デイサービスなどなど断固拒否だった父が、人生初めて行った日は、母の退院日でした。
奇跡。本当にがんばった、私。
こちらの記事の続き
としようとしたのに、直近の記事「水曜日④*母の退院&デイサービス通所開始の前夜。マルチタスクの私」が消えてる!!!(私が消した、が正しい)
前回同じことしたのに学ばない…疲れてんのかな…もう繰り返さないように対策します!!
(水曜日の夜)父の衝撃発言…!
父に「今日午前中に打ち合わせした人のこと覚えてる?」と看多機のOさんと大揉めに揉めたことをふってみた。
すると・・・
「覚えてるよ。葬儀屋だろ?」
夫、唖然
私、閉口
アキ「あのさ。なんでお母さんまだ生きてるのに葬儀屋なの…」
ゲン「それもそうか、あはは」
ごまかせてないけどね。。。!!!!
私、この日はさすがに怒る元気は残ってなかったのでスルー
(ここから木曜日)義母到着
母がどんな状態なのか、無事に父をデイサービスに送り出せるのか不安で、あまり眠れなかった私だったが、8時前に義母到着。
この週は結局7日間毎日車で来てベビーシッターしてくれた…
私はもう育児放棄
父をデイサービスに送り出す
昨夜に父に内緒で準備したデイサービスの持ち物を玄関に移す。
拒否するだろうから入浴はないので荷物は少ない。
・歯ブラシ
・歯みがき粉
・コップ
・室内履き
・Oさんから受け取った契約書類
起きてきた父に、義母が「おはようございます」と挨拶すると「朝早いですねぇ~」とびっくりした顔
なんで義母がいるのかも理解できなかったんだろうな。
アキ「お父さん、今日デイサービスだからね」
ゲン「なんで?」
アキ「昨日約束したじゃん、これ見たでしょ?」
リビング、トイレ、階段前の扉、父の寝室の枕元、に昨夜に貼った紙を見せる。
ゲン「なんで僕が家で寝てたらだめなんだっけ?静かにしてるよ、誰にも迷惑かけないよ」←案の定昨日のやり取りを忘れている。
アキ「担当の男性スタッフが昨日来て話したの覚えてない?」
ゲン「内容はあんまり覚えてないけど、来たことは覚えてるよ」←ほんとかな。苦笑
アキ「1時間の予定が2時間半くらい話し合って決めたじゃない。本を読んでるだけでいいから、日中出かけるって。それがお母さん退院の条件なの」←ということにしている。
ゲン「ふーん、そっか。でもさ…」
アキ「昨日もロング缶5本も飲んだから忘れたんでしょ。お酒くさいよ」←本当にこれだけ飲んでた
ゲン「…わかった。行くよ」
義母がいたので極まりが悪かったのだろう。
思っていたよりも短時間で説得に成功勝った…。
9:10 Oさん到着
父がゆっくり準備している間にさっと玄関に出て、父に聞こえないように会話。
Oさん「おはようございます!」
アキ「おはようございます!(父は)いま準備していますので」
Oさん「拒否されませんでしたか?」
アキ「なんとか…(笑)あ、これ契約書と靴など入ってます。不足ありましたらご連絡ください」
Oさん「ありがとうございます。お母さまのご予定は…?」
アキ「13時に病院に迎えに行って、14時に戻ってくる予定です。なので(予定していた16時までは)今日だけでもそれまで父をお願いしたいです」
Oさん「承知しました。他のスタッフとも協力しますのでご安心ください。16時以降に順次お送りしますので」←Oさんに"安心して"と言われると、本当に安心した。
ゲン「おはようございます!」
Oさん「ゲンさん、おはようございます!!僕、昨日お話ししたOです。覚えてくださってますか?笑」←すごいの。このタイミングと、相手を心地よくしながら笑いを取るやわらかい雰囲気が。
ゲン「おぉもちろんですよ~!」←絶対覚えてないでしょ、と思った(笑)
Oさん「じゃ行きましょう!」
ゲン「はいはい、(私に)行ってきまーす!!」
アキ「いってらっしゃい♪」
安心して父を預けられる場所へ、初めて父が出かけてくれたあとの家は、
(義母がいるのに)とてもがらんとしていた。
いかに、常に何か話しかけられ、至る行動に気を張り過ごしていたのかが身に染みた瞬間だった。
どこに行ったか、何を買ってくるかわからない散歩と違い、誰かが見てくれているって(しかも絶大な信頼を置いているOさんもいる環境で)本当に安心。
さ、私は母のことだけに集中だ。
その日午前中の私のつぶやき
ゲンがいない家はとても静か。
どこかに行ってくれてるって、
気持ちにとても余裕ができる。
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