母の幼なじみA子さんと、娘を連れてランチしましたニコニコ

 

 

小学校から地元でずっと一緒だったA子さん。

今も母のことを想わない日はないそうで…。

 

母が亡くなった日も午後1番に飛んできて、弔問トップバッター。

部屋に入った瞬間に、母に抱きついて大泣きしていて。

そのA子さんの姿を見て「あ、弔問ってこういうことか、やばいなこれ(私のメンタルが)」と冷静に思ったのをよく覚えています。

 

 

 

その後、お骨になった母に自宅まで会いに来てくだった日

 

「まだ亡くなった実感がない」と言った私に、

「お母さんの寿命は、もしかしたらもっと短かったかもしれないよね。乳がんのときに亡くなってたかもしれない。でもモモちゃんに会いたくて、がんばったのかもしれないよ。悲しいけど、ゆっくり受け入れようね」って言ってくださった方です。

 

 

 

 

そしてランチの日

話のネタになるかな?と断捨離ダウンで出てきた、もう紙の色が変わっている50年以上前の「文集」を3冊持っていきました。

 

 

 

 

 

「うわぁ懐かしい!私1冊しか持ってないわぁ」

「これ、良かったら貸してくれない?自宅でゆっくり読みたいわ」

と言ってくださったので、お持ち帰りいただきました。
 

 

 

ランチの終盤、A子さんが最後に母と会った日の話ダウンになって…

 

 

A子さん「最後に会ったあの日、モモちゃんの写真たくさん見せてくれて。でも「私、何もできないんだけどさ」って言ってたよ」

 

アキ「え?」

 

A子さん「キミエちゃん自身がたくさん孫育てしたかったんだろうね。アキちゃんが妊娠したってとき「私が(孫育て)全部やる」って言ってたもん(笑)」

 

 

涙があふれてきて止まらなくなった。

母を想って泣いたの、久しぶりだった。



A子さん「私も毎日まだまだ悲しいんだけどね。こうやってキミエちゃんを想って涙が出るのは、彼女が私にいままでの人生でたくさん愛情をくれたからなんだなと思ってるの」


あぁ,なんて素敵な考えなんだろう、とまた涙。



A子さん「キミエちゃん昔ね、何よりも大事なのは、1番にアキちゃんで、2番は(育ての)お母さん、って言ってたわ(笑)」


アキ「え?(笑)」


A子さん「ゲンさんが亡くなるのを想像するよりも、お母さんが亡くなったことを思い出す方がずっと辛いって(笑)キミエちゃんもお母さん早くに亡くしたからね」


アキ「そうですね…」


A子さん「その代わりに、生みのお母さんをあれだけ介護して看取ったもんね。愛情深い人だったね」


そう、母は人に尽くしすぎた人だった。

私、また涙。。。



 

 

A子さん「○○寺にお参りして。最後に「今、私にできることってなに?」って言われたの」

 

アキ「え?」
 

A子さん「治療をがんばることだねって言って、つらいときにはいつでも連絡してって伝えて別れたんだ。あのときまさかこんな早いとは思わなかったけど。キミエちゃんは先が長くないってなんとなくわかってたんだろうね」

 

 

孫育てなんてしなくたって、生きてくれてるだけでよかったのに。

自分が痛くてつらいときに、そんなこと思ってくれてたんだね。

 

 

 

アキ「この前のお彼岸のとき、母が夢に出てきたんです。2日とも「痛い痛い」って言ってて」


そう言ったらダウン、次はA子さんが泣き始めた。。。

 

 

 

そんなこんなで、泣き笑いのランチ会になってしまいました泣き笑い

 

最後にA子さんから

「この前、キミエちゃんと最後にお参りしたお寺に行ったの。これ、よかったら持ってて。来月からはお仕事と育児、がんばってね」

お守りをくださったキラキラ

 

 

これを身につけて、母を想って、4月からがんばって働こうと思います。

 

実は、母が亡くなって、父がいなくなって、無駄に広く感じる我が家に、娘と毎日ずっといるのがつらい日もあります。

働いて、気分転換できたらいいな。




 

 

 

 

 

 

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