Fallout4(フォールアウト4)メインクエスト編 第7話 記憶の彼方へ | TES&fallout forever

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  ニックの案内でグッドネイバーに到着した。ここに入ると旧州議事堂が見えた。町を統治するために使用しているのだろうか?

 物思いに耽っている内にフィンという名前の男性が僕に探偵の助手なら保険に入らないかと勧誘してきた。ニックは嫌味を言ってその会話を止めようとしたがフィンはそれを受け流して僕に話しかけてきた。

 嫌な予感がするので尋ねてみると持ち物を全部寄越せと言ってきた。「事故が起きる」だろうからと脅してきた。どうやらフィンはゴロツキだったようだ。何とかその場を乗り越えようとしたらグールの身なりのいい男性がそれを制止した。どうやら市長のようだ。

 

グッドネイバーの市長 ハンコック登場!

 この市長、名前はハンコックというらしい。ニックとも顔見知りのようで通せとフィンに言った。しかし、フィンは食い下がる。何度かの問答の末にハンコックはフィンの気を逸らせた後にナイフで何度も急所をメッタ刺しにした。

 ハンコックはフィンの死体に皮肉を言って事を終えた。なにも殺さなくてもいいのに...。

 僕はいきなり殺しに走ったハンコックに度肝を抜かれた。ここまでしなくてもと思ったからだ。だが彼曰く、グッドネイバーでは日常茶飯事でその内慣れるだろうと言ってフォローしてくれた。驚いたけど僕も慣れるしかないという訳だ。咎めることを言ってしまい申し訳ない。

 グッドネイバーは「人民による、人民のための場所」らしい。誰でも受け入れる場所とのことだ。彼の言う通り慣れるために落ち着いて行動しよう。

 だが、町に入ると視線を感じた。その主は禿げ頭のサングラスを掛けた男性だった。ダイヤモンドシティ・セキュリティに似たような人がいた気がしたが、気のせいだろうか?似過ぎだよなぁ...。

 まず最初に武器を調達しようと思い武器屋に入ると店主がアサルトロンだったことに驚いた。名前はK‐L‐E‐Oといい、どうやら女性らしい。声は男性の声な感じだけど、女性なのだろうか?エンジニアではないので不明だが元々アサルトロンはこの男性の声のような感じで皆女性なのだろうか?よく分からないが女性であるならそのことは尊重しようと思う。

 武器や防具は豊富に扱っているようだ。しかし、話をする中で顔が近づくプレッシャーのようなものを感じたけど気のせいだろうか?

 その次は雑貨を購入しようと思い、女性のグールの店に立ち寄った。店主はデイジーという名前のようだ。僕がグール差別をしないから礼儀正しい人間だと評した。何だか照れくさいなぁ。

 そこで仕事はあるか聞いてみると、ボストン公立図書館がスーパーミュータントに乗っ取られたから始末して欲しいと依頼された。戦前は本好きな女性で思い入れがあるので何とかして欲しいようだ。そのことなら以前パイパーと行動している時に全滅させたのでもう大丈夫と報告した。

 彼女はとても喜び、報酬のキャップを支払ってくれた。それとついでの時に返却期限の切れた本を返して欲しいとお願いされた。近くに行った時に返却しよう。同じ本好きの人と知り合いになれて良かった。

 

記憶への旅立ち

 準備を整えていよいよメモリー・デンに立ち寄った。中は薄暗い感じで座ると閉口して何かを見るためのディスプレイが前方に配置された機械が複数あった。その中央にはミステリアスな女性がくつろいでおり、ニックはその女性と顔見知りのようだった。名前はイルマというらしい。

 ニックを追って地下に降りる前に僕は仰天した。機械の中に服装の違うよく見る禿げ頭の男性がいたのだ。何でこうも行く先々の重要そうな街中で見かけるのだろう?怖くなってきた。僕は早々に地下に降りたのだった。

 地下に降りると以前話に上がったアマリという名前の女性がそこにいた。ニックは奇跡のような無茶を承知で何とかならないかと頼んでみるが、彼女曰く、生きている無傷の脳が必要とのことだ。つまりケロッグが死んでいる今、情報を手に入れるのは不可能という事になる。

 だが、僕達は諦めなかった。ニックは説得し、僕はケロッグを殺した時に手に入れた機械類をアマリさんに渡した。これは海馬であり、それに装着されている物は神経インターフェイスらしい。これを用いることは不可能ではないらしい。ニックには互換性があるとのことで試してみるようだ。しかし、ニックに多大な負荷がかかるようでリスクは承知で取り組まねばならない。僕も覚悟を決めてお願いしよう。

 ニックはケロッグのようになったら止めてくれと冗談を言ったが僕はとても緊張して来た。アマリさんはニックに話し続けることで不調を確認しやすくするように促した。調整してニックに調べてもらおうとしたが上手くいかなかったようだ。インスティチュートの安全装置が発動してロックが掛かったらしい。

 記憶の暗号化を解くには僕とニック二人同時に見る必要があるようだ。上の部屋にもあった機械、名前をメモリー・ラウンジと言い、それを使って記憶を辿るようにしなければならない。上手くいくか分からないがここまで来たのだ、やるしかない。

 上手くいきますようにと願いながら僕はメモリー・ラウンジの座席に着いた。アマリさんは記憶の信号が出ていると言った。その中で特に強い記憶を呼び起こすようだ。それを聞いた僕は意識が遠のいた。気が付くと特殊な空間にいた。脳細胞のニューロンに似た形のものが浮いていた。これが記憶の風景なのだろうか?
 このケロッグの記憶の中に答えがあると信じて僕は記憶の中に旅立った。