気を付けないとだね。配線のし過ぎは良くない...。
そして、最後はVault75の状況の項目だ。ゲノム保存:オンライン。調査:##日間反応なし。発電機アレイ:オンライン/異常なし。居住区の空室:100%。調査の空室:100%。今までのターミナルを読んだ限りだと、やはり、反乱が起きたと思うのが妥当だろうか?子供達が何人生き残ってVault75を脱出出来ただろうか?情報はここまでなので憶測でしか語れないのが残念だ...。
残りは遠隔ドア操作の項目やロック管理の項目だ。遠隔ドアの項目でドアのロックを解除すると、監督官の個室が開いた。そこにはスチーマー・トランクがあり、キャップや38口径弾などがあった。床には監督官の金庫の鍵があった。残りのロック管理の項目でロックを解除したら、監督官のターミナルの右下にある金庫が開いた。そこには44口径弾や38口径弾があった。しかし、僕はどちらも取らなかった。B.O.Sにはガンナー討伐とターミナルを調べるだけだと取り決めたからね。それを反故にする訳にはいかないのだ。
僕達は探索が終了した事をB.O.Sに告げてその場を去った。結局何でガンナーがここに潜伏していたのかは謎だが、籠城するにはもってこいだったのかもしれない。Vault75の実態もターミナルを閲覧して分かった事だが、最高か優秀の子供達のゲノムを採取してそれを再統合する研究をしていたのだ。その過程で大勢の子供が殺されたのだと分かった。
でも、僕は非難する資格は無い。ショーン君とインスティチュートを護る為にかつての悪行に目を瞑り、僕も彼等の任務に従事して多くの罪を重ねた...。それだけに僕はVault75は責められないし、罰する意義さえ持ち合わせてはいない。
消えぬ罪を抱えたままではあるが、これからもコモンウェルスの人々を護り、ウェイストランドを生き抜いていくつもりだ。自分の罪に見合うだけの貢献を果たし続けていくためにも...。
フォー・リーフ・プラントを攻略せよ!
Vault75を去った後、安全保持局から新たな通信が入った。今度はフェラル・グールの住処を特定したのだという。その数は5つ分。貢献を果たし、コモンウェルスを平穏にしていくためにも頑張らなければならない。
1つ目はフォー・リーフ・プラントという名前の魚の加工工場だった。それはグインネット醸造所から見て北にあった。初めて聞く工場名だなぁ。まぁ、僕は戦前は食品加工工場の名前とか特に気にしてなかったから知らなかっただけだろうけどね...。
外周にはフェラル・グールやフェラル・グール・リーヴァ―がおり、襲い掛かってきたが僕達は返り討ちして全滅させた。所々に回収型トリップワイヤーがあり、何らかの装置の役割を果たしていた。しかし、それは分からなかった。
その関係の情報があるか調べるためにフォー・リーフ・プラント内部に入ると、またしてもフェラル・グールやフェラル・グール・リーヴァ―、それと焦げたフェラル・グールが襲い掛かってきた。それ等もきちんと返り討ちにして進んだが、情報は見つからない。ターミナルを発見したが、それを覗いてもセキュリティドアコントロールの項目とプロテクトロンコントロールの項目しか無かった。それ以外はスチーマー・トランクがあったので、その中から50口径弾や308口径弾を入手した。
何だかモヤモヤが残るが、フェラル・グールの群れはきっちり全滅させたのでよしとしようと思う。それよりも他の場所のフェラル・グール討伐を優先せねばならない。ここの謎はそこまで重要じゃないからね。
フィドラーズ・グリーン・トレーラー・エステートを攻略せよ!
