Fallout4(フォールアウト4)パトロール編 第14話 本物は続ける、続ければ本物になる | TES&fallout forever

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 ユニバーシティ・ポイントの探索を終えた僕達は、イーグレット・ツアー・マリーナに向かった。フィリスさんの落ち着きを取り戻した頃合いだと考えたからだ。インフラ整備や防御力を行う事を話したら、彼女は快く了承してくれた。僕達がインスティチュートであるにも関わらずである。彼女のトラウマ的にも相容れない筈なのにだ...。本当に感謝しかない。

 まずはインフラ整備からだ。ワークショップを起動してバレルやタイヤの山を排除し、電力としてジェネレーター(大)を設置や電動ウォーターポンプを設置した。食糧ではスイカやトウモロコシを植えた。これで生活には困らないだろう。

 防御力強化では改良型アサルトロン・レーザータレットを3門設置した。これで外敵からの心配も減るだろう。

 しっかり居住地支援を行った後、フィリスさんに別れを告げてイーグレット・ツアー・マリーナを後にした。僕達がする事はまだまだこれから沢山あるからだ。

 

ファロンデパートを攻略せよ!

 やる事というのはいつものようにネオ・インスティチュートの通常業務である、コモンウェルスの治安維持活動だ。安全保持局からの情報で5つ分程スーパーミュータントの住処を発見したのでそこを全滅させていくのが目的だ。

 1つ目はファロンデパートだ。ここはハンコックと共にケント救出の為とシンジンのレイダー軍団を壊滅出せる為にミルトン・ジェネラル病院に立ち寄った。その時にスーパーミュータント達が襲い掛かってきたので返り討ちにして以来となる。あの時はケントの保護の為に内部まで探索しなかった。今度は抜かりなく全滅させるとしよう。

 ファロンデパート内部に入り、僕はステルスフィールドを起動、X6は隠密行動で移動した。彼はその時エスカレーターを見て、ネオ・インスティチュートに設置すべきだと言った。戦前あったあれは何気に便利だからね。まぁそれいずれ導入するという話として、今はスーパーミュータント討伐に専念しよう。

 僕達は隠密で進んでいき、スーパーミュータント達に奇襲攻撃を行った。彼等は驚きつつも反撃に転じた。スーパースレッジやアサルトライフルで攻撃したりミュータントハウンドを嗾けつつも、僕達はデパート内の遮蔽物を利用して躱し、順調に殺していった。

 しかし、戦闘中にあるスーパーミュータントは「人間は愚かで凄く弱い」と言い放った。僕はそれを言い返せなかった。

 

 スーパーミュータント「お前達人間は!愚かで!凄く弱い!」

 X6「相手はスーパーミュータントです。妄言に過ぎません!」

 パーマー「...いや、何も間違ってないよX6。彼等の言う事は真実だ...」

  

 そもそもスーパーミュータントがコモンウェルスに大勢出現する事になったのはインスティチュートにある。僕はそれを秘匿されたFEV研究室で知った。悲惨な被験者の死体、何らかの溶液を満たされ標本化されたスーパーミュータント、それを隠蔽し続けたファーザーことショーン君...。この罪は僕達にある。逃れられはしない。そのツケを支払うためにもこの戦いを誰かに丸投げなど出来ない。きちんと自分達で始末を付けるしかないのだ。たとえその過程で僕が死ぬことになったとしてもだ。

 僕は改めて自分とネオ・インスティチュートの使命と再確認し、引き続きスーパーミュータント討伐を続行した。僕はアクセラレーターやプラズマ・グレネード、X6はヴェノムガンで殺していった。

 その後、リーダー格と思われるミニガンを抱えたスーパーミュータントと対峙した。的確に掃射してくるので、遮蔽物を巧みに利用してアクセラレーター出左腕を吹き飛ばした。痛みに悶えるスーパーミュータントの隙を逃さず、プラズマソードで袈裟斬りして殺した。統制を失ったスーパーミュータント達をしっかり殺していき、地下室に潜んでいたスーパーミュータント達を殺した。これによりファロンデパートに潜んでいたスーパーミュータントは全滅した事になる。

 全滅を確認後、僕はまだ起動しているターミナルがあったのでそれを覗くと、仕事は好き?の項目や在宅勤務?の項目があった。

 最初は仕事は好き?の項目だ。アメリカもあなたも頑張っており、職場の快適さを家に持ち込んでみてはいかがでしょうか?という謳い文句で始まる。迷う必要はなく、今目の前にあるこの道具をあなたは手に入れる事が出来るから、躊躇わず今すぐ購入するように促した。販売担当に連携して、この美しい道具を家に持ち帰ろうと催促する形で締めくくってあった。何というか若干押し売りっぽい気がしないでもない気がする...。

