オブリビオン(Oblivion) マニマルコの復活編 最終回 小説 | TES&fallout forever

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 戦闘魔術師との最終決戦がこれから始まる。ヘスター砦と言う場所に潜入して最大戦力である竜騎士団を打ち破って同時に評議会の議長となるミーゾスと言う人物の救出も合わせて行うようだ。

 協力者との打ち合わせに関してはモーティマスさんから聞く必要があるだろう。

 

ヘスター砦に潜入せよ!

 霊廟にてモーティマスさんからミーゾスさんがマスター・マニマルコにかなり敬意を払われている重要人物であると言った。

 この前に僕をオブリビオン送りにしたレノルド・ガーティスは死霊術師壊滅に執念を燃やす人物であるという。闇の一党壊滅に執念を燃やし続けたマシウ・ベラモントのような感じだろうか。今度は必ず勝とう。

 そして、協力者は刈り取りし者と言う称号を持つサリスという人物と会わねばならない。

 目的地の洞窟にてサリスさんと出会った。彼は尊大な所があるがしっかりと情報を授けてくれた。この返礼に応えることが出来るように頑張らなければならない。

 洞窟を通り、ヘガーテ峡谷に入った。そこでキャンプしている年老いた退役軍人にヘス聞いてター砦への入り方を聞いた。彼は親切で言ってくれているが僕はそこの竜騎士団を壊滅させることのために聞いているので後ろ髪を引かれる思いで申し訳ないがこれも任務、やり遂げなければならないのだ。

 

竜騎士団を壊滅させよ!

 最初の竜騎士団のメンバーのいる駐屯地を奇襲してその亡骸から砦への鍵を奪うことに成功した。街道の警備兵に対処しつつ砦に侵入した。

 へスター砦に侵入して迫り来る兵士たちを壊滅させて最深部へと向かった。その道すがらに竜騎士団も現れたので、各個始末した。かなりの手強さだったが壊滅寸前まで始末出来たのは我ながら上出来だった。

 最深部へ到達するとかつて僕を罠にはめてオブリビオン送りにしたレノルド・ガーティスが待ち構えていた。僕と死霊術師への憎悪を募らせた彼は話しかける時にはデイドラの兜を被っており、その憎悪を象徴しているようだった。

 彼は正義のために、僕は可能性を見たいがために戦うのでお互い相いれない存在であるのは分かり切っていたことだ。ならばこれ以上は言葉は不要、力の限り戦って未来を勝ち取るだけだ。

 レノルド・ガーティスはその憎悪からなのか魔法によるものなのか何度倒しても立ち上がって来た。まるでマシウ・ベラモントかオバコセのようだった。近接戦闘と魔法の練度の高さから隊長にふさわしい戦いぶりだ。これは骨が折れるぞ。

 彼は確かに強かった。正義と復讐心に燃える脅威であった。しかし悲しいかな、意識は超越できても体はオバコセの時と同じく定命の者である故に限界が来ていたようだった。

 確実に死んではいなかったがもう長くないようだ。彼は僕に「死の抱擁が待っている」と言ったがそれは闇の一党のセリフなので今のあなたにはその言葉をそっくりそのままお返ししようと思う。死後は虚無にて仲間や兄弟たちの魂と共に安らぎを得るといいだろう。

 

ミーゾスを救出せよ!

 戦闘が終わるとサリスさんが僕の目の前に現れた。竜騎士団を壊滅させたことに賛美してくれたが、ミーゾスさんのこともあったので会話はそれぐらいにして確認に向かった。そこには意識が戻らないミーゾスさんと僕を罠にはめたリセッテの死体が横たわっていた。恐らく戦闘の結果を未来視したことで自害したのだろう。

 こうしてはいられない、何とかしてミーゾスさんを助けなければ。

 これは死んでいるのではなく、肉体と精神を切り離して精神世界へと隔絶させる魔法によるものだと言った。このトランス状態を解除するには僕も行くしかないという。ならば成功してご覧に入れましょう。

 そして、ミーゾスさんの精神世界に入ると、ゴーストがうようよしていた。このゴーストは特別のようで何度斬っても死ななかった。それならば無視するしか方法がない。その後僕はここにしかない宝珠を発見したこれは何かに使えるかもしれない。

 そして、障壁でふさがっている場所を見つけさっき見つけた宝珠を納める籠を見つけたので入れてみるとそこから一筋の光が障壁に向かって伸びた。これが三つあったので各方面の道から回収して三つの光を伸ばして障壁を解放した。これで最深部へ行けるだろう。

 障壁の向こう側にいるミーゾスさんを発見した。この障壁はリセッテから自身を守るためにかけたものだという。それも終わったのでポータルに行って現実に戻ろべきだろう。これで救出は成功だ。

 戻ってからはミーゾスさんは先に脱出したようだ。サリスさんはそのことに憤慨したが、これまでの非礼を詫びて僕を認めてくれた。それはとても嬉しかった。これからも協力関係を続けてくれることに感謝しつつ砦から脱出させてくれた。彼との関係もこれから末永く続けたいものだ。

 本拠地に帰還してミーゾスさんが評議会の議長になった。これで妖蟲の教団はその勢力を盤石なものにするだろう。彼らの行く末を見届けるのがこれからの僕の仕事となる。