2つ目はフィドラーズ・グリーン・トレーラー・エステートと呼ばれる場所だ。それはヘ―ゲン砦から見て北東にあった。知らなかったし初めて来た場所だが、見た感じは賃貸トレーラーハウスの集合住宅地といったところだと思う。そこにはいつものフェラル・グールの他にフェラル・グール・ローマ―がいた。僕はアクセラレーターで、X6はヴェノムガンで殺していった。
全滅を確認後、フィドラーズ・グリーン・トレーラー・エステートの探索に入った。もう夜だったからここで休むためにも危険が無いか調べつつ、何か入手出来る物があるかもしれないと思ったのだ。探索の最中に見つけたスチーマー・トランクの中からガンマ弾や50口径弾、ショットガンシェルを入手した。賃貸オフィスと思われる場所からはターミナルが置いてあり、それを使って金庫のロックを解除するとフィドラーズ・グリーンのトレーラーの鍵を入手した。
その後、僕は懐かしい物を見つけた。新しいリスの童話を録音したホロテープだ。僕がこの話を知ったのは幼少期の時で、母が読み聞かせくれたのだ。随分前の話なので、大分忘れていたが教訓のある話だったと思う。懐かしいので聞いてみよう。どうやらホロテープのデータは3つに分割されているらしい。
テープ1はプール南側の建物に入った所のテーブルの上にあった。テープ1を再生する。
新しいリスの童話のホロテープの読み聞かせはストーリータイム・サイモンという名前の男性が語り手となって聞かせてくれるようだ。物語を語るのが大好きとのこと。
あるところにリッキーという若いリスがいた。リッキーは公園にある、大きなオークの木の中に住んでいた。リッキーは茶色いリスで、その木の中には茶色いリスの友達や家族も一緒に住んでいた。リッキーは毎日,木のてっぺんまで登って辺りを見渡し、他の木にはどんなリスが住んでいるんだろう、と不思議に思っていた。
年上のリス達が他の木には泥棒リスと嘘吐きリスが住んでいると教えてくれた。絶対に信用してはならないと。リッキーは反抗的な心の持ち主だったので、人から聞いた話だけで自分の意見を決めたりはしなかった。
テープ2はプール南西の錆びた色のトレーラーの中にあった。テープ2を再生する。
ある夜、リッキーはオークの木の下に赤いリスが現れて、リッキーとその家族を起こした。赤いリスは助けを求めた。「迷子になってしまって行く所がない」のだと。エルダー達は赤いリスをすぐに追い出そうとしたが、リッキーは急いで木の幹を降り、その赤いリスと共に立った。
そして、年上のリス達に叫ぶ。「どうして追い返すの?他の木のリスだから?困っているのに」と。赤いリスは味方をしてくれてありがとうとリッキーにお礼を言った。それと赤いリスはこうも言った。「後悔はさせないよ」と。
テープ3はプール南東の錆びた色のトレーラーの冷蔵庫だった。テープ3を再生する。
明日はお互いの事を教え合って親友になろう!とリッキーは赤いリスに言った。だが、赤いリスは何か音を立てた。リッキーはそれを「いいよ」という意味だと受け取った。そして、2人は丸まって寝た。その夜遅く、リッキーはオークの木の葉っぱがカサカサと鳴る音に目を覚ました。辺りを見回すと、赤いリスはいなくなっていた。リッキーは下の景色を見渡すと、沢山の光る目が木の根元に近づいてきた。それは猫だった。
近くの木から声が聞こえたが、それは赤いリスだった。それを「ごめん」と赤いリスは謝った。その理由は「さっきは猫に追われているところだったんだ。自分の木に連れて行くわけにはいかなかった。家族が食べられてしまうからね!」だと弁解した。猫が木を登って来てリッキーの友達や家族を食べ始めた。その間、リッキーは自分のした事を思い返していた。「年上の言う事を信じていればよかった」と。それがリッキーの最後の言葉だった。
...。思ったよりも重い童話だった。母よ、何故故に読み聞かせでこんな重い話を?それを聞いてよく寝れたなぁ~、幼少期の僕よ...。いや、これが戦前のメジャーな童話だったかもしれない。共産主義駆逐の為のね...。
思えば僕も赤いリスかもしれない。共産主義者じゃないけれど、大勢を騙して犠牲にした。リスであるリッキー達の家族や友人のように、B.O.Sやレールロード、かつて一緒に旅した仲間達やコモンウェルスの人々全てに対して...。コミュニティに潜む裏切り者や敵対者そのものだったんだ...。それは僕の死後も消える事のない悪行だろう...。
気を取り直して探索を続けよう。フィドラーズ・グリーンのトレーラーの鍵を使える場所を見つけたので、そこに入るとパワーアーマーのTー45があった。だが、それは頭部と左腕が錆びており、右腕と両足はフレームが剥き出しだった。だけど使えない事はない。折角だし貰っていこう。こうして僕達は一晩休んだ後、フィドラーズ・グリーン・トレーラー・エステートを後にするのだった。
マス・パイク・トンネルを攻略せよ!
3つ目はマス・パイク・トンネルだ。戦前は鉄道が敷かれており、非常に長いトンネルで有名だった。僕も何度か利用した経験があるが、確かに長かった。そこに行くと、戦前の頃と変わって崩落しておりパワーアーマー装着中もあって一苦労だった。だが、フェラル・グールが待ってくれる事はない。僕達の姿を見るなり襲い掛かってきたので、しっかり返り討ちにして進んだ。
マス・パイク・トンネル内部に入った。位置的にはマス・パイク・トンネル西に当たる。当然そこにもフェラル・グールがいたし、光し者もいた。僕はアクセラレーターやプラズマ・グレネード、X6はヴェノムガンで殺していった。
その後、僕達はマス・パイク・トンネル東に到着した。そこにはフェラル・グールもいたが数が少なく、代わりにレイダーが多く潜伏していた。ここで会ったが百年目。例によって殺して進んでいく。役目はしっかりと果さないとだからね。
ユーティリティ・トンネルを攻略せよ!