 次は在宅勤務?の項目だ。勿論違うと前置きしつつ、思いもよらぬ事がオフィスで起きたらどうしますか?という謳い文句で始まる。恐ろしい事だが、そういった事態が起きる可能性があるので、それに対処する方法があり、それはこの道具を今すぐ購入して家に持ち帰るのだという。そうすればオフィスに行けなくなっても家で快適に仕事が出来るので、行動を起こすために今すぐ販売担当に連絡して下さいと締めくくってあった。こちらも何だが押し売りっぽいなぁ...。

 そして、僕達はファロンデパートを後にするのだった。

 

ウエスト・ロックスバリー駅を攻略せよ!

 2つ目はファロンデパートのすぐ近くにあるウエスト・ロックスバリ―駅だ。ここもかつてハンコックと共にスーパーミュータントを返り討ちにした場所だ。しかし、地下鉄までは攻略しなかった。ケント救出が急務だったからね。ここもしっかり抜かりなく全滅させないとね。

 地下鉄に入ると僕達を見つけてスーパーミュータント達は襲い掛かってきた。でも、例によって僕達は殺しつつ先を進んだ。それでも障害はあった。列車が邪魔して先に進めなかったのだ。それは地下鉄に設置されたボタンを押して列車を自走させる事で通り道を作る事で何とかなった。

 ボタンでとはいえ、自走出来る列車がまだあったのは驚きだ。ヌカ・ワールド行きの専用列車はあったけど、あれは行き帰りのみの運転しか出来ない。僕達にはテレポーテーションがあるが、コモンウェルスの人々には依然徒歩での移動に限定される。B.O.Sにはベルチバードがあるけれど...。これが普及出来るようにしていければかなり便利になる筈だ。何日もかけて旅をする必要も危険も軽減出来る筈だ。コモンウェルスに平和が齎されたら、列車の普及に乗り出すのもいいかもしれないと僕は思った。

 スーパーミュータントを殺しつつ進むと、残っていたのはミュータントハウンドやラッドローチのみだった。まぁ、これは難なく殺したので安全は確保出来た。それと地下鉄の職員の休憩室を発見し、ターミナルを見つけた。それを覗くと、ターミナルのメンテナンスの項目や職員向けメモの項目があった。

 最初はターミナルのメンテナンスの項目だ。ウエスト・ロックスバリー駅では、10月の間は線路のメンテナンスを受ける予定になっており、1977年11月1日までラッシュアワーには電車の代わりにバスが走る予定で、駅はそれまでの間封鎖されるとあった。歴史ある駅なのだろうか?設備は戦前の頃はそれなりに良かったのかもしれない。

 最後は職員向けメモの項目だ。ウエスト・ロックスバリー駅にモノレールの点検用に、複数のメンテナンスセンターが設置されているとあった。現在のところ仮の施設であり、正式な許可がない限り近づかないようにと命令されてあった。先程のボタンはそういう事か。まぁ、みだりに使われたら困るよね。そして、スーパーミュータント達の全滅を確認後、僕達はウエスト・ロックスバリ―駅を後にした。

 

業魔VSスワン!

 3つ目はスワンの池だ。ここはフリーダムトレイルを歩き、レールロードを探す旅で通り過ぎただけだった。ここの何処にスーパーミュータントがいるのだろうか?この時に情報提供してくれたジャスティンさんは歯切れの悪い対応だった。言いにくい事情があるのだろうか?何となく悪い予感がする...。

 その予感は的中した。スーパーミュータントを探す過程で池の付近を探索すると、その中からスーパーミュータントが、いや、ベヒモスが現れたのだ!通常よりは小さいベヒモスだった。急な事だったので対応が遅れたり、レイダーが現れて火炎ビンをそのベヒモスに投擲したので怒らせて暴れるようになった。僕はX6にレイダーを殺すように命令した。後は僕がベヒモスを相手にする事になる。

 レイダーはベヒモスを火炎ビンで文字通り焚きつけて僕達を殺そうと試みる。ここにベヒモスがいるのを知っていたのだろうか?それは今重要じゃない。X6は冷静にレイダーをヴェノムガンで射殺し、僕はアクセラレーターとプラズマ・グレネードを駆使してベヒモスを追い詰めていく。近接戦に特化していたのか遠距離攻撃は無かったのが幸いだった。最後は池に誘って機動力が落ちたところをアクセラレーターで掃射して殺した。

