オブリビオン(Oblivion) ブラックウッドカンパニー編(MOD)第1話 小説 | TES&fallout forever

TES&fallout forever

TESのOblivionやSkyrim、falloutのことを書きます

 闇の一党の聞こえし者になってしばらくしてから黒馬新聞本社でとある記事を見かけた。なんでも新しくレーヤウィンにブラックウッドカンパニーなる傭兵組織が創業されたとあり、戦士ギルドが扱わない依頼でも受け付けるという。

 厳格な基準を設けずに入団でき、なおかつ善悪の境界がないらしい。この急成長したギルドの存在はどんなものになるかが気になる。入団してみようかと僕はこの時思った。

 

ブラックウッドカンパニー入団!仮メンバー認定

 早速レーヤウィンにあるブラックウッドカンパニーの門を叩いて入場した。副司令官であるジャ・ファジルさんに入団の申請をした。この時に名前を聞かれたが闇の一党の時と同じくドロフォノスと名乗った。恐らく血生臭いことも良くやるかもしれないと思ったからだ。

 ドロフォノス「よろしくお願いします。」

 ジャ・ファジル「う~ん、その名前はどこかで聞いたような...まぁいいでしょう。入団を許可します。」

 入団の許可をもらったら今度は仕事の手続きのためにジータム・ゼさんに話を伺いに行くことになった。いくつかの仕事を達成すれば晴れて昇進となる。これはどのギルドでも一緒だった。

 まず仮入団扱いとなり、戦えるかどうかを見定めた後に正式に入団となるようだ。実力の見せ所と言うわけだ。前金としてブラックウッドカンパニーの鎧をもらった。これに報いるために頑張りましょう!

 

アズクラン・トロール討伐任務!

 最初に任務はブランケンマーチからの依頼で、付近にあるアイレイド遺跡のヴィヨンドの内部に生息するアズクラン・トロールを討伐するというものだ。ただのモンスター退治ならシンプルでいいと思っていた矢先にジータム・ゼさんはとんでもないことを言い出した。

  ヴィヨンドに潜むトロールを村人にけしかけて殺害し、レーヤウィンの伯爵から依頼を受けることも出来るという話をしてきたそうすることで高額な報酬が入ることを期待しているのだ。戦わして、生き残った方を殺して、自然にそうなったことを演出するのもいいと提案して来た。

 僕としては闇の一党のようなことをせずにブラックウッドカンパニーの利益になるように行動しようと思うのでいい返事のみして現地に向かった。

 ドロフォノス「...分かりました。」

 ジータム・ゼ「今の件、よく考えて行動してくれよな!。」

 ブランケンマーチの到着後に僕にまかしていただくように念を押してヴィヨンドに向かった。提案した行動をせずに討伐のみで対処して、ブラックウッドカンパニーの信用を得る形にしようと思ったのだ。

 アズクラン・トロールは通常のトロールよりも強かった。しかし、攻撃パターンは同じものなので対処がしやすく、リーダー格を討伐して本部に帰還した。

 本部に戻りジータム・ゼさんに報告したが提案通りの行動出なかったことに不満そうだった。伯爵との取引は出来なかったが、報酬ゴールド+ブラックウッドカンパニーのグリーブ)はくれた。

 そして、村を残したことで後々使えるかもしれないと考え直してくれた。

 次の任務を引き受ける準備は出来ている。期待通りとはいかないまでも成果を出そうと僕は思うのだった。