フェラル・グールを全滅させた後は脱出するだけとなった。道なりに進むとユーティリティ・トンネルに到着した。そこにはモールラットや発光モールラット、ラッドローチや発光ラッドローチがいた。襲い掛かってきたので返り討ちにして進むと、発電機を発見した。そこからフュージョン・コアを抜いて入手した。多くあってもパワーアーマーに必要だからどれだけあってもいいよね。
そして、地上への出るとまたモールラットが襲い掛かってきたので返り討ちにした。その後、かんぬきを外して外に出るとラッドスタッグがいた。攻撃される前に速攻で撃ち殺したのでダメージを受けずに終わった。そして、僕達はマス・パイク・トンネルとユーティリティ・トンネルを後にするのだった。
ゴルスキーの小屋を攻略せよ!
4つ目はゴルスキーの小屋と呼ばれる場所だ。それはアバナシー・ファームから見て南東にあるようだ。安全保持局の情報によれば、そこはウェィン・ゴルスキーという名前の男性が住んでいたらしい。彼含めた5人家族で暮していたとのこと。そこに向かうと、フェラル・グールが3体襲い掛かってきた。僕はアクセラレーター、X6はヴェノムガンで撃ち殺していき、家の中にフェラル・グール1体いたので僕が撃ち殺した。
人数的にも合致するのでゴルスキーの家族だろうか?それともいなくなってからフェラル・グールが住み着いたのか?少し探索してみると、地下食料保管室に降りるための落とし戸を見つけた。僕達はそれを開けて降りるのだった。
地下食料保管室に降りると、そこは生活用品等が散乱しており、食料は見当たらなかった。フェラル化する前に食べきったのかな?そのまま進んでいくとPip-Boyのガイガーカウンターが鳴り出した。それは最深部の部屋から検知されていた。開けてみると、そこには1体のフェラル・グールがいた。ウェィン・ゴルスキーその人と思われる。彼もフェラル化していたのだ。僕はアクセラレーターで素早く撃ち殺した。これ以上フェラル・グールとして暴れず、犠牲者が出ないようにするために。
ウェイン・ゴルスキーを殺した後、X6は何かを見つけた。それはミニ・ニュークの製造現場だった!ミニ・ニューク半球コアやミニ・ニューク起動シェル、ミニ・ニューク・ベリリウムキャップ等だ。軍隊でもないのに個人で作成しようとしたの!?しかも放射能バレルがすぐ近くに3つ位はある。もしかして核物質の管理に失敗して、放射能が漏れてフェラル化しちゃったんだろうか?そうとしか思えない。僕達は揃って呆れるしかなかった...。
X6「誰もこのような物を完成させていない事を、確認するべきです」
パーマー「...そうだよねぇ...」
その後、僕達はウェインのターミナルを発見した。それを覗くと、意思表明の項目があった。
読んでみると、最初で最後のエントリーと前置きし、自分は自由な思考を持つ、かつて偉大だったアメリカ合衆国の国民だと主張した。政府は国民を洗脳するために、我が家の前の芝生に“電気塔”のような装置を設置したと。黙って見ているつもりはなく、どんな手を使ってでもこの洗脳装置を破壊すると誓うとあった。焼夷弾の製作も開始したとあり、もしこれが読まれているなら、今頃殺されているか、政府の尋問キャンプに拘留されているだろうと予想したようだ。
ニュースは真実を隠し、自分を共産主義者の裏切り者だと決め付ける筈だし、彼等の嘘を信じるなと。全ての真の愛国者達に、自分のやった事を伝えてほしいとあり、自由意思に基づいて祖国のためにやった事だと。
う~ん...でも、あれはただの鉄塔だよね?普通に電気を通すための。被害妄想が拗れて過激な行動をとるようになったのかな?焼夷弾と言ってもあれはミニ・ニュークだし、まさかヌカ・ランチャーを使うつもりだったのかな?家族もそれに付き合わされる内にフェラル化したかもしれないと思うと、不憫でしょうがない。勘違いというか被害妄想で凶行に及ぼうとしたウェイン・ゴルスキーとそれに付き合わされた家族に哀悼の意を表し、僕達はゴルスキーの小屋を後にするのだった。
ホープスマーチ・ペンテコステ派教会を攻略せよ!