 そして、僕は懐を知っていして調べると、スワンボートの破片やパワーフィスト:猛烈を持っていた。同じ敵を攻撃すると、ダメージが倍増するらしい。これ等を頂いていこうと思う。

 その次は池から少し離れた場所に放射能バレルがいくつか置いてあるステージを見つけた。そこにはレイダーがいたようだが、白骨死体と化していた。その近くにはレイダーのアドバイスという題名のメモがあった。読んでみると、やはり君達は正気とは思えないという話から始まり、私なら北側に回り込んでステージに突進し、迅速にやれば気付かれる前に防衛物を立てられるだろうと自信ありげに書き綴ってある。そこに身を潜められれば、誰よりも長く持ちこたえるだけの防御となるだろうと。何にせよ、池には近づくなと警告して締めくくってあった。どうやら放射能バレルの所で潜んでいる内に、体を悪くして死んでしまったのかもしれない。

 先程のレイダーはこのメモを読んでいたかもしれない。あのベヒモスには近づかずに火炎ビンで刺激しつつ、僕達を攻撃してきたのだから。何処のレイダーかは殺しても目ぼしい情報がないので分からなかった。

 その後、小屋を発見した。スチーマー・トランクがあり、10㎜弾があったのでそれを入手した。その他にいくつものメモがあった。実験ログJ-32 1日目や実験ログJ-32 6日目、実験ログJ-32 14日目や実験ログJ-32 21日目、スワンのメモという題名のメモが散乱していた。恐らくインスティチュートが昔ここで実験していたのだろうか?だから、ジャスティンさんは歯切れが悪かったのか...。でも、これはマズイでしょ...。インスティチュートがネオ・インスティチュートに組織を刷新しても旧態依然としていると思われても仕方がない。変わるのが難しい証左だね、本当にさ...。まぁ、イライラしても仕方がない。メモを読んで確認するとしよう。

 最初は実験ログJ-32 1日目だ。被験者はエドガー・スワンという名前の男性らしい。タバコを盗んで大事になると心配し、お偉いさん(多分インスティチュートの事だと思う)はこの場所を運営しているが、何でも好きに出来る訳ではないとは分かっているとあった。自分には権利があり、努力が実を結んだと誇っていた。だが、バレた所為なのか謹慎処分となり、1カ月間小屋で過ごすように言われたらしい。毎日何かを書けば、食事と水を提供するのだとか。これで罰のつもりなのかと不信がったが、1日中床を磨くよりもずっとマシだと考えるようになった。ここからどうやってベヒモス化したのだろう?次のも読んでみよう。

 次は実験ログJ-32 6日目だ。また彼等がテストで来た時に、何かおかしいと気付くべきだったとエドガーは後悔したようだ。体中の骨が痛み、四六時中ピリピリし、イライラするとあった。書くのがやっとだが、色んな考えがどんどん浮かんでくるようになったらしい。自分に何をしたのか分らなかったようだが、この時に何らかの方法でFEVウイルスを接種させたのだろうか?

 その次は実験ログJ-32 14日目だ。何というかエドガーの文章の癖が変わった気がする。FEVウイルスの効果だろうか?生理的進化は安定したとあり、医療チームによれば実験開始時から筋肉量が3倍以上になり、神経効率は著しく向上したそうだ。改良型FEVの特定の株は目覚ましい成果を収めているとあった。典型的な副作用を起こさず、期待した効果が出たらしいと書き綴ってある。研究チームに入るための申請は、責任者の承認待ちになっているようだ。まだテストは続くと思うが、近い内に自分の実験を手伝えるようになりたいと締めくくってあった。ショーン君が求めていた治療もこれに含まれていたのだろうか?バージルさん関わっていただろうか?だが、エドガーの現在を知ればこの実験が失敗なのは明白だった。

 更に次は実験ログJ-32 21日目だ。発作が続くようになったとあり、今朝も含め2度目らしく、研究の為に観察ラボに戻るように命じられたようだ。予後は悪く、自分でもそれが分かる程らしい。自分が受けた改良型FEVウイルス株は不安定で、思考能力は2日前にピークに迎え、急速な低下を始めたようだ。発作は始まりに過ぎず、自分も他の皆みたいに「不採用」になるのではないかと不安がった。その不採用がFEV研究室の惨状につながるかもしれないと思うと、僕はとても心苦しかった。あれは控えめに言っても悪魔の所業だ...。インスティチュートに加わる事を決心した時でも、あれは人造人間とのすり替えと同様に受け入れられなかった。

 最後はスワンのメモだ。そこにはただ一言だけ、シンプルな文章があった。「お前はスワンだ」と。ベヒモス化する最中だったのか、凄い筆圧で書き綴ってあり、思考能力の低下もあってか自分の名前以外はあまり覚えていない状況だったかもしれない。殺した事でその苦しみから解放されたと思いたいが、他にもあのFEV研究室の犠牲者が大勢いるので素直に討伐したのは喜べなかった。

 

マスフュージョン廃棄場を攻略せよ!