最後の5つ目はホープスマーチ・ペンテコステ派教会と呼ばれる場所だ。それはVault95から見て南西にあった。そこは土砂と瓦礫で入り口が埋まっており、屋上の穴から入り込んで行くしか方法が無かった。僕もX6注意して降りると、フェラル・グールの他にフェラル・グール・ローマ―やフェラル・グール・リーヴァ―、焦げたフェラル・グールがいた。ここの信者だった人々だろうか?大勢で襲い掛かってきたが、僕達は落ち着いて返り討ちにしていった。
その後、礼拝堂の奥にバスがめり込んでいるのを目撃した。核ミサイルの爆破の余波で教会にぶつかったのだろう。そうなると先程のフェラル・グールは信者達の他にバスの乗客もいたかもしれない。そして、スチーマー・トランクがあったのでその中から10㎜弾や5.56口径弾、スーツケースからはヘアピンがあったのでそれ等を入手した。
次は2階へ上がった。壊れたターミナルの近くには公務という題名のメモがあった。読んでみると、Mrs.クラインという名前の女性がMrs.ハートという名前の女性に宛てた内容だった。今夜の礼拝は欠席するので、もし何らかの理由で使う必要がある時のために、貴女の後ろの信者席の下に金庫の鍵を隠したそうだ。今夜の事務を担当してくれてありがとう。鍵は持っておき、次の水曜日に受け取ると取り決め、最後に本当にありがとうと書き綴ってあった。
信者席は壊れたターミナルのすぐ近くにあった。その下には確かに金庫の鍵があった。それから金庫のある場所まで行き、金庫の鍵を使って開けると38口径弾や50口径弾、パイプピストルや戦前のお金で12ドルがあった。教会に武器があるなんてね...。異教徒と対立でもしてたのかな?まぁ、今となってはそれも分からない。僕は弾薬と戦前のお金だけ取って、ホープスマーチ・ペンテコステ派教会を後にするのだった。
輝きの海探索に向けて準備せよ!
ホープスマーチ・ペンテコステ派教会でフェラル・グールを討伐した後、僕達は一旦サンクチュアリヒルズに戻った。安全保持局からの情報で今分かっているレイダーやガンナー、スーパーミュータントやフェラル・グールの討伐は済んだが、まだ未探索の場所がある。それは輝きの海だ。
あそこは死の世界だが、あそこに潜伏する怪物達の討伐は全くしていなかったのだ。コモンウェルスでの治安維持やパトロールの一端の区切りがついたし、ファー・ハーバーも時間を掛けて探索や治安維持を行った今こそやらねばならない。あの教会だけでも結構な数のフェラル・グールがいた事がその証左だからだ。
そのために僕達はサンクチュアリヒルズに保管してあるパワーアーマーを使う事にした。改造人間やコーサーの機動力があっても、輝きの海ではそれを上回る環境と敵の数が多いことが予測されるからだ。防御力に主軸を置く事で生存率を高め、戦いやすくするためにも。改造時にはネオ・インスティチュートからアドバンスシステム部のロザリンドさんから助力してもらった。
最初はX6のパワーアーマーとして、マスベイ医療センターで入手したX-01型パワーアーマーを改造する事にした。
塗装はインスティチュートを象徴する白にした。この塗装をするデータを受け取った時、ロザリンドさんは「使ったら知性が増加するわよ」と言っていたのを思い出した。本当かなぁ~?
頭部にはオプションで内部データベースを装備した。これもロザリンドさんは知性が増加するらしい。X6 には相性が良いと思うから大丈夫と思うけど、本当に増加するかなぁ?それとヘッドランプはブライトにした。
両脚はキネティック・サーボのままにした。X6の体力なら問題ないと考えたからだ。
両腕にはオプションでテスラ・ブレイサーを装備した。素手攻撃の時にエネルギーダメージを増加させるそうだ。近接戦で役に立つと思う。
胴体にはオプションでジェットパックを装備した。内蔵されたジェット推進機で崖や建物の高い所にも行きやすくなるからだ。
これでX6 の分の改造は終了した。次は僕の分だ。X6 と同じX-01型パワーアーマーだが、ヌカ・ワールドで入手したクアンタムカラーの分だ。
全身はMk.Ⅵにした。ダメージ耐性とエネルギー耐性を増加させるためだ。これで過酷な輝きの海でもやっていけると思う。
頭部はX6にも装備させた内部データベースを僕も装備した。その能力を知らないのに彼だけに付けるのもいけないからね。ヘッドランプはパープルにした。
両脚はオプションで衝撃補正機能を装備した。ロザリンドさんが言うには総重量が増加するのだとか。一度行けばなかなか帰れないから荷物もかさばって大変だからね。入れておいて損はないからね。
両腕には同じくオプションでテスラ・ブレイサーを装備した。片方がその機能が使えなくなっても、もう片方がカバー出来るようにした方がいいかなと思ったからだ。
胴体には同じくオプションでジェットパックを装備した。こっちも同じようにしとかないとはぐれてしまう可能性があるからね。
さぁ、これで準備は整った。輝きの海に向けて出発だ!