 4つ目はマスフュージョン廃棄場と呼ばれる場所だ。マス・パイク・インターチェンジから見て南にあるようだ。そこをスーパーミュータント達は住処にしていた。例によって僕達は奇襲を仕掛けて殺していった。いくらこちらが戦力が充実したと言っても、スーパーミュータントの力は侮れない。

 全滅を確認後、ここはワークショップを駆使して居住地として使えないかと考えたが、放射能バレルが大量に不法投棄されておりPip-Boyのガイガーカウンターが警告音を鳴らしていた。流石に止めておこうと僕は思い、マスフュージョン廃棄場を後にするのだった。

 

グインネット・レストランを攻略せよ! 

 最後である5つ目はグインネット・レストランだ。これはグインネット醸造所が近くにあり、ここはニックと共にエディー・ウィンターのホロテープを回収する時に、サウスボストン警察署を訪れた時に近くを通っただけだった。その時はスーパーミュータントが襲い掛かってきたので返り討ちにしたが、ここも内部まで探索しなかった。当時はエディー・ウィンターとの決着が最優先だったからね。

 僕達は内部に侵入し、スーパーミュータント達とミュータントハウンド達に奇襲を仕掛けて殺していく。その後、ターミナルを発見したのでハッキングして覗くと、地酒棟見学ツアーの項目やメイン醸造所見学ツアーの項目、セキュリティドアコントロールの項目があった。

 最初は地酒棟見学ツアーの項目だ。地酒棟の見学ツアーは研修を受けたガイドによって、許可がある限り30分毎に行われるとあった。醸造所の見学にはツアー終了時に提供する季節限定サンプルが含まれるとなっていた。時間は正午から午後8時まで、醸造棟見学ツアーの価格は59ドルだった。時間はまぁ普通として、見学ツアーで59ドルは高いような...。

 次はメイン醸造所見学ツアーの項目だ。メイン醸造所の見学ツアーでは、醸造所の見学、続いて入江に広がるメイン醸造施設を見学出来るとある。見学ツアーは毎週土曜日と日曜日、一部の祝日に行われる。価格には季節限定サンプルとパインドグラスが含まれているとあった。後はそのスケジュールで、午後12時から8時まで2時間刻みで行っていたようだ。

 最後はセキュリティドアコントロールの項目だ。いつものようにロックされたドアの解除の選択をして終わった。

 ロックを解除して先に進もうと思ったが、バーのターミナルを発見した。それを覗くと、内部メモの項目やビールの価格の項目、現在の会計待ちの項目があった。

 最初は内部メモの項目だ。キッチンの壁の穴についての話らしい。従業員に向けて、11月の第1週にキッチンの壁を修復しに業者が来る予定と告知してあった。修理が終わるまでは地酒&季節限定酒棟の見学ツアーのガイドは、お客様にヘルメット等を着用させるようにして下さいと締めくくってあった。とりあえず封鎖しといた方が良くないかな?客に怪我人が出たら危ないよ...。

 次はビールの価格の項目だ。スタンダードと季節限定でのそれぞれの価格が書かれてある。全部載せる意味は無いと思われるのでいくつか抜粋する形で終わろうと思う。パイントはスタンダードで39ドル、季節限定で55ドル。6パックはスタンダードで199ドル、季節限定で249ドル。ケグはスタンダードで535ドル、季節限定で799ドルとなる。お酒は全然飲まなかったけど、これが相場という奴なのかな?お酒よりもヌカ・コーラが大好きだったからなぁ~。分かんないや。

 最現在の会計待ちの項目だ。顧客別現在の注文合計額という計算だった。J・サミュエルズという名前の人物で78ドル、M・マクマードックという名前の人物で24ドルとあった。もしかしてツケ払いという対応だったのだろうか?もしくは月初めか月末の支払いだったのかもしれない。

 そして、ターミナルを見終わったので僕達は生き残っているスーパーミュータント達を殺して、全滅を確認した。だが、最下層で排水溝を発見した。念のためにここに行く事にした。用心に越した事はないからね。

 

グインネット醸造所を攻略せよ!

 排水溝を通るとそこはグインネット醸造所に通じていた。ここは外側しか見た事がなかったが、マイアラークの住処になっているとは思わなかった。マイアラーク幼生も併せて襲い掛かってきたので返り討ちにした。その後、2階まで上がると醸造システムのターミナルを発見した。それを覗くと、システム不調?の項目があった。

 読んでみると、技術者に来てもらうまでの間、とりあえず屋上にあるポッドのメイン制御コンソールを使うしかないと愚痴を零してあった。試せる事は全て試したが、メインOSは正常に動作しているし、有線接続は端から端まで調べて大丈夫だったのに、醸造桶に接続出来ないと不安がった。こういうのは家でプリンターを接続しようとした時以来だと締めくくってあった。システム不調の件は分からないが、僕としては何となく気持ちは分かる。万策尽くしても上手くいかない時は不安になるよね...。

 その他にスチーマー・トランクを発見した。308口径弾や44口径弾、10㎜弾があったので纏めて入手した。

 その後、グインネット醸造所の入り口まで向かったが、ドアは厳重にロックがかかっていた。なのでロックピックで解除して進んだ。そこにはターミナルが2つあり、1つはグインネット・レストランのターミナルと同じ内容でもう1つは醸造所のターミナルでそれを覗くと、出退勤記録の項目や遠隔ドア操作の項目があった。

 最初は出退勤記録の項目だ。読んでみると、従業員ログで破損が検知されましたとあり、読める事は出来なかった。

 最後は遠隔ドア操作の項目だ。これはロックピックでもう解除したので、特に操作はしなかった。

 グインネット・レストランとグインネット醸造所の両方を無事制圧する事が出来たので、僕達はそこを後にするのだった。

 

本物は続ける、続ければ本物になる

 そして、僕達はグインネット・レストラン周辺に潜伏していたフェラル・グールを殺したり、レイダー集団を殺しつつ治安活動を継続していた。そのまま続けていると、海辺に要塞があるのに気が付いた。少し崩壊しているが、とても立派な要塞だった。Pip-Boyで安全保持局に通信を入れて確認を取ると、ここはかつてミニッツメンの拠点である事が分かった。その拠点の名前はキャッスルと呼ばれていたらしい。

 僕達はそこに足を踏み入れると、そこはマイアラークの住処と化していた。マイアラークやマイアラーク幼生、マイアラーク・レイザ―クローやマイアラーク・キルクロ―が大勢襲い掛かってきたのだ。僕は以前バーニーさんから報酬で貰ったリーバⅡで殺していった。威力は中々だが距離を詰められると危険だったので臨機応変にアクセラレーターに持ち替えて殺していった。X6はいつものようにヴェノムガンで殺していった。

 何とかキャッスルの広間まで入れたが、それでもマイアラークの猛攻は続く。マイアラークの卵も多いので、それを注意しつつ僕達は殺していった。

 その次はかつて砲台があった場に潜伏しているマイアラークとマイアラーク幼生を殺していった。こうして、キャッスルにいるマイアラークは全滅したと思ったが、海の方からマイアラーククイーンが現れた。最後のもうひと踏ん張りだ!

 僕達はキャッスルの構造性をフル活用し、X6は1階の石造りの通路、僕は2階での高低差を活用して掃射していった。トドメは僕のリーバⅡでマイアラーククイーンの頭を撃ち抜いて殺した。

 こうして、僕達はマイアラークからキャッスルの開放を成功した。ここでまだ見ていない所の探索やワークショップを駆使して居住地か拠点として利用しようかとも考えたが、それは止めた。ここはミニッツメンの拠点であり聖域だ。それを僕達インスティチュートが好きにしていい所ではない。特に僕みたいな極悪人には...。

 いつか戻ってくるかもしれないミニッツメンの為にそのままにしておくべきだ。彼等の聖地に指一本触れるような事はしちゃいけないんだ。

 それに、僕達はかつてのミニッツメンみたいな「本物」ではない。本物の正義の味方ではないし、ヒーローではない。インスティチュートがしてきた功罪があまりにも大き過ぎるし、その憎しみも深い。コモンウェルスへの償いとして貢献していく為に行動しているが、いつ実るか分からない。

 だが、ここで諦めるわけにはいかない。ミニッツメンみたいになれなくても、いつの日か本当の意味で受け入れられる日が来るまで戦い、貢献し続けていく為に歩みは止めない。それを続けていけば「本物」になっていけるのではないかと思うのだ。「本物は続ける、続ければ本物になる」のだと。その本物になる日が長い年月かかろうとも僕は諦めずに続けるのだ。